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福家警部補シリーズ みんなのレビュー

  • 大倉崇裕(著)
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みんなのレビュー35件

みんなの評価4.0

評価内訳

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本福家警部補の挨拶

2012/01/31 15:49

コロンボ好きによるコロンボ形式の短編集。ひょうひょうとしていてそこがよい。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

刑事コロンボのノベライズを担当した著者による倒叙ミステリ短編集。

本書に収められている4篇ではどれも、冒頭で犯人が殺人を犯す。
本の価値を理解できない二代目「バカぼん」を事故死に見せかけようとする私設図書館の館長。
弱みを握った後輩を強盗に見せかけて殺害した元科警研勤務の大学講師。
ある役を巡って争うライバルを事故に見せかけて中毒死させた女優。
ライバル酒造の社長を事故に見せかけて殺した老舗酒造の社長。

登場する犯人は誰も、明確な殺意をもってある人物を殺す。
そしてその殺害の痕跡を偽装し、
事故死あるいは強盗に見せかけ、逮捕を免れようとする。

そこへ颯爽――ではなくって、「ぴょこん」――と現れるひとりの警部補が
明確な頭脳をもって彼らの犯行を暴いていく。

その警部補の名前は福家。
年齢不詳の童顔。
小さな背丈。
警察手帳をどこにしまったのか忘れ、
毎度毎度事件現場に入るのに苦労する。
折りたたみ傘で現れたのはいいけれど、
たたむのに四苦八苦。
どうみても器用とは程遠い。

酒に強く、
オシャレにはおそらく疎く、
映画が好き。

捜査は基本一匹狼。
タフで事件となると徹夜も厭わない。
それだけ部下の扱いも荒い。

このキャラクター、
コロンボや古畑任三郎とそっくりだ(笑)。


福家は独自の調査と明晰な頭脳を持って
犯人を追いつめていく。
いや、犯人の目星については
事件現場に一歩足を踏み入れたときにわかっていたのだろう。

あとは証拠を固めるだけ。
そのために福家は歩き、尋ね、調査する。

淡々と進む福家の調査。
淡々としたキャラクター。

犯人側も、それなりに肩書のあるひとたちだが、
淡々としている。

サラリと読めて、わたしは好き。
ただ、「サラリ」が物足りなく感じるひともいるかも。
福家のキャラに生活感がないところも
賛否のわかれるところだろうか。
おそらく著者は意図的に生活臭を排除しているのだろう。
わたしは好きだな。

NHKでドラマ化されていたみたいだけれど、
わたしは観ていない。
観たかったなぁ。

続編も刊行されているようなので
文庫化されたらぜひ読みたい。

淡々としているのに
かなりハマってしまった。

さて。
最後にとっておきのひみつをひとつ。

福家警部補は女性なのであります。
そして名前(ファーストネイム)はまだない。
(きっとこれからも、ない)



『福家警部補の挨拶』
・最後の一冊
・オッカムの剃刀
・愛情のシナリオ
・月の雫

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電子書籍福家警部補の追及

2022/10/06 00:40

倒叙ミステリー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んでいて、あ、古畑任三郎みたい…と思いました。しかし、作者は、刑事コロンボが、大好きでこの形式なんですね。それにしても、福家警部補、すごいです。でも、現実的にいうと、女性の一人行動はいくら警官でも危険なのでは?

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電子書籍福家警部補の挨拶

2019/09/22 13:01

倒叙ミステリ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

倒叙ミステリの中短編集。中でも「オッカムの剃刀」がよかった。
倒叙なので、どの話も展開が似たものになるのは避けられないのだが…逃げ切れないとわかっているのに、毎回犯人にワンチャンあるか?と思い読んでしまう。
狙っているのかもしれないが、女性のセリフが古めかしい印象をあたえる。(吹き替え風にしてコロンボっぽさを演出したのだろうか)

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紙の本福家警部補の挨拶

2015/09/03 21:24

読みやすいです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても楽しめました。相手に『到底敵わない』と思わせるまでの描写がリアルだと思いました。名探偵が解き明かすような派手さはありませんが、魅力的な本だと思います。

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紙の本福家警部補の再訪

2015/08/29 14:28

読みやすかったです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズものとは知らずに読みましたが、こちらからでも楽しめました。隠し通すこと、ごまかすことの難しさがとてもよくわかる作品です。

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紙の本福家警部補の挨拶

2015/04/23 21:26

楽しいです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る

本当に『刑事コロンボ』を観てる気分で一気に読めます。

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