科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで みんなのレビュー
- 三田 一郎
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科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで
2020/01/28 09:46
神を信じることと最新科学とはどうつながるのかを著者自らが語ってくれる異色の書です!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、平易な言葉で様々な情報・知識を解説してくれると大人気の講談社のブルーバックス・シリーズの一冊で、同巻は「神を信じることと現代科学」について考察した稀有な書です。同書では、なぜ、このような書を著すことになったのかというか背景として、ある高校生から「先生は科学者なのに、科学の話のなかで神を持ち出すのは卑怯ではないですか」という質問を投げかけられたことが語られています。そこで著者はコペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ボーア、ディラック、ホーキングらが神をどう考えていたのかを手がかりに、科学者にとって神とは何かを調べたと言います。素粒子物理学者として「小林・益川理論」のノーベル賞受賞に貢献し、カトリック教会の聖職者でもある著者による非常に興味深い一冊です!
2019/11/25 22:15
科学とは何か?
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KazT - この投稿者のレビュー一覧を見る
物理学者でキリスト教の聖職者である著者が、宇宙の原理を解明しようとしてきた科学者たちと神との関係を語ります。
コペルニクスやガリレオはキリスト教徒であり、けして神を否定するために地動説を説いたわけではなく、神が書いた宇宙の原理を読み解こうとした。
現在までに科学者が解明してきた物理科学の法則は神の存在を否定する領域ではなく、神がつくり出したと思われていた領域を狭めていく作業だった。
「光あれ」すらも、科学がその始まりを解明しつつあるが、真の宇宙の始まりを追求していけば、いずれは、なぜこのような法則が存在するのか、という謎に行きつき、科学が神を否定できないことになる。
と語ります。
科学の発展と宗教の関係を面白く読むことができ、科学とは何か、考えさせられます。
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