徳川家康(22) 百雷落つるの巻
著者 山岡荘八 (著)
大久保長安の“貿易日本”建設の野心は、松平忠輝と伊達政宗の心を大きく揺さぶった。しかし野心は時として無謀を呼ぶ。はたして長安の動きは、旧教宣教師や関ケ原牢人の、徳川覆滅の...
徳川家康(22) 百雷落つるの巻
08/01まで通常850円
税込 426 円 3pt商品説明
大久保長安の“貿易日本”建設の野心は、松平忠輝と伊達政宗の心を大きく揺さぶった。しかし野心は時として無謀を呼ぶ。はたして長安の動きは、旧教宣教師や関ケ原牢人の、徳川覆滅の夢を煽る導火線となった。大坂へ大坂へ……と、諸国の牢人の激情が集約されてゆく。“大坂の陣”はすでにその兆しを見せた!
目次
- 都鳥
- 狂気の正気
- 地鳴り
- 先進国日本
- 火星木星
- 啓蟄
- 流れ聖者
- 悪の良心
- 羊と狼
- 一期一会
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徳川家康 22 百雷落つるの巻
2018/11/19 16:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
徳川家康は豊臣家と将軍秀忠の世が盤石なものとなるように
豊臣秀頼との面会をするなど人生の終焉に向けた仕上げを行っていた。
その一方で、徳川家中の対立、新教・旧教キリシタンの対立、
牢人どもと、大阪の存在、家康の年齢など白刃が家康に襲い
かかっていくのであった。
大久保長安が亡くなり、隠していた金銀や連判状の存在が明るみにでると
一部の者たちによる謀叛の計画を疑うような事態になった。
天下泰平が続くと、いつの世も働き口のない者がでて、食べることができず、
世の動乱を待ち望むことになる。
みんなが幸福になることは無理なのだろうか。
つかの間
2021/04/06 05:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
支倉常長訪欧航路図、有馬・堀家系図付き。関ヶ原の役の戦後処理も終わり平穏な日々が続いてるが伊達氏など外様とのやり取りで不穏な空気も感じ取れる時代となった。
徐々に不穏な空気感
2022/09/04 03:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
名古屋城の金のシャチホコの由来は全く知りませんでしたが、ここにあり!初めて知りました!そして、次々と亡くなる秀吉恩顧の大名、キリシタンの影響、政宗の動き、大坂に集まる浪人の動きもあって、当事者も全くコントロールできないうちに、不穏な方向に行きつつあるこの巻の終盤。家康に老いも見られ、少し寂しい感じです。いよいよ残り4巻。