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黄昏に花 みんなのレビュー

  • 樹生かなめ
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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

電子書籍黄昏に花

2020/11/13 23:37

枯果てて

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

欲が無くなったら人間こうも枯果てるのかと考えてしまった
池井戸潤の小説ばりの銀行での勢力争い、出世競争に敗れた主人公は、健康も仕事も家庭も失くして、かつてのエリートだった面影もなく部下に舐められ、周囲の人間に馬鹿にされても淡々と生きていく
攻めは現役のエリートで、主人公に一方的にアタック?するのだが温度差が半端ない
どうも主人公のことを考えるとやるせない気持ちになってしまい、勝手な部下たちや主人公に一方的に迫る攻めにも笑えないし、ましてや元ライバルだったり周囲の人間には腹が立つばかりだった
これって続きがあるみたいなのだが主人公は幸せになれるのだろうか
救いのある読んで良かったと思える話になっているんだろうか、不安である

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電子書籍黄昏に花が舞う

2019/02/02 14:50

まったり

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作と同じく、ゆーーーっくりと話が進みます。
それを「まったり」と感じるか、「ちんたら」と感じるかは、読者次第。

攻めが「好きです、好きなんですっ!勃起不全を何とかしましょ!」と再三迫るものの、
受けは「うんー、そうだねー、ははー」と、のらりくらり。

私もその流れに少々イラッとしたのですが、
受けが何ゆえそんなに治療を拒むのか。
攻めに対する気持ちはどうなのか。

読み進むにつれ、それが理解でき、胸にスコンときました。

ジェットコースター的な話ではありません。
あくまでフワフワ〜ユルユル〜とした話。
私は好きです。

続編希望。
二人がセックスを成し遂げるのを見届けたい。
だから星ひとつマイナス

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紙の本黄昏に花が舞う

2012/07/27 15:26

「黄昏に花」の続編です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作からの続きになります。
この作品、BL色は薄いです、かなり。普通の読み物といってもいいくらい(笑い)。
岩井と小田原の関係はほとんど進展してませんし、しません。
今作のメインは岩井の部署の個性的な女性社員たちですねぇ。
とにかく破壊力がすごかった。
岩井の日常が淡々と綴られているのでなんともじれったーくお話が進みます。
なぜ今回女性社員たちにスポットが当たったのだろう・・と不思議に思えなくもないですが
きっと岩井の性格やら日常やらをゆるゆるとしたこのお話の進め方で目指したのかなぁと。
このお話、最後はまた微妙な終わり方です。
岩井と小田原のその後がとてもとても気になります。
でも続編は出ていないのです。なんだかちょっと残念です。
がっつりの絡みやすっきり分かりやすいお話がお好みの方にはオススメできません。
そういうのにちょっと疲れたときに手にとってみるのはよいかもしれませんね。

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電子書籍黄昏に花

2012/07/27 15:06

哀愁とか悲哀とか・・・

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品、電子書籍しかないようなのでこちらにレビューします。
少々以前に発表された作品です。
エリート銀行員からドロップアウトした岩井(受け)。
外見は若いが、45歳、×イチで、更に不能・・・
自分でも「枯れた男」と自覚していて、なんだかとても哀愁が漂っています。
そんな岩井に将来有望営業マンの小田原(攻め)から突然の告白。
自分よりも二十歳も若い小田原からぐいぐい情熱的に迫られるのですが、
枯れ果てている岩井はかなりとまどいます。
全体的に恋愛要素はとても低いです。
でもなんだか、なんというか味わい深いなぁと思ってしまいました。
それと、岩井の部署の女性たちがとにかく個性的な面々で滑稽で笑えます。
小田原が岩井のことを「最後まで自分が面倒を見る」と言うくらい惚れ込んで一途なところがほほえましいです。
とても微妙なところで終わります。でも続きがあります。
「黄昏に花が舞う」に続きます。

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