死後の世界で、自らの人生を振り返る・・・という設定だと、そこから現世に戻ってやり残してきたことをやり遂げたりする話が多いですが、ここではそのような「救い」は一切ありません(登場人物の外見すら死亡した瞬間のままで固定されてしまっています)。しかしだからといって悲惨な結果に終わるのではなく、それぞれが自分の人生に何らかの決着をつけて次の世界に旅立っていきます。安易にやり直しができない、一回性のものだからこそ、それぞれの振り返りが重みや深みを増し、時には希望すら感じさせてくれる作品です。

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電子書籍死役所　6巻

2016/12/05 21:52

罪の意識というもの

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投稿者：ゆっき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

罪の意識にさいなまれた1話目の彫刻さんと罪の意識がない（であろう）2話目の誓衣・3話目のニシ川が対称的で面白かった。
そして、ようやくシ村の物語へ…本来、成仏できるはずの彼がなぜ、死役所の職員として存在し続けているのか、続きが気になるところ。

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紙の本死役所１５（ＢＵＮＣＨＣＯＭＩＣＳ）

2020/02/15 00:39

冤罪の出来方

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投稿者：JUN　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

生まれる瞬間とでも言うべきか。
警察の[はい]と言うまで問いただす姿勢
ドラマでもよく目にするケド
やっぱり苦手だなぁ…
そら何でもかんでも
容疑者の意見を
鵜呑みにするのはよくないけど…
だからって否定し続けるのもなぁ…
と考えてしまう

志村さん報われないなぁ…

番外編のたらい回し。
言いたいことはよくわかる。
理由を言わないから、
たらい回しにせざるを得ない
役所の人たちもよくわかる。
キャラ総出演も良かった◎

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紙の本死役所３（ＢＵＮＣＨＣＯＭＩＣＳ）

2015/05/07 21:36

読み終わってから帯を読めば尚・・・

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投稿者：花詞　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終わった後は毎回の通り、何とも言えない気持ちが多数を占めました。表紙にもなられているお笑い芸人の話はページを進めていく事に感情移入していった自分がおりこの話を読み終わるラストページの相方の言葉を聞いたうえで帯の文字を読むと尚、この物語を深く感じれる気がしました。そして、読み終わった頃には結構な疲れと自分の事や周りの事とか無駄に考えたり、でも最終的には結局、続きが読みたいなという気持ちにさせられるそんな３巻でした。

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紙の本死役所１４（ＢＵＮＣＨＣＯＭＩＣＳ）

2019/11/19 22:41

現代によくある話

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投稿者：JUN　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

炎上芸人とあおり運転を中心とした話
あとは寝たきり少女の話

死んでから
やりたいことができるようになったと
切ないながらも報われる温かい話が一変

炎上芸人の心ない言葉とか
あおり運転のバカ思考って
よくあるよなーと思いつつ…
自分の利益優先で
目先のことしか考えないのは一緒なのかな
なんか、人間って何なの？って
こういうのに触れると虚しくなる

あおり運転する人は
他人を巻き込んだりしないで
自分だけ消えればいいと思うんだよね
( ￣▽￣){黒い発想になっちゃうけど

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紙の本死役所２２（ＢＵＮＣＨＣＯＭＩＣＳ）

2022/12/30 22:35

時代を反映したものたち

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投稿者：JUN　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ルーチンにこだわりがある清掃員…
ちょっとだけ障害者ってことになるのかな。
整形した美女とLGBTの女性。
ネット配信してるイタリアンシェフ。

どれも明日は我が身って感じだけど…
恨む側も、恨まれる側も
心理描写が丁寧で感情移入しやすかった

個性の大切さ、
自分自身を愛することの大切さが分かる本

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電子書籍【期間限定　無料お試し版　閲覧期限2022年7月20日】死役所　1巻

2022/07/09 21:24