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紙の本
水道を救え AIベンチャー「フラクタ」の挑戦 (新潮新書)
著者 加藤 崇 (著)
日本の水道管の一部は法定耐用年数の40年を過ぎている。交換の優先順位を的確に見極めるという難題に挑む、AIベンチャー「フラクタ」の取り組みを紹介する。『Foresight...
水道を救え AIベンチャー「フラクタ」の挑戦 (新潮新書)
水道を救え―AIベンチャー「フラクタ」の挑戦―(新潮新書)
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商品説明
日本の水道管の一部は法定耐用年数の40年を過ぎている。交換の優先順位を的確に見極めるという難題に挑む、AIベンチャー「フラクタ」の取り組みを紹介する。『Foresight』連載に加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の水道管は総延長にして地球17周分、うち4周分は法定耐用年数の40年を過ぎている。しかし、地中に埋められた水道管は、材質や地質、環境によって大きく寿命が異なり、交換の優先順位を的確に見極めなくてはならない。今、その難題に挑むのが、水道管を「見える化」するDX技術を持つAIベンチャー「フラクタ」だ。全米82・国内34事業者が採用、その精度世界一。水インフラの救世主、挑戦のドキュメント!【商品解説】
著者紹介
加藤 崇
- 略歴
- 〈加藤崇〉早稲田大学理工学部応用物理学科卒業。元スタンフォード大学客員研究員。東北大学特任教授(客員)。フラクタをシリコンバレーで創業、CEOに就任。
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紙の本
水道事業の色々を知れる1冊です。
2023/01/03 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
水道事業会社を手掛ける著者が、水道や水道事業の国内外の実情について、赤裸々に著した1冊です。
当書を読めば、蛇口を捻ればすぐに飲料水が出る日本の今の水道への有り難みと、その環境が決して未来永劫続くわけではないことに気付かされます。管が地下に埋められているため、身近に感じない水道事業について、学べる絶好の機会を当書は提供しています。
紙の本
水道インフラを守れるか
2023/05/05 05:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
蛇口をひねると水がでる
日本に住んでいると当たり前だと思っている事が、実は「水道管の老朽化」により危機にひんしている
地下にあり「見えない」水道管を「見える」ようにすれば、早急に手当が必要な水道管を適切にメンテナンスできる
日本の水道事業の問題がよくわかる一冊です
紙の本
日本の水道管も、限界が来ているものが多いのね。
2023/01/17 19:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年の市議会傍聴で、水道管破裂と地面陥没の件の発言を聞いていて。
そして、公営事業の水道の民間委託の記事を読んで。
最近、水道に対して感じる事があり本書を手に取る。
筆者は、AIベンチャー企業のフラクタを立ち上げ。
米国スタートで展開。
(日本は、なかなか動かない国なのね)
地中の中の水道管の、寿命等を可視化して交換の優先順位を見定めるお仕事を。
日本国内の水道管は、総延長距離は地球を17周分で。
その内4周分は、すでに法定耐用年数を過ぎているとの事。
自治体によっては、設置の場所と年数が不明なところが多く。
長年の職員達のカンに頼る部分が多いとの事。
また、担当者が減らされて来ている事。
AIにより、菅の材質や埋まっている地面の地質・環境等のデーターを入れて。
(データーを重ねる毎に精度が上がるとか)
水道管破裂による被害を最小限に。
米国での成功から、日本に展開して参加する自治体も増えているとか。
フランスの水メジャーは、自国から世界に広がっている件。
地球40周分の水道管を持つアメリカの取り組み。
早々に水道民営化をなし遂げたイギリスの取り組み。
等々も紹介され。
最後は、「世の中を少しでもフェアーにする為」に始めたこの仕事までの道のりの話しを。
続編が楽しみな一冊でした。