辺境メシ ヤバそうだから食べてみた みんなのレビュー
- 高野秀行
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辺境メシ ヤバそうだから食べてみた
2021/03/15 18:46
辺境メシ
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「辺境メシ」とは、高野さんがこれまで旅してきた現地でのご飯を指している。高野さんは外部の人間に食べられないような現地独特の食事を食べる事でそこの人々に溶け込めると書いているが、ちょくちょく現地でも食べていないような物を食べている。読んでいて個人的に一番引いたのは、中国の人間の胎盤を餃子にしたものだが、高野さんが躊躇したものとして上げられている物がまさかの日本の章に取り上げられているので、ぜひ読んでいただきたい。
なお、この本はまずいゲテモノを沢山取り上げる本ではなく、高野さんが書いているように、多くのものは食べるとおいしいらしい。むしろゲテモノに見えてもおいしいからこそ、きちんと食文化として成立しているのだろう。
辺境メシ ヤバそうだから食べてみた
2023/11/27 14:37
料理から生活も見えてくる
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲテモノの最たる例は昆虫というイメージを持っていたが、またもや著者に常識をひっくり返された。昆虫などまだ可愛い方だ。
ビックリするような食材も意外と理に適っていたり? 世界各地の人々がどうしてそれを食べるようになったのか。体当たり取材から浮かぶ料理の起源への考察が楽しく、また美食もふんだんに載っている。辺境グルメ、恐るべし。
2022/04/09 12:55
読んで楽しい食レポ
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投稿者:あきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆるゲデモノ食材の食レポが多めだけど、普通の一般的な食レポもあって、必ずしも、ゲデモノに特化してはいない。言葉のセンスもあって、とにかく読んでて楽しい。
インドのカレーは中流になると味がマイルドで旨く、下流だと激辛だということを初めて知りました。
鯨肉。あまり美味しくないような書き方だったけど、小学校の給食で食べた「鯨肉のノルフェー風」は物凄く美味しかったことを記憶しています。甘辛のソースと合っていて。あれから鯨肉は食べることはなかったけど、最近缶詰を食べてみて、やっぱり昔の給食がピカイチだったと思うこの頃。高野さんとは同い年です。
続編あったらまた読みたいです。とにかく、わりと早く読み終えました。
辺境メシ ヤバそうだから食べてみた
2021/02/28 19:15
ここまで喰うか!
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投稿者:mamo - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやはや、驚きです。
4本足のものは机と椅子以外、2本足のものは家族以外、飛ぶものは飛行機以外、水中のものは潜水艦以外、なんでも食べる!
これは中国人を比喩していますが、高野氏は負けてません。
巻頭の写真類がまず圧巻。
本文を読みながら巻頭の写真を見返し、納得するやら驚くやら。
世界の広さ、食文化の奥深さを改めて認識!
辺境メシ ヤバそうだから食べてみた
2023/02/02 12:13
猛毒フグの卵巣
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
発酵学の大家、小泉武夫先生と著者が珍食ベスト1に選んだのが「猛毒フグの卵巣」(石川県の郷土料理らしい)、一匹で30人殺せる毒を3~5か月塩漬けにする。一度は食べてみたいが食べることができるまでにどれだけの人が犠牲になってしまったのかとも考えてしまう
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