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バカとテストと召喚獣 みんなのレビュー

  • 井上堅二(著), 葉賀ユイ(イラスト)
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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (9件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
18 件中 1 件~ 15 件を表示

バカとテストと召喚獣 9

2011/04/16 10:09

遅れて参戦するヒーロー?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 姫路瑞希の奇襲でボーっとしてしまった吉井明久は、Cクラスとの試験召喚戦争に遅刻する。明久不在のFクラスは、妙に張り切って補充試験に臨む瑞希の活躍で、戦力不足を感じさせない戦闘を繰り広げる。
 そんな中、遅刻して参戦することになった明久は、Cクラスの代表、小山友香の影に、彼女に作戦を伝授する先輩たちの姿が見え隠れすることに気づく。そして、そのアドバイスは坂本雄二の先手を打つ結果となり、元々不利なFクラスは、勝利への道筋を見失っていく。

 期せずして別働隊となった明久は、Aクラスの上位4人組のサポートを受けながら、少しでも状況を有利にしようと動き出す。同じころ、雄二も全戦力を投入した突撃作戦を実行に移そうとしていた。だが、その作戦の要となる瑞希に、陰謀の魔の手が迫る!

 別行動の明久が、ふだんはあまり絡まない霧島翔子や工藤愛子、木下優子なんかとバカをやりつつ、最後はやっぱりヒーローとして決めてくれます。一方、島田美波なんかとの絡みは減ってしまったので、彼女の印象は少しうすめかも。
 また、新たなキャラクターが登場し、次の展開への期待を高めてくれる。

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バカとテストと召喚獣 8

2010/09/20 22:38

ナイスアイデアな展開と姫路さん

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉井家にお泊まりすることになった姫路さんが冒頭からいろいろと可笑しな行動で笑わせてくれるが、この要素がもう少しあっても良いのにな、と思っていたところ、最後に強烈な一撃で本巻を締め括ってくれた。美波に若干遅れをとっていただけに、これで一気に形勢逆転か?という頑張りである。一時期に比べると腹黒さも減退したし、何より今回はトレードマークの秘密まで明かされる姫路さんの大舞台となっている。ついでに言えば、バカテストの第四問では3人目の回答者として登場すらしている。今後の動向に注目な姫路さんである。

試召戦争については、久方振りに本来の目的たるAクラスへの突撃を改めて読者に示しつつ、思わぬ奇襲を受ける形で、未だ対戦の無かった別のクラスを登場させたところに妙味があった。しかも、これに新登場の不思議キャラ【玉野美紀】の勘違いが加わって混沌を極める面白さである。日常的にもありそうな「誤解」の連鎖を用いた展開で、疑心暗鬼からまさに鬼と化すFクラスの面々がおバカ過ぎて笑えた。今回は明久や雄二よりも目立っていたかもしれない。さらには、これが全て明久(と雄二)の、男女の垣根を越えた恋愛絡みになっているのが本シリーズらしい。おバカなやり取りの応酬も相変わらず面白い。

しかし、この試召戦争はまだ終わらない。あまりの劣勢を挽回するための咄嗟の方便とはいえ、後々大丈夫かな?と思わなくもないこともしでかしているので、これも含めた今後の行く末が気になる。今回は黒幕がいるのである。

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バカとテストと召喚獣 8

2010/08/29 14:41

噂をきっかけにした新たな展開

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 吉井玲の提案で明久の家に居候することになった姫路瑞希。だがそんな幸せな状況を異端審問会が許すはずがない。一応は同居を隠そうとはするものの、明久も瑞希も脇が甘いので、会話の端々に事実が匂わされて発覚してしまう。
 異端審問によりFクラスが分裂状況にあることに加えて、Cクラスが仕掛けてきた謀略で異端審問官たちの明久や坂本雄二に対する嫉妬心はさらに掻き立てられ、とても試験召喚戦争をできるような状況ではなくなってしまう。
 真実と嘘が混じる噂が飛び交う中で、噂を本当にしようと勇気を振り絞る人があり、火消しに励む人もいる。そんな状況で繰り広げられる試召戦争の行方は次巻に持ち越される。

 前巻の闇鍋騒動からの続き。島田美波の妹の葉月もちょっと登場し、いずれ交換留学生が登場しそうな伏線が張られたりもするけれど、基本的には美波にリードされ気味の瑞希が体を張っちゃう感じの展開。
 試召戦争も行われるけれど、それはどちらかというと関係をかき回すためのツールという感じになっているかな。

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バカとテストと召喚獣 7.5

2010/03/01 20:38

本編前巻と次巻を繋ぐエピソードあり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、「表紙の女の子、誰?」と思った諸兄は、その続きとなっている口絵の漫画を良く見てほしい(ストーリーでも「?」だったら髪と瞳の色で判別可)。作者と絵師さんの悲願(?)達成の瞬間らしい。なお、この表紙と本巻収録の短編全4話との関係は一切ない。

【僕とダウトと男の尊厳】
【僕と本音と召喚獣】
【僕と福引きと闇の鍋】
【ウチと日本と知らない言葉】

脱衣トランプで男の尊厳が脅かされる代わりに女性陣の強さが浮き彫りになったり、逆に自我を得た召喚獣によって本音を暴露されかけてオロオロしたり、闇鍋に姫路さんが絡めばどんなことになるか……だったりと、相変わらずの破壊力でメンバー達の日常的な風景が面白可笑しく描かれている。特に女性陣のしたたかさと腹黒さがクローズアップされており、明久達男性陣はタジタジである。ただ、闇鍋のオチは少々肩透かしだったかな?最後の話は、タイトルが示すように島田の過去話。文月学園入学当初の、突然の帰国による戸惑いが綴られるが、これを帰国子女から「人とのコミュニケーションが苦手な人」に置き換えるとなかなか含蓄のある話になったりもする。明久ラヴに至る経緯と、島田が自分のことを『ウチ』と言い始める理由が判明する。よくこれに理由を付けたなと思うし、「明久クン、意外にやるねぇ」という話でもある。

ここで特筆すべきは、闇鍋の話には後日談があって、これが本編(次巻)に繋がることである。なので、本巻を読んでおかないと次で「え?なんで突然姫路さんが……?」になると思うので要注意。

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バカとテストと召喚獣 7.5

2010/02/26 18:35

四話四様の色調

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 男子同士のちょっとした賭けトランプが、いつの間にか霧島&姫路を相手とする尊厳をかけた闘いに変化していく「僕とダウトと男の尊厳」。学園長の実験により、本音をダダ漏れさせるようになった召喚獣を巡る駆け引きを描く「僕とホンネと召喚獣」。ついに姫路の料理の犠牲者が女子組にも拡大?の「僕と福引と闇の鍋」。ドイツから帰国したばかりで日本語に苦労する島田と吉井の出会いを描く「ウチと日本と知らない言葉」の4本の短編を収録。

 召喚獣というツールを介してはいるけれど、日常のちょっとした出来事を面白おかしく描くことが多いので、長編よりも短編の方が合っているような気がする。徹底的にバカバカしい話や、ちょっとまじめな話など、1冊で色々な話が読めるところも、短編の良いところだろう。
 今後の展開に大きな影響を与えるのは3本目、吉井の吉井らしさが表れているのは4本目の話だと思う。

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バカとテストと召喚獣 1

2020/01/31 10:30

面白い

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すねよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔アニメを視聴していて、それからハマった。
アニメと変わらず安定の面白さ。
相変わらずバカやってるFクラスのみんなが好きです。

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バカとテストと召喚獣

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:摩醯首羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る

止まんないね。

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バカとテストと召喚獣 10

2015/08/28 13:17

ようやく見えた頂で

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

Fクラスの半年越しの悲願であるAクラス越えの準備が整った。あとは実際の試召戦争で勝つだけだ。坂本雄二はそのための最後の詰めに余念がない。しかし吉井明久にはいくつか心配事があった。あのキスから姫路瑞希とまともに会話が出来ておらず、しかも、三年主席の高城と小暮が瑞希に執着している。そして島田美波は、リンネ・クラインを以上に警戒している。でも、この戦争には勝たなければならない。
 ついに、AクラスとFクラスの試召戦争の火ぶたは切って落とされた!坂本はFクラス特有の裏ワザを駆使して戦況を有利にしようとするのだが、その作戦は霧島翔子に見透かされ、逆に罠を仕掛けられる展開となってしまう。そしてその影では、色々と暗躍する人々が…。その結末は?

 吉井に対して一歩踏み出したかに見えた瑞希だったが、高城先輩の介入によって、思わぬ方向に流されていこうとしている。吉井はそのことには気づかないのだが、直観的に瑞希を心配しているみたい。
 一方、努力しても報われない感じの美波の方は、吉井への思いをドイツ語で綴った日記を落してしまい、その回収に神経をすり減らしていた。良い子なのに、どうしてこう、残念な方に向かっちゃうんだろう?

 こんなヒロインたちに対し、吉井明久はきっちりと男を見せることが出来るのか?バカの一念、壁を貫く?な展開となっている。
 それにしても、最後の幕切れは実際に学園であったら暴動ものだね。社会では良くあることかもしれんけど。

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バカとテストと召喚獣 10.5

2013/09/27 21:28

バカテス10.5

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:黄猿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

マジウケるわ~?~! 腹痛いわ~~!

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バカとテストと召喚獣 9

2011/04/21 17:46

おバカ成分控えめな試召戦争の顛末とその後

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻から続くCクラスとの試召戦争の後編。久し振りに思えなくもない“戦時”中心の内容となっており、図解もふんだんに盛り込む拘りとサービス精神(?)で雄二の作戦内容を示しつつ今回の顛末を最後まで描いている。これまでと比べて敵方に策謀の要素が強く、他のクラスも巻き込むような展開もあって、単にクラス同士がぶつかり合うだけでない幅広さと奥深さがあったように思う。その代わり、複雑さが増したことで状況が若干把握し辛かったり、戦術に重きをなしたことでバトルそのものは意外に少なかったりもしたが、たまにはこんな『バカテス』も悪くない。

指揮をとる雄二と、訳あって別行動となった明久とで視点を分けて今回の試召戦争、とりわけCクラスの思惑を炙り出す構成となっているが、結果的に全てが繋がるとはいえ、あちらこちらに赴く形となった明久のターンは少し冗長な気もした。まぁ、最後にきっちり盛り上げるクライマックスでアツいところを見せているので結果オーライではあるが。ただ、このような展開ではある程度致し方なしとも思うが、心情描写というか独白的な語り口を前面に出した手法では、本シリーズ最大の持ち味であるキャラ同士のおバカなやり取りが少なくなってしまい、この点において面白味に欠けると判断されてしまう部分もあるだろうなと思った。それでも次巻への引きに繋がる最後のシーンで急におバカなセリフのやり取りが出てくるところを見ると、作者のモチベーション低下やネタ切れといったことではなく、やはり今回はこういう作風ということであろう。

実は今回モーレツな頑張りを見せた姫路さんに絡む展開がこの後に続きそうであり、さらにはこれに絡んできそうな謎の少年と明久が途中で遭遇もしている。そして、もっと言えば最後の最後にFクラスもまた謎の行動をとっている。これら多くの伏線が今後どのように回収されていくのか。様々な期待を抱かせる謎を多く残した結び方である。

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バカとテストと召喚獣 7

2010/01/07 19:36

Get back ERO-BOOK!!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

書評タイトルは、本編終盤に出てくる合言葉である。今回は、没収品の奪還を賭けた試召戦争を、体育祭に絡めて教師との交流野球大会で果たそうという話。ところで、聖典・仲間・参考書・戦友・宝物……これらは全てある1種類の没収品に宛がわれた言葉だが、しかしまぁ、ボキャブラリー豊富というか、何とも苦笑交じりながら激しく同意する崇めっぷりである。他にも学校に持ち込むにはおよそ相応しくない没収品の数々なのだが(抱き枕とか)、これらを奪還する相手が教師なので単純に試召戦争とはいかずに野球で、しかもこれを召喚獣で行うことで本作のテイストに繋げている。野球とはいえ彼我の召喚獣のスコアが表示され、その大差で笑うという本シリーズの(忘れがちだった)基本を久しぶりに見た気がする。正直なところ、読み手にも耐性がついているので当初のような爆発的な笑いは退行しているのだが、個性豊かなキャラ達がそれぞれ闊達にやり取りして動き回る別の面白さが出てきている。二人三脚なのに何故か三人四脚になっている島田や、姫路さんの「伝説のピッチング」から昼休みの弁当にかけて(まさかの“ザクロ”オチ)、あるいは購買での久保君など、クラスの垣根を越えた体育祭らしい状況下で脇役陣が相応に見せ場をつくっている。須川君のような“さらに脇役”にも「異端審問会を率いるカリスマ」なる二つ名が与えられており、この「バカテスワールド」が順調な広がりを見せ、独り歩きを始めたキャラ達の自由な動きに委ねるような書き方が感じられる。そして、本巻では霧島さんの純情可憐で健気な一面や、鉄人の「教師の鑑」たる一言が飛び出して不覚にも胸を熱くさせる一幕もある。他にも、霧島さんの本意に応えようとするカッコ良い雄二や、意外なお茶目っぷりで魅せてくれた、本来は堅物の高橋先生といった味わい深いキャラ達が本巻を支えている。

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バカとテストと召喚獣 7

2009/12/25 23:29

没収品を賭けた野球大会

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 体育祭の一種目として開催される、召喚獣を使った教師との交流野球大会。勝利の暁に返還される、持ち物検査での没収品を取り戻すため気合が入るFクラスの面々。だが、いつもならあらゆる手を尽くして勝利をもぎ取ろうとするはずの雄二が若干精彩を欠いていて…というお話。

 今回は野球というルールの枠組みの中で行う勝負なので、たまに野球を全く知らない人のボケが入る以外には、いつもに比べて自由度が低いため、意外な展開は少ないかもしれない。野球大会がメインなので体育祭の競技もほとんど描かれず、本来ならそこで暗躍するはずのムッツリーニも、いつもよりはおとなしい感じがする。
 次は短編集らしいので、また色々な展開が見られるでしょう。あと今回は、試験問題の元ネタが結構本格的だった気がする。

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バカとテストと召喚獣 10.5

2015/09/29 16:00

過去と未来と現在と

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

後輩ツッコミ役が登場したり、入れ替わりがあったり、成人したFクラスメンバーが見れたり、小学生時代の思い出が語られたりする短編集。幕間ではオカマが選ぶ好みのタイプランキングの発表が行われる。

「僕と兄さんと謎の抱き枕」
 久保利光の弟である久保良光は、最近、兄の部屋で見かけた抱き枕の真相を探るため、文月学園の学校見学会に参加することにした。土屋康太の妹である土屋陽向も一緒にFクラスへと向かうと、そこには異端審問会の面々が待ち構えていた。
 出会う人ごとにくだんの人物、吉井明久についてインタビューする久保良光は、徐々に、文月学園的な思考に毒されていくことになる。

「僕と雄二と危ない黒魔術」
 霧島翔子が持っていた怪しい本を没収した坂本雄二は、偶然、そこに書かれていた黒魔術の儀式を実行してしまった結果、吉井明久と入れ替わってしまった。嫌な予感を覚えた雄二in明久は、吉井玲のセクハラ目覚ましをかわして自宅に駆け戻る。そこには、霧島翔子にプロポーズしようとしている、明久in雄二の姿があった!
 元の姿に戻ろうとする二人だったが、そこに明久に女装させようとする玉野美紀や、工藤愛子とムッツリーニ、島田美波と清水美春らが介入してきて、現場は混乱の渦に落とし込まれる。

「僕と未来と召還獣」
 進路希望調査に迷う雄二や明久の前に学園長の藤堂カヲルが現れ、またもや思いつきで調整した試験召還獣のテスターを依頼してきた。今回は、召還者の20代前半の姿をシミュレーションするというものだ。
 これまでの痛い経験が彼らに二の足を踏ませるが、やはり興味本位で結局召還してしまうFクラスとAクラスのいつもの面々は、シミュレーションした自分達の姿に何を見るのか?特に木下秀吉の未来は必見かも。

「私とウサギと仄かな初恋」
 小学四年生の姫路瑞希は、地味好きとあだ名される、引っ込み思案で病弱で、自分を太っていると思い込んでいる女の子だった。やりたくない飼育委員を押しつけられてしまったとき、彼女を庇って声をあげたクラスメイトの吉井明久と知り合うことになる。
 当時はクラスの女子の人気者だった明久と仲良くする瑞希に向けられるのは、女子のやっかみと嫉妬の視線だ。落ち込み、追い込まれ、自爆発言をしてしまった瑞希は、体調を崩して入院してしまう。そのときに、悲劇と、現在に至るまで彼女を支えた出来事が起きるのだった。


 次巻が本編最終エピソードとのこと。短編集は続くのかな?

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バカとテストと召喚獣 9.5

2015/08/17 13:35

あなたと子供を作りたい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

「僕と子供と召喚獣」
 藤堂カヲル学園長の思いつきで変更された試験召喚システムのテストに付き合わされることになった吉井明久と坂本雄二、そしてFクラスの面々たち。その変更とは、二人で一体の召喚獣を召喚できるようにすること。つまり、二人の子供ができる!
 当然、島田美波と姫路瑞希は明久に、霧島翔子は雄二に迫るわけだが、そこに色々な思惑が絡んで来て…。学年主任の高橋先生の意外な反応が見られます。

「僕と姫路さんとある日の昼下がり」
 ショッピングモールにお買い物に行くことになった明久と瑞希。デートの様な状況にドキドキする瑞希に対して、明久はいつも通り。そんなとき、明久は彼を見つめる視線に気づく。これは異端審問会の誰かか?デートの合間に、命を守る戦いが始まる!

「僕と土屋家と揺れない心」
 一言でいうと、ツッコんではいけない土屋家。明久と雄二、どちらが動揺しない冷静な心を持っているかで言い争いになったため、ムッツリーニの家を舞台として、彼らの冷静さを確かめる企画が立ちあがった。
 審判役の木下秀吉、ゲスト出演の島田美波の自虐的ボケっぷりを見て欲しい。でもこの企画は映像じゃないと表現が難しいかも。

「俺と喧嘩と不思議なバカども」
 7.5巻の帰国直後の美波と明久の物語の裏で繰り広げられていた、明久と雄二、ムッツリーニや秀吉との出会いの物語。やさぐれている雄二の印象がいまと違いすぎる。

 今回はラブコメというよりもコメディあるいは青春ものの要素がちょっと多め。短編という形式のせいもあるのかもしれない。

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バカとテストと召喚獣 11

2013/07/02 17:09

雄二カッコいい

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ガハマ - この投稿者のレビュー一覧を見る

雄二カッコいい
次楽しみ!

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