ハーモニー みんなのレビュー
- 伊藤計劃 (著)
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電子書籍ハーモニー
2013/11/20 17:38
少し前に読んだのですが
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tatu - この投稿者のレビュー一覧を見る
確か伊坂さんのおすすめ図書に入っていたので読んでみた次第です。その時は伊坂さんにかなりはまっていたので、サクッと読んでしまいました。
現在でも医療はかなり人の生活に入り込んできている気がします。いつかはメディモルの様なものが確かにできるかもしれません。伊藤さんも存命中はかなり医療に身体を任せていらっしゃったと思いますからこのような発想になった(実際なっている)のかなぁと思いました。
電子書籍ハーモニー
2015/10/10 16:53
電子書籍版
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめて著者の本を読んでみました。SFには詳しくないのですが、映画はよくみますので、設定やら何やら現代的でおもしろいです。
電子書籍ハーモニー
2017/02/08 10:10
なかむらたかし監督映画化原作
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
マサーズ・ヴィンヤードに入植して近親相姦を繰り返す民族に脅威を感じた。遺伝子操作が現実となった今、心までコントロールされる恐怖が伝わってくる。
電子書籍ハーモニー
2016/02/14 14:28
Foucault
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kentaro - この投稿者のレビュー一覧を見る
明らかにフーコーを多いに踏まえた内容・記述だが、作中の誰が彼の作品を読み、誰が読んでいないのか、といった整理は不十分に見えた。
紙の本ハーモニー
2016/01/11 10:24
闘病の小説家が描く無病世界
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
20代から著者は癌と戦っていた。本作では機械につながれた人々が病に苦しむことなく生きる未来を提示する。悩みや苦しみを乗り越えるからこそ人生は素晴らしいと、34歳でなくなった伊藤計劃は教えてくれる。
紙の本ハーモニー
2015/11/24 20:42
非常にもったいない作品(ややネタバレ)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
個々人の体内に埋め込まれた医療デバイスが個々人の健康状態を常にモニターし、病気をいち早く発見してくれる理想社会。ただ、個々人のほぼすべての情報は公開・共有され、酒やタバコはもとよりカフェインですら不健全とされる「理想社会」。
そんな「健全」な世界において、その維持・管理の先兵たる螺旋監察官たる主人公は、同時多発自殺の謎を追っていく。
おぞましさすら感じる理想の未来と名状し難い結末は、医療の行き着く先や自我の価値というものに刺激的な問題意識を提起してくれます。作品中盤までは本当に「時間を忘れて」読みふけった。
文章が平易で作品がコンパクトなのも好印象。
「エヴァンゲリオン」や「攻殻機動隊」が好きな方はドはまりするに違いありません。
ただ黒幕の行動に一貫性も魅力も感じられず、そんな黒幕に翻弄される世界に重みも厚みも感じられないのはやや残念です。
何より「自由裁量のあるエリートが主人公、謎の黒幕を追って世界を旅して、最終的に黒幕を倒すも、その黒幕の意図は達成され、世界は大きく変貌していく」というように、前作「虐殺器官」とほぼプロットが同じなのはどうなんでしょう。 前作との対比に意味を持たせたかったのなら仕方ありませんが、それには成功しているように思えませんし。
その意味で非常にもったいない作品であると思いました。
電子書籍ハーモニー
2015/02/02 01:18
フィリップ・K・ディックが好きな方に!
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jun3 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者がフィリップ・K・ディック賞を受賞していたことを知らず読みましたが、最初に想起したのがディックでした。本当の意味での人間の「調和」とはどのような状態なのだろうか?今まさに世界の緊迫感が増していく中、もう一度読み返してみる価値があると思います。作者の次回作がもう読めないのは非常に残念です。色々考えさせられる一冊です。
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