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紙の本
街道をゆく 新装版 43 濃尾参州記 (朝日文庫)
著者 司馬 遼太郎 (著)
著者が幾度もその小説の主人公に据えた信長・秀吉・家康を生みながら、なぜか『街道をゆく』の“空白地帯”になっていた愛知県をゆく。体調不良を押して紡いだ7話は分量わずかながら...
街道をゆく 新装版 43 濃尾参州記 (朝日文庫)
街道をゆく(43) 濃尾参州記
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商品説明
著者が幾度もその小説の主人公に据えた信長・秀吉・家康を生みながら、なぜか『街道をゆく』の“空白地帯”になっていた愛知県をゆく。体調不良を押して紡いだ7話は分量わずかながら、三英傑が目の前に立ち現れてくるよう。『街道』の連載は急逝により25年で途絶えたが、司馬遼太郎はいつまでも読者の心の中の「街道」を歩き続ける。挿画の安野光雅氏の「司馬千夜一夜」を付載。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
良い本です
2024/03/31 11:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
あれだけ信長、秀吉、家康を書いてきた司馬さんが、なぜか街道シリーズでは空白地帯になっていました。その執筆途中に急逝されたのが、無念でしょうか。
電子書籍
戦国史のへそのへそ
2023/06/10 03:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が書き続けた「街道物」の
最終第四十三作です。
本書は、愛知県を訪問地として
著されています。
登場するのは、
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
最後に、武田信玄が最期を迎える
くだりで筆が絶たれます。
紙の本
余談が面白かった
2022/08/13 17:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
名古屋、三河、岡崎などの歴史、織田信長が奇跡の勝利を収めた桶狭間への急襲から始まる。そして徳川家の発祥と家康の若かりし時代のことを取り上げている。また、寄り道して、その近辺にある藤田保健衛生大学や、室町時代からある馬島明眼院の眼科医の末裔である馬嶋慶直教授の話、蜂須賀小六などを取り上げている。余談は初めて知る内容であり興味深い。遺作であることをこの本を読んだことによって知った。完成品ではないことが惜しまれる。著者の街道をゆくシリーズは、発刊して少なくとも二十数年以上経過するものの、今でも旅行をする時に参考になる場合が多々ある。残り6冊でこのシリーズは全部読むことになるが、未だに興味心をそそられる名著だと思っている。
紙の本
戦国史のへそへ
2022/06/30 23:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が書き残した「街道物」の
最終第四十三作が、愛知県を
訪問地として著された本書です。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は
当然登場。武田信玄が最期を迎える
くだりで筆が絶たれています。
紙の本
絶筆
2020/10/04 05:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
美濃尾張三河を巡る旅。桶狭間古戦場では住民をも魅了する。三国英雄を中心に歩き回り武田信玄が病没する場面で絶筆となるのは著者の事と重なり合って悲しい結末だ。