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鹿男あをによし みんなのレビュー

  • 万城目学 (著)
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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (10件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
10 件中 1 件~ 10 件を表示
鹿男あをによし

鹿男あをによし

2010/08/16 19:55

ユニークな痛快さ

18人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

すでに、玉木宏のTVドラマを見た人も多いと思うのだけれど、そして私もそうした組なのだけれど、ともかくもこれは小説として読むことをおすすめします。小説として、とてもよく書けているし、何と言っても、ユニークさにおいては、今日、他の追随を許さない。

いわゆるミステリー仕立てといえばそうなのだけれど、そしてそこに奈良の歴史に関わる、マニア好みの細部が盛り込まれては行くのだけれど、主人公にとってそうであるように、あるいはそれ以上に、予想もしなかったことが、この小説では次々と起こる。そして、そのユニーク過ぎるアイディアの数々が、マキメ氏の文体によって、いかにリアルに見えることか。もはや、驚くしかない。

今や、直木賞候補作家にもなったマキメ氏だけれど、『鴨川ホルモー』もそうであるように、関西を舞台として展開される氏の世界は、文字通り作家固有の世界観を遺憾なく提示しており、圧倒される。しかもそれは、読んで読みやすく、興味を引かれ、先を知りたくなり、するすると読み進める内に、スリリングな興奮がある。もちろん、設定をはじめとして、小説それ自体の完成度も秀逸なもので、現代文学の傑作(の1つ)といって言い過ぎではないだろう。

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鹿男あをによし

鹿男あをによし

2015/01/10 21:18

さすが人気作家の人気作品は、職人技の仕掛け

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

万城目学の作品を初めて読んだ。
とっくに売れっ子作家で、
2007年刊行のこの『鹿男あをによし』を皮切りに
今度の『悟浄出立』でもう5回ぐらい直木賞にもノミネートされているようだから
今やっと読むのは遅すぎるぐらいなのだが、
タイプ的には自分の読む小説ではないように思っていた。
だが縁を得て読んでみると、さすが、という感じで楽しめた。
この本はデビューから2作目だというのに完成度はすこぶる高い。
かなり緻密な計画のもとによく練られた作品という印象である。

まずもって意識させられるのは夏目漱石だろう。
未知の土地に新米教師として赴任する「おれ」という語り手、
そこでの生徒たちとのすったもんだ、
いろいろ癖の有りそうな周辺の人物、そしてマドンナも登場する。
『坊っちゃん』の本歌取りであるのは明らかだ。

その『坊っちゃん』に、題からもわかるようにファンタジーが加わる。
そのファンタジーの、大元の設定のところで謎解きミステリーでもある。
剣道の大会など、学園生活の魅力もあるし、
そしてほのかなロマンスの香りを残して終わる。
お見事。

語り手の性格が飄々としてとぼけた味があって楽しい。
全体にユーモラスな筆致なのもこの作家の特徴なのだろう。

また雰囲気が違うらしい『悟浄出立』と
数日後に発表される直木賞の行方がかなり気になってきた。

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鹿男あをによし

2021/04/11 05:53

おもしろい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

神社にまつられている生き物の由来、各地域のならわしのような事が話のなかにうまく取り入れられていて、とてもおもしろかったです。

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鹿男あをによし

鹿男あをによし

2020/07/18 00:16

変わった作風で読ませ、凝った話と知って唸るエンディングです。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

ふーむ、なんかいいなぁ~と、感動したのは、鹿、狐、鼠たちが、1800年もの長きにわたって、何故に地震から日本人を守ってきたのかっていう、物語の根幹をなす部分。
物語には、ちょっといい加減なキャラクターの日本の神様やら、神の使いの動物やらが、普通の小説に違和感なく登場し、人間の言葉をしゃべったり、人間の顔を動物の顔に変えたりして、かなり変わった作風で面白い。
しかし、日本人を守ってきた鹿、狐、鼠の思いを知ったエンディングまじかでは、卑弥呼と邪馬台国がどこにあったか論争まで登場し、ああ、ここまで凝った話だったか!と感心しきりです。

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鹿男あをによし

2022/05/06 07:15

デビュー作から

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

映像化されるなんてすごい人だ!しかし作品も、映像も、ちゃんと見たことがなかったので、これを機に万城目ワールドにハマッていきたい。

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鹿男あをによし

鹿男あをによし

2020/06/06 17:12

ストーリーに惹き付けられる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うっでー - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつて放映された玉木宏、綾瀬はるか主演のテレビドラマの原作です。テレビドラマも面白かったですが、原作はもっと面白い!
万城目作品は、読者をぐいぐい引き込む魅力にあふれています。
明らかに非現実的なストーリーも面白いし、登場人物の心理描写もきめ細かく魅力的です。

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鹿男あをによし

鹿男あをによし

2016/03/22 11:18

ユニーク且つ感動させられました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アミン - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公が奈良にある学校へ先生として、赴任した所から始まる物語。

最初はファンタジーで、小心者の私はドキドキしながら、物語を先へと進めていましたが
剣道を巡って繰り広げられる熱き青春のようなものも思い出され、段々と心が温かくもなりました。


しかし、最後までドキドキとハラハラさせるような展開がぎゅう詰め。物語はとても美しく幕を閉じたように思います。

登場人物たちも、皆とても愛らしく、それらを含めてこの物語が大好きになりました。

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鹿男あをによし

鹿男あをによし

2016/03/02 06:36

限りなく美しい最後のための突拍子もない物語

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

このためにまず「坊っちゃん」を読んだわけ。赴任から初日、マドンナが出て来るまでがオマージュなのかな。でもそこからはもう100%万城目世界。突拍子もなく人知の想像を越えた世界が展開される。脳みそ追いつかすのが大変。でも面白いんだなあ!大和杯の剣道試合には手に汗握ったし、イトちゃんを心から応援したよ。受け取ったサンカクがまったく違うものでギャフンだったけど、それはそれ。そこからの巻き返しがよかったね。そして迎えるクライマックス。果たして泣かない読者はいるのだろうか。いやいまい。これぞ世界一美しい終焉ぞなもし!

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鹿男あをによし

鹿男あをによし

2016/01/29 13:22

奈良に行きたくなる!!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DaikHanyama - この投稿者のレビュー一覧を見る

TVドラマも見たのですが、正直原作本の方が断トツ面白いです。
大地震を阻止する・・・というのがテーマになっているので、今読むと尚更身近に感じるというか、一層の事「サンカク」で地震を止められる・・・というのがノンフィクションであればいいのに・・・と切実に思ってしまいます。
でも同時に、思わずこれって本当に起こっていそう・・・と思わせる一冊でもありました。
謎とユーモアが散りばめられたとにかく面白い一冊でした。
奈良を訪ねたくないます。
あと、鹿島神宮の勾玉が欲しくなります。

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鹿男あをによし

2015/08/31 15:25

何度読んでも面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごまだんご - この投稿者のレビュー一覧を見る

ファンタジー小説ですが、現実のことと錯覚してしまうくらい、絶妙な加減でファンタジーです。現実にちょっと疲れている人にはおすすめです。

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