夜明けの雷鳴 医師 高松凌雲 みんなのレビュー
- 吉村昭
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2016/08/06 10:40
江戸時代の医師、高松凌雲の博愛と義の人生を描いた長編小説です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、慶応三年、万国博覧会に出席する徳川昭武の随行医師として渡欧したわずか三十一歳の高松凌雲についての小説です。パリの医学校で神聖なる医学の精神を学んだ彼は、幕府瓦解後の日本に戻り、旧幕臣として箱根戦争に身を投じます。壮絶な戦場での彼の敵味方の区別なく、博愛と義の人の生涯を貫いた一大歴史長編です。感動の一冊と言えるでしょう。
2016/07/25 22:56
また五稜郭に行きたくなりました
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投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る
五稜郭タワーには歴史回廊と呼ばれるスペースがあり、高松凌雲についての記載があり、土方歳三の像もあります。歴史ファンが多く訪れます。五稜郭は上から見るときれいな正五角形になっているのに驚きましたが、明治の初め凄惨な箱館戦争があったことをこの本で知りました。高松凌雲は順風な人生を送ったような気がします。新装版になり、解説も読みごたえがありました。
2020/07/18 05:37
近代医学
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
徳川幕府末から明治にかけて活躍した高松凌雲を描く。幕府側としてパリにも随行した凌雲だが戊辰戦争にも活動し明治期も赤十字設立にも関わる。
2016/07/31 09:43
これぞ医者の中の医者!
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投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず思ったのは、こういう高松凌雲のような人物が、近代日本を作って来たのだなあということだ。この小説は、さすがに吉村作品だけあってその人物像をかなり書き込んでおり読み応えがあった。また歴史的意義も描出されていて確かなものが読み取れた。僕が吉村作品が好きな理由である。
人間として一つの信念を貫き通すということはとっても大事である。しかし、今は、損得ばかりが先行する。そんな現代にも一石を投じているような感じである。
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