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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 47件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.8
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社新書
  • サイズ:18cm/253p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-720405-6
新書

紙の本

王様は裸だと言った子供はその後どうなったか (集英社新書)

著者 森 達也 (著)

桃太郎、美女と野獣、赤ずきんちゃんなど誰もが知っている古今東西の15の物語を痛快にパロディー化。急速にムラ化する日本社会、男と女の深淵に切り込む独創的な現代文明論。【「T...

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王様は裸だと言った子供はその後どうなったか (集英社新書)

税込 770 7pt

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商品説明

桃太郎、美女と野獣、赤ずきんちゃんなど誰もが知っている古今東西の15の物語を痛快にパロディー化。急速にムラ化する日本社会、男と女の深淵に切り込む独創的な現代文明論。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

森 達也

略歴
〈森達也〉1956年生まれ。映画監督・ドキュメンタリー作家。映画「A2」が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。著書に「放送禁止歌」「下山事件」「東京番外地」など。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店岡山店

 おとぎ話や童話を読...

ジュンク堂書店岡山店さん

 おとぎ話や童話を読んで疑問に思ったり、続きが気になったりしたことはないだろうか。純粋な子供のそれであれ、世の中を知ってしまった大人のものであれ、ひねくれた中二的なものであれ、なんとなく考えてしまった人は多いはずだ。
 そういうふとした感覚はなかなか形としてまとまらないものだが、本書ではそんな想像や空想(一部妄想)に輪郭を与え、筆者なりのオチをつけてまとめてあって面白い。それはもちろん筆者の感覚なので、全てを共有はできないだろうが、視点の見つけ方、想像の広げ方は大いに参考になるはず。
 美しく純粋な物語の世界をナナメから見てみたい、ということではなく、素敵な世界にもっと奥行きを与えて広くしたいという人は是非。

 自然科学担当 加藤

みんなのレビュー47件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

確かに・・・と思わせる考察

2022/12/21 13:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題に惹かれた本。他のおとぎ話についても「よくぞツッコんでくれました!」というくらい面白かった。『桃太郎』『美女と野獣』『蜘蛛の糸』のオチがお気に入り。

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紙の本

このタイトルにピンときたら。

2007/11/05 20:37

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:求羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る

そういえば、どうなったのだろう?このタイトルを見てそんな疑問が頭をよぎった人は、読むべし。
本書は、「桃太郎」といった民話からイソップ童話、「仮面ライダー」まで、古今東西の15の物語をパロディ化したものである。
これまで私は、パロディというものを一段低く見ているところがあった。所詮、オリジナル作品をおもしろおかしくアレンジしただけのものじゃないか、と。もちろん、オリジナルありきではあるが、既成の作品を借りて自分の思考やテーマを表現する、という意味ではオリジナル以上におもしろい。

パロディと一口に言ってもここには、物語に疑問を投げかけるもの、現代社会や政治を痛烈に風刺したものなどさまざまあり、全体を通してみると、著者の問題意識が浮かび上がってきて興味深い。メディアの「正義感」の功罪、個人と共同体の関係、暴走する危機意識など、示唆に富んでいる。
とりわけ、男女の恋愛になると、熱と力が帯びるように感じるのは、気のせいだろうか。好きだった「瓜子姫」が、愛に破れた悲しい男の物語としか思えなくなったのには困った。強烈なインパクトがあるぶん、副作用もキツイ。まずオリジナルを読んでから、本書を手に取ることをおすすめする。

とはいえ、子供の頃からおとぎ話というものにある種の「胡散臭さ」を感じていたので、痛快に斬り込んでいく著者の筆に、「よくぞ、言ってくれました!」と拍手を送りたくなった。
多分、私が嫌いだったのは、ちっともめでたくないのに「めでたし、めでたし」で終わることや、「だから嘘をついてはいけませんよ」という、読み聴かせてくれた大人たちの押し付けがましさだったのだろう。解釈する人によって、同じ物語でもこんなに印象が変わるのか、と新鮮な気持ちがした。
例えば、有名な「コウモリ」のイソップ童話がある。獣と鳥の双方に取り入って結局どちらからも相手にされなくなった、卑怯で哀れな生き物である。そんなマイナスイメージが、ここでは180度転換されている。著者はタブーに対して鈍感な自身のことを、「王様は裸だと言った子供」になぞらえているが、どちらかというと、コウモリの姿に近いのではないだろうか。
著者の森達也さんは、オウム真理教信者のドキュメンタリー映画を撮った人、というぐらいしか知らなかったのだが、ものの見方・考え方が多面的で、鋭い。本書は、メディア・リテラシーを養う上でも、とても参考になる一冊である。

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紙の本

裸の王様も昔は子供

2008/04/03 12:40

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

王様の耳はロバの耳、王様は裸だ、そう、無邪気に何の遠慮も無く言い放った子供はその後、どうなったか?その「子供」こそ森達也自身を投影している。
余談だが、私は「心の闇」というニュースコトバが嫌いである。
不条理な事件、痛ましい殺人、変態としか言いようの無い奇行・・・
常任には理解しがたい事件が起こると、報道はその実情はもちろんのこと、加害者(もしくは被害者)の評判や人柄、生い立ちや環境を調べ上げ高名な心理学者だの元弁護士だのを引っ張り出し、
心理分析やらなにやらいかにもそれらしい薀蓄を羅列する。
そうして出来上がった犯人・加害者像をドラマチックに仕立て上げ、「この加害者はどうしてこんな行動をとったのか?なぜこれほど無残な仕業をしたのか?」など余計なお世話としか言いようの無い「理由」「動機」を作り上げる・・・さらには捏造すらする。

そうして断言するならそれはそれでまだ思い切りが良い。人の意見だからまあ、自由とも言える。
しかしひっぱりだした意見分析諸々に収拾が付かなくなったり象徴的過ぎたりすると、また当たり障りの無いことしかいえない事情があると、ニュースのコメンテイターたちやゲストの皆々様方は決まって「現代の心の闇ですね~」 と、一言付け加え、 一拍置いて 
「では、続いてのニュースです。」とさっさと移る。 なんと身勝手、やりっぱなし、無責任。

日本人にはわからないことが発生すると、その事象・出来事に「命名」し、理解したことにして不安を払拭するという「癖」がある。(日本人に限ったことではないかもしれないが。)
たとえば「妖怪」「幽霊」「神」の類。 昔の人は雷が鳴れば雷神様が・・・、風でスパッと切れれば「カマイタチ」・・・、人知を超えた出来事に妖怪や神の名を被せてそれらを「理解」し「不思議なし」として安心を得た。
 この「心の闇」というのはまさにそうした妖怪となんら変わりは無いのではないか?

理解しがたく複雑な人間の心理、それが暴走し事件を起こそうものならとても説明・解明できるものではなく、対するご立派な意見はタブーである。メディアはわかりやすい言葉、たとえば「心の闇」といった曖昧かつ安全な装置を使い、視聴者はそれを望むのだ。便利で不愉快な装置である。

そうしたタブーをあっけらかんと言い放ち、なんなく切り込めるのが森達也であろう。本書はいくつもの有名な文芸作品をモチーフに、何度でもいつの世でもくり返さす人間の過ち、そのおろかさをユーモアたっぷりに描いている。
権力に臆することなく王様は裸だ、といった子供はその後成長し・・・。自衛と戦略、どっちでもない(どっちでもある)コウモリのおろかさ。
人間の愚かしい行動、人間のサガ。くり返す過ちは戦争や宗教が絡み合い公による強迫とプロパガンダが蔓延する。

やらねばやられるという強迫観念もおなじこと(ふるやのもり)。赤鬼の挙動不審に不安を煽られやられる前にやる、という暴挙に走る民衆=集団脅迫観念による行動。(泣いた赤鬼)

実に様々な、解りやすい昔話を使って、我々現代人に見せ付けてくれる。
ただただ素直に現実に即し、いっそリアルに蘇る名作たちは、御伽噺の中では見せない・・・いや隠されていたユーモアと明確な共通性を提示してくれる。本書が面白い!と素直に喜べる所以である。

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紙の本

鋭い諷刺と寓意を秘めた一冊

2009/03/04 21:18

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 誰もが一度は読んだことがあるおとぎ話や童話の寓意を逆手にとって、その話の別の見方を提示するとともに、現代社会のある側面と巧みに結びつけ、諷刺した現代社会論集。
 集英社の「青春と読書」に、2004年11月号から2006年12月号まで掲載した文章に加筆、訂正したものが収められています。

 自らを正義と思い込み、報道することによって悪を懲らしめるのだ!という過ちを犯しがちなジャーナリズムの危険と、この民話の寓意とはよく似てはいないだろうかとの考察が痛快な話。
 「当事者にしてみれば自衛なんだろうけど、視点を変えれば侵略ではないか」とする戦争への見方と、「加害者と被害者、どちらの要素もある」とする寓話のテーマとをうまく絡めた話。
 「それ」一辺倒になってしまうと、「これ」や「あれ」への危険が目に入らなくなる。一極集中のリスク・パラノイア現象への危うさを鋭く指摘した話。
 以上三つの話(話のタイトルは、内緒)が面白く、現代社会に潜んでいる真の危険といったものについて考えさせられました。

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紙の本

大きくなったとさ

2020/02/27 10:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

童話や小説などの続編を過去又は現代の日本に置き換え、大人になって感じる童話の違和感、年金はねずみ講であること、危機管理意識といった問題を、タブーに対して鈍感と自称する著者が考察した書。暇つぶしに良。

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2007/08/26 22:36

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2007/09/27 18:11

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2007/10/01 00:15

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2007/10/09 00:17

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2007/11/24 21:51

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2007/12/03 14:14

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2007/12/16 09:46

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2008/01/08 00:31

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2008/01/09 13:07

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