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美味しんぼ みんなのレビュー

  • 花咲 アキラ(画), 雁屋 哲(作)
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みんなのレビュー236件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (10件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (9件)
  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)
18 件中 1 件~ 15 件を表示

20年の力

11人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 海原雄山と山岡士郎という親子が主人公のこの美味しんぼだが、両者はとくに息子の山岡の誤解やらで反目し合っていた。それが、100巻ぶり20年をかけて和解した。和解と聞いた時、安直な強引な展開を心配したが、それこそ誤解であった。言葉少なに自然としたものだった。それが美食倶楽部で行われたことは感慨深い。本当にいいドラマを見たなという感じだった。
 わたしは最近ではレッドクリフやらも書評を通して感想を述べたが、映画もよく見る。しかし、映画というのは基本的に底の浅い運命にあると感じるに至っている。何時間でも語れるが、一言でいえば「所詮2時間」ということだ。100巻20年の最終回の思い入れノ前には塵も同然。「相棒」の映画がなぜ面白いのかといえば、テレビで5年以上もやっているから登場人物の背景の説明が要らず、まるまるストーリーに使えるからだ。その意味で、2人の和解というのは見た方がいいと思う。
 この美味しんぼの功績というのは非常に大きい。およそ食に関することにあっては、学術本の比ではない。著者の鋭い食品業界批判が何度となくしかも正当に主張されたこともその一つであろう。いきなりだが、何の批判をすることがいちばん難しく尊いことというべきだろうか。憲法上では政治に対する批判こそが最大の価値を有する。しかし、資本主義的民主主義の下では、最も批判が容易なのが「政治」であろう。逆に一番批判が難しいのは、巨大企業である。この本質を見落とすと世の中の事象はすべて濁って見ていることになる。
 インチキ「ニュース23」などというのはジャーナリズム宣言などといって、筑紫を先頭に政治の悪口ばかり言って大はしゃぎして喜んでいたが、巨大企業の悪口は言えない。なぜなら、車の悪口を言えば車会社が、食品会社ならロッテやらハウスやらが協賛を降り、番組はつぶれる。
 著者はかつて言っていた「101巻が批判の限界なのです。」と。現実にはもっとひどいのだろう。そして著者は食品業界から大変な圧力を受けていた。現に広告を降りられ、有名どころではマイクロソフトが協賛を降りた。にもかかわらず、雑誌スピリッツは美味シンボを続けた。これは勇気のいることだし、隠れたジャーナリズム宣言といってよい。何度も言うが、ニュース23やらテレビとくにTBSや朝日新聞の「ジャーナリズム」など適当でいい加減、ダブルスタンダードありありのインチキなのである。政治の批判など誰でも出来る。
 一巻から読み始めた人は、おそらく60巻以上はあまりに質が落ちて読んでない人も多いだろう。私もそれが原因で読んでない巻もある。明らかに初期の珠玉の話に比較すると質の低下は著しい。だから嫌いだった。しかし、著者もそのことは認めているという話を最近聞いた。そして著者は著者なりに苦しんでいたようだ。それを聞いてからはそれも込みで読むことにした。そうすると、60巻以降はストーリーよりもむしろ真の意味で「教養本」に近づいたとみて間違いない。話がないぶん、知識が非常に含まれている。この現象は70巻以降の「こち亀」に顕著に見られる漫画の末期症状である。が、こち亀の知識はフィギュアなどが中心でクソ虫の役にも立たないが、美味シンボの知識は陶芸から茶道、郷土文化にまでおよび天と地の差がある。
 美味しんぼは完全に最終回というわけではないが、若かった主人公たちに子供が生まれ、いま和解がなった。時は流れたわけだが、いまのマンガに20年引っ張れる力があるだろうか。非常に心もとない。
 

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山岡さんが3人の子どもの父親になっていた

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サムシングブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る

「美味しんぼ」との出合いは耳鼻科の待合室でした。子どもの通院のたびに熱中して読みました。しかし、買ってまで読みたいとは思いませんでした。そして十数年たった今、「食の安全」が載っているマンガ本があるから読んでみたら、と薦められたのが「美味しんぼ101巻」でした。

第1話 親の味・この心
     驚きです。山岡さんが3人の子どもの父親になっていました。
第2話
食の安全1 「食品の裏側」の作者、安部司さんが登場します。(「食品の裏側」購読しました)
食の安全2 たくさんの添加物の絵が描かれています。視覚の力はすごいです。
食の安全3 日本人の心を壊す「幕の内弁当」
食の安全4 「変わる家族 変わる食卓」の作者、岩村暢子さんが登場
食の安全5 「オーガニック電話帳」の作者、山口タカさんが登場。鹿児島出水市で作っている浅草海苔の取材
食の安全6 香川県高松市「サワラ資源回復計画」 小豆島の醤油作り
食の安全7 千葉県成田市の野菜の自分で種を採ることを広める活動を取材 青森県上北郡東北町の有機野菜の栽培
食の安全8 静岡県藤枝市の無農薬無化学肥料栽培の煎茶・紅茶作り 富士山麓の養豚場
食の安全9 長野県佐久市の有機農業

絵が細やかに描かれていて作者の熱意が感じられました。情報は与えられるものではなく、自分から発信するものだといいます。書評を書くことで微力ながら発信できたらと思います。
是非、興味のある方に読んでいただきたいと思います。

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焼酎も日本酒です

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:南亭骨怠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 思えば,「美味しんぼ」に出会ったのは中学1年生のとき。あれから四半世紀。いつの間にか山岡士郎と同じような年齢になり,そして山岡・栗田と同じ頃に子供が生まれた。今では,家族そろって山岡家の年齢を追い越している。
 95巻は,3分の2が『焼酎革命』
 いくつかの蔵元が紹介されている。その若き蔵主たちの焼酎にかける思いは,とても気分が良い。晴れた朝の爽やかさ。「焼酎も日本酒です」西酒造の34歳の若き社長のセリフだ。焼酎が日本酒の領域に加わってくることで,日本の食文化は広がりを増す。焼酎が洗練されていく・・・楽しみが一つ増えた。
 初期の美味しんぼに,「日本にはスピリッツがない」と嘆く者に沖縄の古酒を薦める話があった。あれから20年,日本の焼酎は世界に誇れるスピリッツになったのだ。
 95巻に出てきた焼酎をいくつか飲んでみよう。
 どうやら焼酎は生魚にはあわないらしい。その分,肉料理には絶妙なようだ。生魚には日本酒,肉料理には焼酎・・・これからの定番になりそうだ。
 この巻には,「美味しんぼ」の長い物語の変換点となる部分がある。山岡がついに後任者を指名した。山岡・栗田が究極のメニューから引退する。
 もうすぐ100巻。究極のメニューをまとめ,海原雄山と和解する? さて,どうなるか。ここまできたら,最後まで買い続けよう。

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美味しいマグロを食べたーい!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 言わずと知れた料理コミックの、定番中の定番。本書93巻の目玉は、前・中・後編の3回で描かれた『マグロのすごさ』だ。
 日本人を相手に好きな魚のアンケートをとると、いつでもトップ3に入るのがマグロだ。具体的に「好きな寿司ネタは?」となっても、大トロや中トロ、赤身の漬けなど、やはりマグロがトップに来る。こうなると、本書の帯の“もはや日本の国魚!?”というコピーも、大袈裟ではない。
 だが、果たして中トロや赤身だけがマグロだろうか。カレイやヒラメだって、ヒレ部分の肉であるエンガワが美味いのだ。あれだけ大きな体のマグロである。もっと味わい深い部分があるのではないだろうか。
 そんな疑問に答えてくれたのが、このエピソードだった。焼き物としてはお馴染みのカマや脳天の握りに、スナズリ(肛門近くの部位)の握り。そう、表紙に並んでいる三つの握りがソレだ。一見すると赤身のようでありながら、その実どれも全くの別物。今では“美味しんぼ的”などとも言われる独特の表現をそのまま借りるならば、一つは「さわやかでかぐわしい香り」がするものであり、一つは「熟したマンゴーのようにとろとろーっとして」いるものであり、一つは「脂があるのにあっさりして」いて「いい香りがする!」ものだそうだ。こう書いているだけで、涎が垂れそうになってしまう。
 これだけでも十分な答えであるが、更なる部位も紹介されている。その部分は「気品のある味」で「高貴なる甘さ」を感じるらしい。登場人物・飛沢周一が思わず発するように、マグロの美味さには限界がないようだ。
 マグロばかりではどうもという向きも、イカに餃子に油揚げなど、登場する食材や料理は幅広いのでご安心を。更に付け加えるならば、マグロのエピソード以外はかなり庶民的。特に『かなり恥ずかしい食べ物自慢大会』に登場するものは、どれもすぐに真似できそうなので嬉しい。

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尖っていた

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

懐かしく読んでいます。
美味しんぼの初期の頃の作品はどれも尖っていて、主人公の山岡史郎が権威主義や常識に捉われた料理会に向かっていく。
この頃は面白かった。

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つい買ってしまう

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:れい - この投稿者のレビュー一覧を見る

この漫画を初めて読んだのは今から10年以上も前です。食を通じて人の気持ちや環境について考えさせてくれる奥深い作品だと思います。毎回いろんな料理が登場するのですが、とてもリアルで「わ〜、食べてみたい」と思わせてくれます。ただの美食漫画と違う点は出でくる料理や食材が時ににとても身近なものだったりするところでしょうか。実際に私も参考にして作ったことがあります。料理は食材だけでなく気持ちで作るものそんな風に思わせてくれるのも魅力のひとつだと思います。10年以上、レベルを下げることなく読者をひきつけてやまない一冊です。

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紙の本美味しんぼ 1 豆腐と水

2001/02/07 14:19

食について考えさせられる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こめかみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この漫画を読むと食について考えさせられます。この作品はただ単なるグルメ漫画とは違うからです。作品のなかでは食を取り巻くいろいろな問題提起もしていて、読むと勉強になる部分も多いです。結構、考えさせられるところの多い作品ですね。
 もちろん、ストーリーの方は漫画としてもとても面白いので、ご安心を。普段はぐうたらしている新聞社員山岡史郎は料理のことになると人が変わったようになって、その才能を発揮します。彼は父である海原雄山とことごとく対決するのですが……

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電子書籍美味しんぼ 10

2021/10/04 23:11

星吉

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:リトルリール - この投稿者のレビュー一覧を見る

なかなか栗田さんが可愛くて良き作品であります。この巻は一話で完結するので読みやすいですよ。美味しんぼは一巻丸ごと一つの題を書くときもありますからね。でも栗田さんの出番がちょっと少ないかな。

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電子書籍美味しんぼ 111

2020/08/02 16:14

叩かれた意味

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あれこれ - この投稿者のレビュー一覧を見る

山岡達が鼻血をだしたことで叩かれていたが、その理由がわからん。福島のことを考えて描かれているのがわかる。

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電子書籍美味しんぼ 110

2020/07/19 00:29

福島県の状況

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あれこれ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この巻だけでは、この作品が叩かれた意味がわからない。後半も読まないといけませんよ。

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尖っていた山岡史郎

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

美味しんぼが始まったのは30年以上前で学生時代に何度も読んだもの。初期の頃の山岡史郎はとんがっていて、何かと既存の考え方やしきたりに反発し、ただひたすら美味しいものを目指していた。
その頃はネタも豊富で、うんちくが増えたもの。

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インド

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

インドに出張する前にインドと言えば紅茶だろうと読み返した。
紅茶の産地や製法の違いが丁寧に書かれていてお土産を買う時の参考になったかも。
しかしニューデリーではカレー三昧で、カレー特集にするべきだったか。

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「美味しんぼって何」を知りたい人へ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まめぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

美味しんぼの第1巻。美味しんぼって、どんな漫画だろう?とりあえず、おいしんぼの事を知りたい人は、試しに読んでみるのに適した本です。

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本当においしそうな本です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:れい - この投稿者のレビュー一覧を見る

この漫画をはじめて読んでからもう10年以上の月日が経ちます。年月は変われどつい手にとってしまうのはこの作品がとても魅力的だからです。一話完結が多いので手軽に読めるということと原作者の裏打ちされた食材等に対する姿勢がよいと思います。また食べ物の絵もリアルで絵からにおいや味が創造できそうなところもこの漫画がベストセラーとなっている要因の一つだと思います。連載当初同僚だった主人公とゆう子さんも結婚し子供も生まれそんな時代の流れも楽しみです。

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父と子の関係

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 山岡の子供達が退院して来た。双子の陽士と遊美は、片方が泣けばもう片方も泣くという双子ならではの相乗効果を起していて、山岡夫妻を睡眠不足に追いやっていた。しかし夜泣きの原因は意外なところに…?
 第4話からの『雄山の危機!?』は不慮の交通事故で父・海原雄山が意識不明の重体に。しかもその翌日に美食倶楽部で大事な宴会が予定されていた。初めは今までの確執から反発し、見向きもしなかった士郎。しかし妻のゆう子に叱咤され、父雄山の為に美食倶楽部の宴会を仕切る事となった…。果たしてその成否は? 雄山と士郎の親子関係も、妻のゆう子の心遣いや、とりなしで少しずつ良くなっていくのでは? と期待出来る。
 個人的には第5話の『父のスープ』のレシピがお気に入り。一般家庭では作れない食材を多く使う本作品のレシピの中で、ここに出て来る“八百屋のスープ”は自分でも作れるレシピ。しかもちょっとの手間で作れてしまう。今赤ちゃんの子供が成長したら、是非作って食べさせてあげたいと思う。

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