社会学史 みんなのレビュー
- 大澤 真幸
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社会学史
2019/03/27 10:56
アリストテレスからカンタン・メイヤスまで知の巨人が産み出した思想を網羅的に平易な講義文体で
9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ハーバーマスとルーマンは基本の考え方が全然違います。論争を始めたときには、若くして横綱になったハーバーマスと無名の十両みたいなルーマンが対決している、という印象で見られましたが、いざ相撲を取ってみたら、十両のほうがはるかに技のキレが良く、どちらが横綱なのかわからない状況になった。」この種の比喩が多数ちりばめられた文章。著者にとってここまで全面的に寓話/譬話/図式に依拠した本ははじめてではないか。痛快だし、自力で考えてきた、という悠然たる余裕を感じる。新書で読める内容ははるかに超えるが,新書に合う語り口。映画のような構成は大澤真幸氏のファンにはお馴染み。
2020/03/30 10:07
社会学を概観できる
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:y0a - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会学の前史から始まって、フーコー、ルーマンまで主要な学者を網羅。フロイトも(著者によると)欠かせないということだし、かつマルクスもしっかり入っている。最新のボードリヤール、リオタール、ベック、ギデンズ等にも触れている。
ただ並べてあるだけではなく、社会学の議論としてそれぞれどういう関係にあるのか、流れで理解できるところが素晴らしい。
社会学史
2020/05/04 21:35
社会学入門に最適の教養書
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わたし、気になります! - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会学については何も知らない状態で読みはじめました。
本のテーマは社会学の歴史についてですが、社会学の全体的な枠組みの変遷を知ることができます。様々な学者や思想を取り上げていますが、全体を通して一貫した流れがあるので読みやすいです。ただし、難解な思想も含まれているので (特に後半)、なかなか理解できない部分もあります。時間をおいてまた読み直したいです。
初めての学問分野にふれるときは、その分野で何を考えるか、どのような思想に基づいているか、といったことをつかむことが大事です。本書はその点で、社会学を教養として身につけるに適した良書だと思います。
社会学史
2020/01/09 13:26
この切り口は面白い!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:IGBS - この投稿者のレビュー一覧を見る
年末移動の時間に読み込んだ
社会学という文脈、切り口で世の中を考えるって結構面白い
他の学問より身近であり、SNSのようなTechや心理学、哲学的な視点も統合され非常に面白い領域だと思った
自分のものの見方に新たな視点が加わったようで、
ちょっと勉強できた感あり
社会学史
2020/07/31 23:38
学際的な人物も取り扱う
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「社会学」自体をも鍵概念にしつつ、近代より前のプレ社会学的な時期から今後の展望に至るまで、後書きでも書かれている通りどのように理論が発展してきたか、当事者が意識していたものだけでなく事後的な評価も含めどのようにそれぞれの理論が関連するのかについて重点を置いた説明がなされる。フロイトやフーコーなど社会学者とは必ずしも認識されていない人物も取り上げられる。新車にしてはかなり分厚いが、講義録をもとにした口語調なのでそこまで負担を感じることなく読み進めることができた。
2019/04/26 09:47
社会学者
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
フロイトなどは社会学者。社会学者というのが、いったいどういったものなのかという部分から、興味深かったです。
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