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新装版 頼子のために みんなのレビュー

  • 法月綸太郎
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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

頼子のために 新装版

2017/12/30 04:50

懐かしい・・・

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

懐かしさのあまり、ついすぐに手に取ってしまって、すぐに読み終わってしまった。

娘の頼子が死んだ、で始まる父親・西村氏の手記と、その手記を読むことになった名探偵法月綸太郎。西村氏の思いを読み解く法月綸太郎は、とても悲しい事件の真相に辿り着く・・・という話。
いろいろ説明するとネタバレになりそうなので、こんなもんで。

当時の新本格ムーブメントの中で、私がいちばん好きだったのが法月綸太郎だった。その目で見ても、『雪密室』・『誰彼』と比べて文章はぐっと上達していると思う。でもそのあと、あまり書かない人になってしまったのには一抹の寂しさが。
日本の話なのだけど、なんとなく海外ミステリに通じる空気感がある。昔読んだとき、あまりの後味の悪さにしばらく立ち直れなかったものだが、今回は全然平気だった。私も図太くなったのか、もっと後味の悪い作品を多く読んできたからか・・・。
それでも、最後の名探偵法月綸太郎の選択は、探偵としても作者としても「若かったんだねぇ・・・」と思わせる。40代、いや30代半ばくらいだったら、多分違う方法をとったのではないかしら。
今回改めて読んでみて・・・実は綸太郎はかなり早い段階で真相を見抜いていたのでは、と気づいた。ただ、それを認めたくないとか、どう扱うべきなのか迷いが出たから、うろうろと悩んで「「ふがいない名探偵」という立場に甘んじていたのではないか。
そう思うのは、自分も年を取ったからかなぁ。
懐かしさが加速して、『一の悲劇』とかも読み返したくなってしまったじゃないか。

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苦悩する名探偵三部作の始まり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者と同名の名探偵・法月綸太郎シリーズ第三長編。
著者の方向性を決した、出世作にして問題作です。
愛娘を殺した男を殺害した後、自殺したが、死にきれず昏睡状態にある男。彼の推測通り、殺された男は頼子殺しの真犯人なのか? スキャンダル避けとして雇用される名探偵という、実に現代的な役回りで事件にかかわることになる綸太郎は、錯綜する真実に分け入り、いばらの道を歩むことに・・・・・・
著者が評論で提示した後期クイーン問題に実作で取り組んだ三部作の一冊目。
「探偵の推理の真正をどう担保するか(できるのか)?」「探偵と裁きの問題」といった問題は、現代ではこだわる必要がないとの意見が大勢を占めそうですが、私は好きです。何よりこの時期の著者の苦悩と取り組みが、本格ミステリーの発展に寄与したものは決して小さくはないはずです。
法月綸太郎の苦悩の道行きは『一の悲劇』『ふたたび赤い悪夢』へと続きます。

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確かに驚愕

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて読んだ法月ミステリーがこれ。何というかただただ衝撃的というか…気持ちが最初と最後でこんな変わってしまう小説は初めてでした。

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頼子のために 新装版

2017/12/14 16:27

面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まー - この投稿者のレビュー一覧を見る

ラストはやっぱり後味の良い終わり方ではないのだけれども
頼子のためには面白い

読んだ後の何とも言えない後味の悪い余韻も含めて…この作品は好き

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頼子のために 新装版

2023/06/02 18:08

よくできた構成に感動する

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たか - この投稿者のレビュー一覧を見る

手記から始まる前半、そこでおおまかな全体像を掴むも、後半にほころび始める真実の怒涛のラッシュ。最後まで結末は想像できず、一気に読んでしまった。少し後味の悪さがあり、個人的には読み終わった後に凹んでしまった。悲しすぎる真実。

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頼子のために 新装版

2020/04/20 22:32

法月綸太郎最高傑作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽっきー - この投稿者のレビュー一覧を見る

法月綸太郎最高傑作という謳い文句に嘘はなかった。

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イヤミスか……

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

娘を殺された父親が、犯人を殺して、自らも死を選ぶ…しかし、本当に、真犯人だったのか……、しかも、父親は昏睡状態。かなり、昔に読んだのですが、今回、読み返して、令和の今ならばイヤミスだろと思いました。

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