ペンローズのねじれた四次元〈増補新版〉 時空はいかにして生まれたのか みんなのレビュー
- 竹内 薫
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ペンローズのねじれた四次元 時空はいかにして生まれたのか 増補新版
2020/02/03 12:22
この機会に物理学者ペンローズの世界観を楽しんで見ませんか?
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、高度な理数系の知識を誰にでもわかるように丁寧に解説してくれると長年人気を誇っている「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は、物理学者ペンローズによって概念付けられた「スピノール」という考え方について考察した科学書です。この「スピノール」は、相対論と量子論のはざまに生まれた新しい考え方と言われています。そして、これを無数に集めてネットワーク化すると、時空が生まれ、新たな宇宙が生まれてくるのです。この不思議なペンローズの世界観を同書では、徹底的に考察していきます。ぜひ、同書で、この世界観を楽しんでください。
ペンローズのねじれた四次元 時空はいかにして生まれたのか 増補新版
2018/08/16 13:56
追加だけでも価値あり
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投稿者:451 - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはりペンローズは天才。初版は18年前なんですね。懐かしいけど新しい。
ただ、竹内先生の「デビュー作」ではないような…。
ペンローズのねじれた四次元 時空はいかにして生まれたのか 増補新版
2021/12/02 18:40
ペンローズ氏の功績を分かりやすく解説する事に挑戦した1冊。ただし、それでもちょっと難しい…
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックホールの存在を数学的に証明して、その功績で2020年にノーベル賞を受賞したロジャー・ペンローズ氏。現代の物理学、宇宙観に大きな足跡を残したペンローズ氏の功績を日本を代表するサイエンスライターの竹内薫さんが解説するブルーバックスの名著が、本屋さんに横積みで販売されていたので、つい手に取ってしまいました。
現代物理学の最先端を数式を使わずに解説するという意欲的な1冊ですが、読んでみてその”最先端”が理解できたかと言われれば、あまり理解できなかったというのが正直なところ。
そりゃ、大学理学部の数学を専攻する人たち取り組んでおられることを新書1冊で概略だけでも理解できるはずがないですよね。ただ、どういう分野に功績があったのかとか、その程度のことは”ちょっとだけ”わかったような気がします。
でも、ごく一部の専門家しか理解できないような事を一般読者に届けようとする本書のような本が1冊でも多く出版されて、多くの読者の手に渡ることが、日本の国が科学技術立国として維持、発展して行く原動力になるのではと感じます。「最先端はこんなに訳の分からない事なんだ」ということが”分かる”だけでも、意味があるのかなぁ、と思います。
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