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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.12
- 出版社: きこ書房
- サイズ:20cm/181p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-87771-078-7
紙の本
仕事は楽しいかね? 1
「仕事は楽しいかね?」 大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の問いかけに、動揺してしまった35歳の「私」。仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない私に、老人は...
仕事は楽しいかね? 1
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商品説明
「仕事は楽しいかね?」 大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の問いかけに、動揺してしまった35歳の「私」。仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない私に、老人は一夜だけの講義を開始した…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
デイル・ドーテン
- 略歴
- 〈デイル・ドーテン〉1950年生まれ。アリゾナ州立大学大学院卒業。80年マーケティング・リサーチ専門会社「リサーチ・リソーセス」を起業。現在、米国を代表する人気コラムニスト。
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紙の本
何度読んでも新しい気づきを与えてくれる清涼剤
2004/12/06 01:37
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:平野雅史 - この投稿者のレビュー一覧を見る
早いもので、本書が出版されてからもう3年が経とうとしている。お話としての読みやすさの完成度は高いし、(年食ったからか)何度読んでも新しい気づきを与えてくれる良書。これは実際読んで頂ければ分かるだろう。
本書で特徴的なのは、なによりビジョン→プラン→ドゥー→シーという、ビジネスや個人の成長にありがちな考え方の汎用スタイルをあっけなく否定していることだろう。
時代が成熟化し、市場が競争化するに連れるほど、何が成功するかは混迷していく。ご多分に漏れず成熟化したわが国でもサービス経済化が進行している訳で、ビジネスや個人の仕事のあり方は多様性が増す過程にある。「狙え・構え・打て」的な、もしくは「先知後行」的な考えで臨む方がむしろ非効率になる場面も出てくるのは無理からぬ。主人公マックスは、「目標に関するきみの問題は、世の中はきみの目標が達成されるまでじーっと待っていたりしない」、「必要は発明の母かもしれない、だけど、偶然は発明の父」と言い、偶発性を受け容れる自分を創ることを薦めるのだ。
そして、そのうえで「試す」ことの価値を改めて説く。すなわち、失敗の擬似を沢山創ることでそのなかから成功するシーズ、失敗からの学びを得ようと説くのだ。曰く「試してみることに失敗はない」、「遊び感覚で色々やって成り行きを見守る」と言う。
そして、なにより、仕事に身を投じるなかで楽しみを感じ続けるために、如何に「試してみる」ことが大切かを切々と語りかけてくる。「人生とはくだらないことがひとつふたつと続いていくのではない。ひとつのくだらないことが何度も繰り返されていくのだ」、「明日は今日と違う自分になる」と言う。新しい自分を試してみないことには、ツマラナイという負の連鎖から抜け出せないということなのだろう。
勿論、本書のような自己啓発書のようなお話を気に入らない向きもいるだろう。ならば、『あなたの知らないヒットブランドの本当の話』(ジャック・ミンゴ著)は試すこと・偶発から生まれた成功の実例を示している。理論的に考えたいなら、『失敗を生かす仕事術』(畑村洋太郎著)も良いだろう。ただ、本書に清涼剤としての付加機能がついていることは、改めて有り難いと思う。
紙の本
試してみることに失敗はない
2002/06/16 07:52
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、仕事の本質をついていると思います。
今、ロジカルシンキングや目標の設定などいろんなツールが
流行っていますが、この本では、そういうことをすることで
解決する問題よりも、日々自分を変化させて昨日と異なる自
分になることが必要だと述べています。
現代のように変化が大きい社会では、自分で目標を設定した
としても、目標は達成するまで待ってくれない。それよりも
臨機応変に対応しようということです。
また、人まねをせず自分のオリジナルについて一生懸命頑張
ること、自分の中で完璧がと思うことに対して、さらに工夫
を凝らして頑張ることで、よりよくしていこうと思うことな
どビジネスセンスに対するアドバイスに満ちています。
仕事に対して一生懸命頑張っているのに、不安や不満を感じ
ている人にはぜひオススメな本です。
紙の本
タイトルとは別。
2020/11/01 20:30
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポアロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
たまたま仕事場のデスクに置いていたら、タイトルを周りの人が見て、「こいつ仕事辞めたいのか?」と思われ、ギョッとされた。
でも、むしろ内容は逆。辞めるどころかやる気が出た。
職種は問わず、クリエイティブに、何かを新しく生み出す仕事に関わっている人は、研究を志す覚悟や姿勢を見つけるヒントになる。あの京都大学の山中教授がオススメするだけあって、やはり読むべき1冊だと思う。
紙の本
楽しく読めます
2017/02/08 18:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケンパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語っぽい構成で、すらすら読めてしまいます。
業務の悩み、行き詰まり感、漠然とした将来の不安などをお持ちの方にぜひおすすめです。
悩む前に、変化をつけて取り組んでみる習慣が少しずつ身について来ました。(まだまだレベルは低いですが、意識を改めることは大切。)
ビジネス書をあまり読まない方にもおすすめです。
紙の本
手元に置いておきたい本
2024/02/16 20:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Monty - この投稿者のレビュー一覧を見る
明日とは違う自分になる。そのために試すことに喜びを見出せるようになる。ボーッとしていてはダメ。楽しさ(チャンス)が通り過ぎていく。
紙の本
日々仕事に追われる主人公が、ある日であった老人の言葉から自己変革を遂げる物語仕立てのビジネス啓発書です!
2017/12/22 12:29
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、物語仕立てに書かれたビジネス啓発書です。主人公の私は、突然、大雪のために空港で立ち往生となります。その時、偶然出会った老人と話をするうちにビジネスで抱えている問題を打ち明けてしまいます。老人からはいろいろな質問が出され、主人公はそれに応える形でストーリーが進んでいきます。実は、その老人はどの企業のトップもアドバイスをほしがる高名な実業家だったのです。本書は、すべて主人公と老人の会話形式で進んでいきますので、とてもわかりやすいです。加えて、そのストーリーには私たちが日頃の忙しさの中で見落としている様々な気づきが埋もれています。
紙の本
仕事観を見直すことができる本
2017/11/09 08:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FS - この投稿者のレビュー一覧を見る
将来への希望もなく、日々仕事に追われている。そんな主人公を自分に置き換えて読み進めるなかで、自分の仕事観を見直すきっかけになりました。良書です。
紙の本
明日は今日と違う自分になる!
2016/11/22 13:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はまちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かを試すことってワクワクするし、楽しいですよね!
試さないと分からないことも沢山ありますし。。。
私は昨日、あることを試してみたら、
いい成果をあげることが出来ました!
ありがとうございます!
紙の本
ポップなソクラテス登場。
2002/06/01 23:57
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポップなソクラテスと呼びたくなる、一夜限りの講師の名は「マックス・エルモア」。
「まんねり」「諦め」「閉塞感」等々にどっぷりつかっていた、作中人物の私(プラトンみたいな立場でしょうか?)が、萎んだ気持ちに活力を得て、翌朝から「挑戦」を再開する物語。
これこそ、大人のための童話です。
どうにも気持ちが「萎んで」しまって、やりきれない方にこそ、お薦めしたい一冊です。
紙の本
発明・発見は楽しいかね?
2002/05/29 02:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「成功者である老人が、成功するための秘訣を主人公に語る」
物語形式の啓蒙書。
データと主張、物語が上手く融合しているので、楽しく読めます。
小学生のころ読んでいた、学研の学習誌の記事がこんな感じだったなあ、と読了後に感じました。
この本では、コカ・コーラやリーバイスなど、世界的なヒット商品の発明エピソードも紹介されています。有名な話ばかりですが、心配蘇生法の隠された発見エピソードは初耳でした。実に、米国人らしい逸話で、「渡米することがあっても医者にだけは掛かるまい」と思ったものです。半分冗談ですが。
紙の本
ファンタジー仕掛けのビジネス本
2008/08/17 23:00
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジー仕掛けのビジネス本。自分の人生と仕事をどのようにとらえ、今後の方向性をどのように考えるかを物語形式で書いた本です。
ただ、内容的にはサプライズな部分はなく、しごくまっとうなことが書かれています。
章建ては14で、それぞれのタイトル自体が非常にうんちくがあるお言葉。
「試してみることに失敗はない」
成功を目指して試すことを続ける限り、失敗はない。失敗するということは、あきらめてしまうということ。諦めた時点で、失敗が確定するということだと思います。
うーん。いい言葉。
ただ、実際のビジネスでは、試すことはお金がかかることでもあるため、そうそう簡単にはいかないと・・・本書はあくまで心構えの部分。実際のビジネスの進め方は、そこからもう少し工夫が必要。
http://blog.livedoor.jp/c12484000/?p=3
紙の本
仕事にストレスを感じる人はリフレッシュにお読み頃
2002/10/16 02:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やんちゃ青 - この投稿者のレビュー一覧を見る
突然の天候不良により空港に一晩やっかいになることになった主人公と、その傍らにいた一人の老人。彼がビジネスに関していろいろと教えてくれるトーンで本書は書かれています。体裁的にはザ・ゴールと相似通ったところがあるのですが、ザ・ゴールは明確なテーマとともに比較的具体策が述べられていたのに対し、本書はビジネス成功論の域を脱しないところに留まっています。当然のことながらビジネス・仕事について成功を収めるための決まりきったハウツは存在することもなく、当然といえば当然なのですが。
『新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ』。
『本当の達成というのは、あるべき状態より良くあることなんだ』。
2002年の今年、ノーベル化学賞に島津製作所の田中さん、物理学賞に東大小柴さんが見事選ばれましたが、特に田中さんは大学までの専攻が異なっていて、それを今回の研究に生かして新たな発見を見出したことは、本書に示された先の2つの教訓そのものをあらわしています。
本書を読んで「自分もノーベル賞を」とまではいきませんが、楽しく仕事をする=毎日何かに感動しながら、観点を変えて考える余裕を持ちたいと感じるのでした。
なんとなく仕事にストレスを感じる人はリフレッシュにお読み頃です。
紙の本
ストーリーが楽しいビジネス本って。
2002/01/26 13:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:駿府譲 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「仕事は楽しいかね?」 そう、聞かれると困りませんか? 誰も、周りにいなければ素直に答えるかもしれませんが(笑)。
この、私を「複雑な心境」にしてくれるタイトルの本は、仕事を楽しくする「思考のアドバイス本」である。『「思いつき」と「偶然の出来事」は異母兄弟』。『試してみることに失敗はない』。そんな短いセンテンスがちりばめられていて、仕事をしていく上で、思考のキーワードになってくれる。
そんな私も、「偶然」、この本を手にすることになった。この「偶然」によって書評を書くことができている。そして、これがビジネス時の思考に影響を与えている。
『「必要」は発明の母かもしれない。だけど、「偶然」は発明の父なんだ。』そんな「偶然に気づき、試すことができる人間になる」ための必読本です。
紙の本
仕事してからまた読みたい。
2016/02/02 11:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いく - この投稿者のレビュー一覧を見る
今はまだ仕事していないので、
仕事始めてからまた読み返したい本だなと思った。
本当のお金持ちは見た目じゃ分からない。
紙の本
どうすれば仕事を面白く、人生を楽しく、わくわくしたものにできるか?
2002/02/15 21:17
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■<ワン・チョット>
「試してみることに失敗はない…」
■<モウ・チョット>
35歳になるサラリーマン(私)は運悪く吹雪のためにフライト・キャンセルとなったシカゴ空港で足止めを食うことに…。スーツを着て床に座りこみ、なんてこった!とふて腐れていると、そこに70才前後の老人がやってきた。初対面なのに老人は次から次へといろんなことを質問してくる。実はその老人は発明家・起業家として巨万の富を築いたマックス・エルモアという人だった。
吹雪で閉鎖された空港の中で続く私とその老人との会話には、人生の成功を導く秘訣が散りばめられている。示唆に富んだビジネス・エピソードが、老人と私の会話という物語の中で展開するのだ。知らないうちに読者はそのサラリーマンになったような錯覚を覚え、老人の言葉に耳を傾ける…。やがて、もっと吹雪が続けばいいのに… なんて思ったり…。
楽しくて仕方がない仕事をしているラッキィーな人はそんなに多くはない。しかし、私達のまわりには、ひょとするとコカコーラの創業者であるジョン・ペンバートンや、リーバイスのジーンズを生み出したリーバイ・ストラウスや、ベルクロを発明したジョルジュ・ド・マエストラルのようになれるかもしれない「とんでもない金脈」が転がっているものだ。
でも私達は、今日は昨日と同じ、明日も今日と同じ… 生活の中で時間をやり過ごしている。無限のチャンスが目の前を通り過ぎていくのだ。
本書は、私達がどうすれば仕事を面白く、人生を楽しく、わくわくしたものにできるかを、老人の語るエピソードの中にみつける物語である。
「仕事は楽しいかね?」という何気ない、しかしする鋭い質問に“私”はギクリとするのだった。そして、「試してみることに失敗はない」「明日は今日と違う自分になるんだよ」「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ」…などなど、キラリ〜ンとする言葉に、目を開く。
人生の栞(しおり)を拾い出したい、一冊。
(メールマガジンWebook発行者/松山真之助)