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吉原手引草 みんなのレビュー

  • 松井今朝子 (著)
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みんなのレビュー12件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本吉原手引草

2013/04/25 18:36

花魁

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

落語を聞いているような感じで読み進むミステリー小説です。
吉原のことや花魁のことがわかりやすく書かれていますので、吉原に興味のある人にはお勧めです。

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紙の本吉原手引草

2009/10/24 20:56

作家の力量全開、語りの魅力。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 直木賞受賞作です。

 吉原の花魁、葛城の失踪という事件を
各章を吉原界隈の関係者(遣手、女衒、猪牙船の船頭から、幇間(たいこもち)などまで)の一人語りによって、ルポルタージュ形式に描かれています。(勿論小説なんですが)

 小説のメイン・ストーリ又、吉原のしきたり文化の調査もすごいのですが、
この"語り"が見事の一言。
 方言も含めて、作家としててのこのテクニックは、すごい!!。
 作家暦云十年の直木賞選考委員の御歴々皆々様も、
この作家としての手練手管にめろめろだったと思います。
 ただ、この方言が本当に正しいかは別。
 方言でも第三者はだまされてもネイティブの方が聞いて(読んで)
おかしい使い方っいっぱいあるので、、。
 この辺、卵の四角、花魁の誠となんて本書では、書いてありましたが、
見てきたかのように、嘘を書く商売である小説家と誠と花魁の誠は、
なんて書きたくなります。
 でも、やっぱりすごいとは思います。

 ルポルタージュ形式って書きましたが、本書は、そういう意味合いで
吉原とは、どんなところか、知るのには、最適の一冊かも、。
 色んな関係者、が登場するのですが、興味深かったのは、
人買いとか、まるで悪党の如くいわれる女衒ですかね?
 これが、やっぱり、どんな職業そうですが、奥が深いんですね、、。
 
 全体の構成としては、葛城の花魁になるまでのいきさつ、
この失踪事件そのものとその後と、一応ミステリ仕立てにもなっています。

 直木賞っていつもあげるのが、一年から二年遅いって気もするのですが、
本書もそうですね、、。
 松井今朝子さんの作品って「非道、行ずべからず」とこれしか、読めていませんが、小説としては、「非道、行ずべからず」のほうが、上だと思います。

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紙の本吉原手引草

2023/10/01 15:03

優れた構成

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

主役 ヒロインの葛城花魁には最後まで語らせずに、周辺人物の証言で話を構成してゆくという、なかなかに凝った構成を取っている。話が進むに連れて段々と真相が明らかになってくる というクレッシェンドな話の進め方は大筋でいいのだが、途中やや中だるみ冗長なところが見受けられた。逆にエピローグ解決編がやや短すぎるようにも感じた。

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電子書籍吉原手引草

2021/12/31 22:55

吉原を舞台とした謎解き小説

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る

書き手が吉原に関わる人々から聞いた話を、はなし手の口調そのままにつづった文章。早い段階で、書き手が何かの目的で、特定の事件に関してその関係者の話を聞いていることは明らかになるものの、書き手の立場や目的は書かれないまま、肝心の事件も、関係者が隠しているため、少しずつ明らかになっていきます。

少しずついろんな人の話を聞く中で、事件のことが少しずつ明らかになるたび、こうだったのか、ああではないかと想像が掻き立てられます。話し手の心情ではなく、話し手が聞き手に話した内容なので、見得を張って修飾していることもあれば隠していることもありで、最後まで読んだあとにもう一度読み返してみても楽しめそうです。

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紙の本吉原手引草

2018/05/04 08:01

第137回直木賞受賞作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある日突然に姿を消した、花魁の行方に惹き込まれていきます。17人の登場人物が、思い思いの証言をするところが面白かったです。

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