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新しい1キログラムの測り方 みんなのレビュー

  • 臼田 孝
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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (4件)
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  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

「国際的な原器」から「物理的に不変な物」へ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「キログラム原器」がなくなる!? 2019年5月、質量の単位の定義が130年ぶりに変わります! 4つの単位が新しい定義に。単位を決めるとはどういうことなのか?「単位」と「科学」の深い関係とは?国際度量衡委員の著者による単位についての本。いよいよ最後の原器が用いられていたキログラムが基礎的な定数との関係を使って定義し直される。1889年に30個作成されたメートル原器と40個作成されたキログラム原器が日本にあることや、原器を保管している国際度量衡局はナチスも侵攻時しなかったと言う興味深いエピソードが紹介されているが、内容は7つの基本単位(長さ、質量、時間、電流、温度、物質量、高度)の現在の定義も簡潔に紹介され、古典物理学の限界の中で新しい単位の定義がどうなるか、ガッツリ解説されている。面白い小説をよんでいるような本。

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電子書籍新しい1キログラムの測り方

2021/10/24 15:01

あなたの知らないところで...

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭のキログラム原器を状態を確認するシーンが、怪しい宗教か秘密結社のような感じで、場違いかもしれませんが、思わず笑ってしまうところです。
一般の人々が知らないところで、こんな苦労されているというのは、ある意味で滑稽なところでもあります(担当されている方には失礼ではありますが...)。
「バカバカしいと思うなよ、やってる本人大真面目」by ラビット関根といったところでしょうか。

それでも、こういう屋台骨になるところをきっちり押さえておかないと、それに乗っかかっているすべてがガタガタになてってしまうというのはとてもスリリングです。アボガドロ定数を決定するために、各国が技術力で争って答えを出し、その答え合わせをすることで、結果が確からしいことを結論付ける、というあたりは、何が何だかわけがわからないけれど、とってもすごくて面白く、まるで最先端のハードSFを読んでいるようです。

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重さの単位であるキログラムの定義が2019年から変わり、それを科学的に検証した画期的な一冊です!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、重さの単位であるキログラム「kg」が130年ぶりに新しくなるという機会に、再度、重さ、質量というものについて科学的に考えてみようという画期的な一冊です。重さの単位として知られるキリグラムは、1889年のメートル条約によって「国際キログラム原器」を基準に設定された質量の単位です。当時は、この国際キログラム原器は、腐食せず、摩耗にも強く、慎重に扱えば10万年は機能するだろうと言われていたのですが、製作から約130年が経た今、その原器の重さが揺らいでいることがわかってきたのです。基準が変化すれば、その重さも変化します。同書では、科学的に測定という行為とその結果を表示する単位について再考察した興味深い一冊です。

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特に理系の皆様方には、是非是非読んでほしい一冊

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る

あるところで、「近いうちにkgの定義が『キログラム原器の質量』ではなくなる」という話を聞いて、その後書店でこの本を見つけた時に気になって購入しました。

少しでも自然科学を勉強されていた方なら、SI単位系はもちろんご存知でしょう。
その「単位の定義」というと、もちろん実務的にも重要ですが、同時に精度良く再現でき、かつ他と循環依存にならないように定義するために、研究者達が力を注いでいるものでもありますね。

普段何も意識せず使っていたメートルとかキログラムとかいう単位も、10桁前後という精度が保証されるような定義を決定するって、もの凄い大仕事だと感じさせられます。

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私たちの身近にある”単位”について深堀下1冊。分かりやすく、内容充実。さすが、ブルーバックス。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

長さ(メートル)や重さ(キログラム)、時間(秒)など私たちの日常生活には当たり前のように様々な「単位」が存在しています。これらの単位がどのように定義されて来たのかという歴史をひもとき、そしてその定義が科学技術の発達に伴い、どう変化していくのかを易しい切り口で紹介する本です。
かつてメートルの定義は地球の子午線を基準に定義され、基準はメートル原器という合金製の棒でした。科学技術の発達に伴い、より高精度が求められ光の波長、そして光の速度を用いた定義へと進化して行きます。
「単位の定義以上には高精度の測定ができない」という制約が、それぞれの時代における最先端科学によって単位を定義する動機付けとなっています。
そして長らく単位の再定義の流れの中で、フランス革命の時代に定義された質量の定義である「キログラム原器」という分銅のような錘で定義されてきた質量の定義が約130年ぶりに改められるという歴史的な瞬間を迎えようとしているのです。これら興味深い事実なども踏まえ、単位の定義がいかに私たちの日常生活に大きな影響を与えているのかを読みやすい新書サイズにまとめた一冊です。

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