新九郎、奔る! みんなのレビュー
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新九郎、奔る! 5 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
2020/10/30 07:15
安定感
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投稿者:CB1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どちらかと言うとSF系の作者が歴史物とは、一体どうなる事かと思っていた。しかし「ゆうきまさみ」であることに変わりはなかった。そこかしこに散りばめられたウィットが重くなりそうな進展を柔らかくする、「あーる」的要素もあり、今後の展開が待ち遠しい。ただ作画や構成がそれだけ大変なのだろうが、出来れば隔週連載ではなく、毎週連載になってほしい。
2020/10/19 08:54
派手さはないのに面白い
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投稿者:けいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊勢新九郎(北条早雲)が主人公の漫画でありながら、合戦のシーンがほとんどない。
本巻では多少の戦闘シーンはあるが、ほとんどが土地がどーだの、やれ権力争いだのばかり。
そういう派手なシーンはないのに、物語に惹き付けられる。
登場人物のキャラたちが命を持って生き生きとしているせいでしょうか。
北条早雲の一生をどこまで描くのか分かりませんが、長く続いてほしい漫画です。
新九郎、奔る! 5 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
2020/10/14 00:24
新九郎を襲う運命の荒波。
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
領地東荏原で奮闘する新九郎。
旧九郎との間にも色々と。
初戦は旧九郎に軍配が?
思い悩む新九郎は弦姫と狩りをしたり。
そして、明かされる衝撃の...衝撃でもないのか?弦姫の...理由が知りたいところ。
東荏原では命の危機に瀕する新九郎。
実に喰えないのは旧九郎。
飄々としてなかなか真意を掴ませない。
一見、振り回されている様に見える新九郎だが、一矢報いた面も?
しかし、それが後々に...なのか?
一方、京の都でも伊勢家に転機が訪れ、結局そちらでも振り回されることになる新九郎。 息つく暇も無し。
新たな立場に立った新九郎。
ここからどの様に持っていくのか?
所領はいつの間にか、大変なことになっているし。
男勝りで一枚上手に見える弦姫との関係の行き着く先も気になる。
結局、スクリーンは継承したのか?
新九郎、奔る! 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
2020/06/13 18:44
弦姫がなかなか。
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の所領、東荏原に名代として赴任する新九郎。
しかし、そこで待ち受けるのは腹にいちもつある伯父盛景と意を同じくする息子の九郎と盛景の弟、珠厳。
新九郎が父の領地で見たものとは...
そして、新たな女性キャラ登場!
凛々しく美しい彼女はこの後、新九郎の人生にどう関わってくるのか。
悪戦苦闘しもがく新九郎はこの地で何を得るのか。
一部、誰が誰やらな部分はありますが。
那須家との関係、西荏原を手中におさめ、荏原一体で我が物顔で振る舞う盛景一族との結末は...
実に興味深い。
新九郎、奔る! 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
2019/05/01 08:23
高く安定的
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投稿者:CB1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゆうきまさみ氏の作品は毎作高いレベルで安定しています。
今回の作品は北条早雲の若かりし日々です。今後北条早雲まで描かれるのかどうかは判りませんが、応仁の乱当時の戦乱状況を、史実に基づきながらも時には面白く判りやすく描かれています。
ゆうきまさみ氏を知らない人々にとってもその面白さは一読あっても良い物と思います。
新九郎、奔る! 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
2019/04/13 11:06
新九郎、様々な人と出会い、そして...
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう始まる応仁の乱。
翻弄される伊勢の一族。
新九郎も例外ではなく...
元服して大人の仲間入りする新九郎。
山名宗全と細川勝元の争いは泥沼化。
こうして長きに渡る戦は始まって...
京を去るもの、戻ってくるものと出入りも激しく、名前だけだと誰が誰やら感も。
同じ人物でも官職に名前のルビが振られる事もあり、本当に誰が誰やら。
伊都姉様の縁談も固まりそうで...
巻末、更なる波乱の予感が。
テンポ遅めですが複雑な事情を極力分かるように表現しているようにも。
足軽が今の認識になったくだりも含めて。
新九郎の活躍はまだまだこれから。
次巻辺りから動くでしょうか?
新九郎、奔る! 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
2018/09/10 15:59
歴史物…でいいのかな?
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投稿者:MIF - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゆうきまさみの新刊は「歴史物」。
戦国時代に相模国小田原城を本拠にした北条氏(鎌倉幕府の執権家である北条氏とは別系統なので「後北条氏」とも呼ばれる)の祖、北条早雲のお話ですな。
時代は応仁の乱のあたり(1460年代)なのに、普通にカタカナ英語使って会話してたりで読んでみればいつものゆうきまさみテイスト満載だけどね。
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2025/03/29 15:42
可愛い顔
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投稿者:羽 - この投稿者のレビュー一覧を見る
賢そうなお顔の赤子で笑ってしまいました。
2025/03/13 00:55
新九郎、決断の時。
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよその時が近づく、か。
伊豆の堀越公方の一件から。
息子である茶々丸を嫌う堀越公方はいよいよ腹を決め、将軍になれなかった次男、清晃を呼び戻そうとするも、執事、上杉政憲は伊豆の分裂を避けんがため、それを拒む。
そんなことお構い無しの堀越公方と口の軽い御台所、自由奔放過ぎる茶々丸の三重奏により、政憲は二進も三進も行かなくなり、苦渋の決断の末。
何だかいたたまれない。
その流れ、今川家、駿河の例を見れば、どうなるかは明らかで、茶々丸の血の気の多さと伊豆衆の計算もあり、伊豆はえらいことに。
伊豆に所領を得ていた新九郎にも影響は波及。
十三歳で、か。
この件により、新九郎の中で東荏原の件に踏ん切りがついた様で。
そこで顔を出すのは、強かなあの彼女。
大分お歳を...
真面目一辺倒だった新九郎に降り掛かった数々の苦難。 図らずも煮え湯を飲まされ、情けない思いをすることとなった新九郎の胸に去来するのは。
いよいよただのお人好しから脱却し、父と似た道を歩み始めるのか。
新たな命の誕生の兆しもあり、父として、当主としての覚悟をした顔が見られ、次巻予告では。
覚悟を決めた新九郎。
今までの経験を存分に活かし、次のステージに進む感じかなと。
しかし、清晃も数奇な運命に踊らされ、どうなるのだろうか。
しかし、良くここまで描けると感心しきり。
2025/01/20 18:13
将軍後継争い
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
義政・義尚父子が亡くなり将軍家の家督を誰が継ぐかで様々な思惑が交差する京を舞台に話が進行するのが面白い。
2025/01/20 17:42
家督争い決着
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
今川家の家督争いがついに決着して新九郎は帰洛した。上方では義尚の勾の陣がうまくいっておらず次期将軍についても取り沙汰されておりこの後どうなるのかワクワクする。
2024/12/14 00:27
始まるドロドロの後継者争い。
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今川の件が一段落し、帰京した新九郎。
しかし、義尚の体調が思わしくなく、更に目通りも叶わぬ状況。
それでも新九郎は、注進に及び、更に幼き日の約束を果たそうとするが...
思わぬところから、懐かしのあのアイテムも登場し、悲しみを誘う。
一方、義尚の一件から大御所、義政が表舞台へ。
しかしながら、健康面での問題により、後継者争いも勃発。
日野の血をひく義政に反旗を翻した弟、義視の長男、義材と堀越公方の次男、清晃。
富子は義材に肩入れし、伊勢一門と細川家は清晃に。
なかなか後継を決めず、権力を握り続ける、健康面に問題が出ている義政に周囲は振り回され。
やっと定まったかと想いきや、伊豆の茶々丸辺りも巻き込んでの騒動に発展しそう?
若き日の富子のワンカットが実に美しく、時の流れの残酷さを覚えたり、出番の多いぬいさんにほっこりしたり。
髪が伸びた伊都姉さまも何やら巻き込まれつつある?
あてが外れても…な政元も見どころか。
複雑怪奇な人間模様。
良く描かれていると脱帽。
2024/08/22 14:34
地味にすごい
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
荏原編に突入してからまた違った面白さが出てきました。名代として赴任する新九郎が随分立派になって新しい雰囲気を感じます。舞台が京の都から変わって田舎になったことで、人間関係が再構築され、ストーリーにも新鮮さが生まれました。領地内の主導権争いというきな臭い背景はあるものの、その中でも領民たちとの触れ合いがあったり、那須家と近づきになったり、希望を感じさせるエピソードも多く、読んでいてワクワクしました。地味な題材なのに、この歴史漫画は本当に面白いです。
2024/08/22 14:33
丁寧に描かれたストーリー
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
話が大きく動きましたが、全体としては逆に混沌としてきた印象です。それでも順序だった丁寧に描かれたストーリーはとても読みやすいです。衝撃的な事件が起こる一方で、登場人物たちの昔話が多く語られるなど落ち着いた雰囲気もあります。背景を知ったことで登場人物たちの人柄や関係性がより身近に感じられ親しみが湧きます。伊勢家というものが室町幕府の中で存在感があるというのは今まで知らなかったので、ちょっと不思議な気分です。
2024/08/22 14:32
中身が濃い
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容の濃いとても充実した一冊でした。応仁の乱の経過をこれほど噛み砕いて丁寧に描いた漫画は初めて読みましたが、終始バランスが崩れることなく安定感を保ったまま読めるきちんとしたストーリーの作品で驚きました。本郷和人さんによる考証協力もされていて歴史考証もされているので安心です。新九郎の部分はほとんど創作でしょうが、応仁の乱自体の流れはおそらく史実に沿っているのでしょうね。とても勉強になります。応仁の乱はかなり複雑な戦いですが、漫画で読むとそれなりに駆け引きに道理や筋があることがわかりますね。