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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 みんなのレビュー

  • 貫井ひつじ(著者), 芦原モカ(イラスト)
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みんなのレビュー22件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (16件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
22 件中 1 件~ 15 件を表示

「ーーー叔父さんはシェインに匂いをつけていないと落ち着かないんだ。だから止めない」本文より。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る

狼殿下と黒猫シリーズ第3弾です。

ネタバレがあります。

●狼獣人が暮らすウェロン王国の王弟で銀狼の騎士攻め・ランフォード
●ランフォードの伴侶となった猫獣人の王弟妃受け・シェイン

●ウェロン王国の王でランフォードの兄・レンフォード
●レンフォードの妻で11人の子の母でもある王妃・ノエラ
●ウェロン王国の次期国王に指名された第一王子・カークランド
●王城勤務の老医師・ダルニエ
●国王を支えカークランドを指導する宰相・ヴァーデル

●犬獣人の国クアンツェの王子でランスに憧れる双子の兄・フェリシアン
●王子でありながら考古学に興味を持ち学者になりたい双子の弟・シェルマン

ウェロン王国の二大愛妻家のひとり、ランフォードの愛に包まれ、二人だけなら声を出せるようになったシェイン。国王家族とも親しく交流し、夜は新婚さんのように仲睦まじく過ごしています。そして王弟妃としての務めを果たすため、またランフォードを守るため、シェインは強くなりたいと思うように。

そんなある日、カークランドが留学していた犬獣人の国クアンツェから、今度は王位継承権をもつ双子の王子たちがウェロン王国に留学してくることに。ところがクアンツェ王国の王子たちは問題児で・・・

シリーズ第3弾です(嬉しい!!)。

今作も、外交問題が愛妻家たちが治めるウェロン王国を悩ませています。ウェロン国内が平和だからこそ、諸外国から問題が舞い込むストーリーになるのは避けられないのでしょう。

見聞を広めるためやってきた犬獣人の王子たちが、次々とトラブルを起こし王城は大混乱に。シェインもその渦中に巻き込まれ、ランフォードとシェインは初めての夫婦喧嘩にまで発展!でもちゃんと仲直りをして一層愛を深め合うのでご安心ください。

そしてランフォードやシェインだけでなく、サブキャラの心境も綴られているのがよかったです。カークランド、頑張ったね!

また二度目の匂いづけや恋患いといった溺愛イベントも充実。ランス視点の匂いづけはエロくてよかったー!

今作も芦原モカ先生がイラストを担当。さまざまな登場人物たちのイラストが見られて嬉しい。

ランスとシェインの物語、まだまだ読みたい!!

さらに「見ろ、この勇ましく思い切りの良い玉結びを。」と惚気るレンフォード王と王妃ノエラの出会いも気になります。

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「ーーー私の側で、幸せになってくれ」本文より。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る

『狼殿下と身代わりの黒猫恋妻』の続編です。

ネタバレがあります。

●狼獣人が暮らすウェロン王国の王弟で銀狼の騎士攻め・ランフォード
●ランフォードの伴侶となった猫獣人の受け・シェイン

●ウェロン王国の王でランフォードの兄・レンフォード
●レンフォードの妻で11人の子の母でもある王妃・ノエラ
●伴侶を亡くし隠居中の先王でランフォードとレンフォードの父・ユングエル
●好戦的な狐獣人の国アンデロの公爵で国王の異母姉・カテリーナ(通称・死に太りの貴婦人)
●ロールダール公爵家の評判の悪い五男・スコッツ
○両視点、ほか第三者視点

ランフォードの伴侶となって一年、国王夫妻やその子どもたちに囲まれ、「叔父さんのにゃんにゃん」と惚気られながらシェインは幸せに暮らしていました。そして今年は死者の魂が里帰りをする「ロルヘルディ」がある年です。その期間中は静かに過ごすのが慣習ですが突然、狐獣人の国アンデロから無礼な女公爵がやって来て・・・

幸せな結末で幕を閉じた、王弟ランフォードと王子の身代わりにされたシェインその後です。

続きが読めて嬉しい反面、厄介者カテリーナが来たり、声を失った原因を思い出してシェインが自己嫌悪に陥ったりとつらい展開が待っていました。

でもご安心ください、先王からも注意されるほどの「匂いづけ」に熱心なランフォードが黙ってはいません!もちろん、王妃ノエラや国王レンフォードも味方です。厄介者は追い出され、ランフォードの愛に包まれたシェインは悲しい過去に区切りをつけたのでした。

朴念仁な銀狼殿下の膝の上にまたは腕の中に、奥手な黒猫シェインがいる光景は、読む私たちも幸せにしてくれることでしょう。

芦原先生の獣耳キャラ、最高でした!

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身代わり王子が幸せになるまで

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

末王子と同じ名前だったために、脅されて王子の身代わりとして嫁にだされてしまうシェイン。
声が出なかったり、過去の境遇がせつなかったりとするんですが、シェインが健気な子なので、そんなに重い雰囲気にもならず読みやすい作品でした。

また、ランスが鼻がよく感情を匂いで察知できるために、徐々にシェインにひかれていく様子が描かれていて気持ちが伝わってきました。
ランスの溺愛っぷりが最高です。

最後の終わり方も、墓まで持っていく嘘を抱えるという素敵なものでした。
マクガレンさんがいい人でよかった。

もふもふ要素は耳だけなので、控えめですが、尻尾が活かされていて大満足な作品でした。

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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻

2021/09/22 11:04

溺愛

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かたつむり - この投稿者のレビュー一覧を見る

黒猫が健気で可愛い(≧∇≦)
あそこまで勘違いしてる王子は最近読んでなかったので、楽しかった。
しかも、最後の終わり方が良い!

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(可愛い、可愛い。世界一可愛い。私のシェイン。可愛い。可愛い。可愛い。)本文より。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る

狼殿下と黒猫シリーズ第4弾です。

ネタバレがあります。

●狼獣人が暮らすウェロン王国の王弟で銀狼の騎士攻め・ランフォード
●ランフォードの伴侶となった猫獣人の王弟妃受け・シェイン

誰もが慄くほどの強烈な匂いづけを身にまとい、ランフォードと並んで城下を歩く幸せそうなシェイン。

今日は、近衛兵団の視察に行くランフォードに同行することに。ことの発端は巷に流れるシェインの「重症説」とランフォードの「監禁説」です。犬獣人の国クアンツェの王子の騒動とその結末から、尻尾を痛めたシェインは重症なのではないか。また、嫁いでから一度も城下に姿を見せていないことから、王弟に監禁されているのではないかーーー。そんな誤った噂を払拭し民を安心させるべく、ふたりはイチャイチャしながら城下を見て回りました。

ところが各国の商人が集まる市で、猫獣人と狼獣人のあいだに生まれた赤ちゃんを発見、保護することになり・・・

シリーズ第4弾です(超嬉しい!!)。

今巻は赤ちゃん騒動とダンザの屋敷でシェインの兄的存在だったジョイスの登場がメインです。

シェインが嫁いだことで民たちに良くも悪くも影響を及ぼし、それを無事解決、ランフォードとシェインの絆もより深まったお話でした。今度のお話も良かったー!!

そんな内面的な結びつきはもちろん、「またたび酒」でえちえちになったシェインをランフォードがしっかり抱いて、肉体的な繋がりもバッチリです。

『南瓜の件』をシェインはランフォードにどう説明したのか、気になる〜!

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狼殿下と黒猫愛妻の献身

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る

大好きなシリーズです。
シェインはちょっとずつ言葉が話せるようになったのかな?と思ったらランスの前限定で、ランスと好き…もうなんて可愛いんだろう!ランスはそれで十分満足(笑)
少しずつ時間が経ってて、今度は双子の犬獣人の王子が登場。以前カークランドが留学してた国で少しだけ出てたかな。
いつもシェインが見下されてたけど、とうとうシェインが狙われる側に。自然とランス主体が多くて新鮮でした。匂い付けも具体的で分かりやすかったし、ランスがシェインに甘えてるのもメッチャ良かった!
いつも守られてる印象のシェインが本当はランスを守っていたり。今までも違った目線が良かったです。
内容はもう最初から最後までイチャ甘。カークランドとレンフォードのやり取りもジンワリくるし、大満足でした。

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狼殿下と黒猫新妻の蜜月

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作以上にランスの溺愛がパワーアップ。
今回は義姉のノエラとその子供たちが登場でとても賑やかで楽しい。
三つ子の王子たちが色々解説をしてくれてとても分かり易くて面白かったです。
穏やかな日常を送るシェインとランス。そこに狐獣人がシェインを貶めようとする。
狐さんとノエラの攻防がバチバチ!ノエラは最強。ランスに強いと言わせるだけある。
前作登場のカーライルもでてきて。こちらも良かった。
後半にはシェインの過去が大きく関わる話で…本当に悲しかった。きっとお母さんも寂しかったんだろうな。だからといって許される事ではないけれど。
シェインの過去の傷を全て飲み込んでしまうランスの器の大きさに泣きました。
シェインは十分幸せになってると思うけど、どんな些細な傷でも見落とさず守り抜こうとするランスにシェイン同様、惚れ直しました。

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寵愛の上のは何だろう?

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

狼獣人国の平和の理由がわかる気がした。
もちろん、伴侶を溺愛する国王兄弟に後継者に不安がない子宝(というと第1王子カルロスに叱られるけど)に、国王に必要なものを王族や側近が共有している。
先王の友人医師は、兄にかなわないと言うランスに「即位後の努力もある」、王妃の強さが欲しいと思うシェインには「同じものを求めず自分らしいものを」と伝える。今回、その王妃激怒事件が起きるわけだけど。
犬獣人国で進言、忠告出来る人材が国王一家の周囲にいなかったのとは対象的。
冷静なカルロス視点が良かった巻。

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シェインの家族

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投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

王弟ラルフは「視えてしまう」人でした!
死者が戻って来る大事な祭の時期に来た、狐獣人国王の姉公爵の傍若無人の振舞いに狼獣人国王一家は、愛するラルフが溺愛する、可愛いシェインを蔑む者を許さない。ラルフ狙いと思わせて先王の後妻狙い!
再登場の猫獣人国公爵家の馬鹿息子共々、気持ち良い、ザマァな結末。
シェインも、声が出ない原因の母親への思いが変わり、体調にも良い変化が現れて良かった!

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ずさんな誘拐からの

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投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

設定がしっかりしていで読みやすいです。
猫獣人、狼獣人、狐獣人等、基本的に同じ種族だけで国を作り、異種獣人間では子は生まれない。獣人から獣姿に変化することもないが、耳と尻尾はそのまま。
猫獣人国の王子と公爵家の息子は、2人共に相当な甘ちゃんでお馬鹿さん。
身代りの瞳の色が違ったら、すぐバレるし、駆落ち後のことも何も考えてなかった!
狼獣人国が身代りシェインを受け入れたばかりか、王弟ラルフの寵愛付とは面白過ぎ。

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テーマは「守る」かな?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

微ネタバレあり。
貫井先生のこちらの狼殿下と黒猫妻シリーズ大好きです!
先生の作品はどれもが攻めの溺愛がすごいですが、このシリーズは特に溺愛っぷりが群を抜いていると思います。もちろん、攻めだけでなく受けも相手のことが大好きで大切で守りたいという気持ちが伝わってきます。
シェインは、少ない言葉でランスへの愛を惜しみなく声と態度に表していて、ランスももちろん同じかそれ以上にシェインへ愛を返します。
兄王のレンフォードにはもちろん、幼い姪たちに対しても嫉妬するランスは本当に愛妻家ですね。
レビュータイトルにも書いたとおり、今作のテーマは「守る」が根幹にあるのかなと感じました。
ランスは悪意からシェインを守りたい。シェインは自分のことで気分を害するランスの心を守りたいし、ランスと自分の家族であるレニーたちも守りたい。レニーも自分の家族(とりわけ王妃)、それから国民たちを守りたい。
それぞれ異なる手法でそれを実践しているのがよく分かります。
それから、後継者の第一王子であるカークランドも、とっても立派に成長しているなぁと嬉しくなりました。前作よりももっと出番が多くなり、色々葛藤したり悩んだりしている場面もありますが、父王やランス、弟たちからの言葉によって、しっかりと地に足をつけて人の上に立つに足る男になっていけていると思います。
いつか彼にも、素敵な伴侶が見つかると良いなと思わずにはいられません。
今作にてまさかの2度目のにおいづけが行われて、ますます2人の愛の絆が深まったように見えます。
まだまだこれからも2人の愛を見せつけてほしいです。
今までの2作品を購入している方は迷わずに今作も読んでください!

一つだけ気になるとしたら、挿絵の王妃殿下が前作では茶髪で活発そうで、作品のイメージと合ってたのですが、今作では金髪か銀髪で聖母様のような人だったので同一人物?と混乱しました。
ダルニエ医師やカークランドのイラストも見れたのはとても良かったです!

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狼殿下と黒猫新妻の蜜月

2023/04/25 21:30

続編来た!

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投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

また2人の話が読めて嬉しい!
今回は日本でいうとお彼岸?お盆?みたいなシーズンで国を挙げてのお祭り時期に、キナ臭い客人の訪問が。事後承諾狙いで来た狐獣人、現王の義姉で年甲斐もなくランフォードに色目を使い…
ま、ランフォードがシェイン以外に目を向ける訳もなく。
前作でシェインが働いていた公爵家末っ子が女狐さんと組んで出てきたのはちょっとびっくりした。
2人がラブラブで、シェインが王族含め周りのみんなに愛されまくって幸せそうで良かった

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ほっこり癒されます

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投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

二人がラブラブで、癒されます。
声が出るようになったら、またどんな関係になるんだろ。
さらに甘々決定!見てみたいな(^.^)
よいお話でした。

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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻

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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る

めっちゃ良かったです。出だしの登場人物の多さとカタカナ名がちょっと辛かったけど、話のテンポがよく、とにかくシェインが良いコで可愛い!
声が出ないシェインは国の王子で同姓同名のシェインの身代わりに隣国の国王の弟殿下ランフォードの元へお嫁入りさせられる。
ランフォードの特殊能力でシェインの身元は直ぐバレるけど、手厚く保護され次第にお互いに惹かれていく。
トラブルもあるけど、直ぐ解決されお互いの気持ちが分かりあった後の甘々が最高にバカップル!
ランスのシェインへの愛情がすごくて本当に良かった。
そして後半のラスト…もう涙が止まらなかった!シェインの幼少期は辛かったけど、今はみんなに愛されてて。幸せになってね。

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「まだ未婚の末息子ーーーシェインを感謝と友好の証しに騎士ランフォードの伴侶に送り出す」本文より。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る

猫、狐、狼といった獣人たちが主人公のBLファンタジーです。

ネタバレがあります。

●狼獣人が暮らすウェロン王国の王弟で銀狼の騎士攻め・ランフォード
●ヴェルニル王国の田舎町ダンザにあるロールダール公爵家が所有する別邸で働く受け・シェイン

●猫獣人が暮らすヴェルニル王国の末王子・シェイン
●ロールダール公爵家の評判の悪い五男・スコッツ
●ウェロン王国の王でランフォードの兄・レンフォード
○両視点、ほか第三者視点

物心ついたときには、話すことが出来なくなっていた黒猫のシェイン。母に置き去りにされ行き倒れていたところを公爵家の管財人に拾われ、公爵家の別邸・ダンザの屋敷で働くことに。そこで働く仲間たちは気立てのいい者ばかり。世話をやかれ仕事を教わり、シェインが自国の末王子と同じ名前だったことから『うちの末王子』と可愛がられ、シェインは幸せに暮らしていました。

ところがある日、本当の末王子シェインと公爵家の五男スコッツによって拉致され、花嫁の身代わりにされてしまい・・・

末王子の身代わりにされた黒猫獣人と、狼獣人の王弟殿下が、少しずつ心を通わせ結ばれるお話です。

さまざまなトラブルがシェインのまわりで起きますが(涙)、ランフォードとの距離が縮まるきっかけになるので堪えて読み進めましょう。そして朴念仁の殿下と奥手のシェインの恋は、ゆっくりだけど確実に大きくなってついに実るシーンは感無量でした。

ラストのシーンも幸せな物語にふさわしい締めくくりとなっています。読み終えたあとの心地よさを味わいたい方におすすめの作品です。

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