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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/07/15
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/589p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-276413-1
文庫

紙の本

永遠の0 (講談社文庫)

著者 百田 尚樹 (著)

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天...

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永遠の0 (講談社文庫)

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商品説明

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる—。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。【「BOOK」データベースの商品解説】

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。【商品解説】

著者紹介

百田 尚樹

略歴
1956年、大阪生まれ。同志社大学中退。放送作家として人気番組「探偵!ナイトスクープ」など多数を構成。2006年、本作、『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。高校ボクシングの世界を感動的に描いて’08年に発表した小説『ボックス!』で圧倒的な支持を集め、一躍読書界注目の存在となる。他の著書に『聖夜の贈り物』、『風の中のマリア』がある。

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みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

お薦めというより読んでくださいと御願いしたい。

2010/08/09 12:06

168人中、160人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

国も狂い人々もみな狂った、昭和初期戦争の時代。そこで死んでいったのは
数百万人に登る純粋で男らしい若者達、青年達、少年達。読んでいてあまりに無念、あまりに残念で悲しくてしかたなかった。いや・・・感情的な事はまず置いておいて、本作品の構成の事を書かせて頂くと、いわゆる戦争モノである。それも第二次世界大戦におけるゼロ戦乗り達の話し。現代に生き残った兵士達が、当時を語る形式で物語りは進むのだが。そう戦争の話をドキュメンタリータッチで描いた作品はたくさんあるだろうし、戦争を題材にエンタメ作品に仕上げたものもあれば、ミステリ風に仕上げたものもあるだろう。しかし本作品の他に比類なき素晴らしい点は、ドキュメンタリータッチで描かれている中にも、ミステリ風なテイストを混ぜ込んであるところだと思う。ただ単に戦争の悲惨さ、だけでは終わらない所が本作品の白眉たる所だと思う。
 弁護士で、自分をとても可愛がってくれる最愛の祖父は、実の祖父ではなかった。それを知った26歳でニートの主人公健太郎は、姉でフリーライターをしている慶子の依頼もあって、本当の祖父の事を調べ始める。宮部久蔵というその人が第二次世界大戦時にゼロ戦乗りであった事を知った二人は、当時の戦友を訪ね祖父の人となりを聞いて行く。すると絶対に生きて家族の下に帰ると言い続けたという宮部を臆病者だと罵る者もいれば、帝国海軍一の凄腕パイロットだったと語るものもいた。囲碁を愛し、妻と生まれたばかりの子を心から愛し。必ず生きて帰ると誓った実の祖父宮部久蔵。戦地でも、天才的な操縦術を持ちながらも決して命は無駄にはせず、生きて帰る事だけを考えた宮部。しかしならばなぜ宮部は自ら航空隊に志願したのか。そしてなぜ、特攻隊に志願して死んで行ったのか。次々と当時の仲間から語られる宮部の人となりとエピソード。それらがあまりに興味深く、途中からはもう宮部に惹かれっぱなしで、戦闘シーンになると死なないでくれ!と思わず本を持つ手に力が入ってしまう。これが終盤になると、宮部を語る人がいなくならない事を、祈るような気持ちにさえなった。そして物語最後に思いもよらぬ人が、宮部を語り出すのだ。そして全ての秘密が、明かされるのだが。その真相を知った時、正直立っている事さえ辛かった。電車の床にうずくまってひいひいと泣き喚こうかとさえ、思ったものである。
 国の為天皇陛下のため、そして何より家族の為に命を賭して戦った若者たち。武勲を挙げたものは軍神として崇め奉られた。しかし戦後、たった数ヶ月の後、民主主義万歳、アメリカ万歳と手のひらを返した国民は、彼らを戦犯となじったのだ。何という不条理、何と言う無念。あの戦争で、どれほど素晴らしい命と魂が失われたのか。
 久々に物凄い作品を読んだと思う。読んでる間の時間がすっとび、全身がぶるぶると震えっぱなしだった。この作品をこの季節のこの時期に読めた事、紹介できた事を心から良かったと思う。オススメ、というよりはぜひお手にとって下さいと御願いしたい。そして共に、今日の平和について、深く考えて欲しいと思うのです。

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紙の本

戦争という時代

2010/08/21 03:25

34人中、30人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても感動しました。
65年前にこういう時代があったのかと、
感じるほどに世の中に戦争の跡は残っていません。

ぜひ若い方にも、とは限らず、
戦争を忘れてしまった中高年の方にも読んで頂きたい。

人間の尊さと愚かさがわかります。

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紙の本

読んで良かった

2012/09/26 06:31

30人中、25人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:aki - この投稿者のレビュー一覧を見る

亡き祖父、零戦乗りであった宮部久蔵を孫達がどのような人物だったかをかつての戦友達に聞きにいくという物語で、戦争を全く知らない人でも読みやすいと思います。

本作で、国を愛し、家族を護った人達の想いを知りました。ラバウル、ガダルカナルのことも本当に知ることができた。

これらを知らずに生きていたことを恥ずかしく思いました……日本人なら読むべきですね。。

何より宮部久蔵という人が軍人には珍しい穏やかで優しい人物でありながらも、誰よりも強い信念を持った凄腕のパイロットというところが最大の魅力でぐいぐい引き込まれます。

私の人生のバイブルになりそうです。

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紙の本

真実とフィクションが織りなす、感動の一冊。

2010/11/07 21:51

28人中、22人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

真実とフィクションが織りなす、感動の一冊。

ゼロとはもちろん零戦のこと。零戦は日中戦争から太平洋戦争まで、日本の主力として活躍した戦闘機です。

物語は、現代に生きる孫が零戦パイロットだった祖父の足跡をたどる形で進んで行きます。そのなかで、現実にあった特別攻撃いわゆる特攻の真実が明らかになっていきます。

大戦初期、零戦の圧倒的な機動性とパイロットたちの優れた飛行技術によって、零戦は無敵の戦闘機でした。それが戦いが進むにつれ、物資不足、熟練パイロットの消耗、戦略の欠如、英米の技術進歩などにより、徐々にその優位性が薄くなり、追い込まれていく過程の中でいきついたものが特攻なのです。

人の命で国を守るという、本末転倒のような話が現実にあったということです。

熟練パイロットであった祖父宮部の戦い方を通して、道理にかなった行動が時代によっては否定されるということが分かります。

物語は、最後で驚きの事実が出てきます。しかし、物語の結末よりも、戦争という異常事態下で常識的に生きることのむずかしさが残る一冊でした。

龍.

http://ameblo.jp/12484/

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紙の本

重いテーマを濃密かつ面白く描ききる作家の力量と倫理性

2012/08/24 15:48

24人中、21人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

見事!

と書いてから、前に読んだ『影法師』の感想もこの一言で感想を始めたことに気が付いた。やはりこれは本物の作家だ。この読みごたえはどうだ。

前に読んだこの作家の2冊、『ボックス!』と『影法師』も面白くてかつ内容が濃かったし、またこの作品の素材が太平洋戦争、それも特攻ということで、重厚な内容であることは想像はしていた。が、あらためて作家の力量に感服する。泣かせる。

特攻隊員として死んだ謎の祖父について、孫であるジャーナリストの姉と、語り手となる弟とが、複数の人物の証言をもとに迫っていく、という話。生きて家族の元に帰りたい、と当時としては異端の発言をし、臆病者とも見られながらとんでもない飛行技術を持っていた男とはいったい何者なのか。

人物をめぐる謎解きの物語でもあり、その点は『影法師』とも似ている。素材は重いが娯楽的要素も十分、ミステリー的な仕掛けも見事。そしてその結果明らかになるのが深い人間の真実であるというのがもっと見事。

この作家は放送作家としてのキャリアがあるが、小説はこれがデビュー作という。そこへこの重い素材を取り上げたというのは、おそらく前々から、太平洋戦争当時の軍、あるいは戦後の国家に対する半端ではない義憤があったのだろうと思う。そうした強い思いが感じられる。

しかしそれはいわゆるイデオロギーとは違った、何よりも人間の生き方の問題であるのは、ほかの作品を読んでも感じられることだ。あえてまとめるなら、人間が生きていくための真実、何を大切に生きていくべきか、というような思いとつながるように思う。そういう意味でとても倫理的な作家だろうという気がする。

構成としては、姉弟の取材に対して複数の人物が証言し、それによって祖父の人物が浮かび上がる、という形だが、そうした証言は謎解きの材料というだけでなく、それぞれの生きた戦争を映し出し、悲惨な時代を鮮やかに蘇らせる。

当然ながらそれは単純なものではない。生きたいという強い思いがむしろ死につながる皮肉など、苛烈な運命を生きる人間が背負わねばならない複雑さ重さを描き切ってみせる。だからこそ最後に涙を誘われる読者が多いのだろう。

以前、サッカー元日本代表の松井選手がこの本を読んでいるとTVで紹介されて、ちょっと驚いた覚えがある。松井選手も言っていたが、特攻のことなどよく知らない若い世代が読むといいかもしれない。また知ってはいても表面的なレベルで済ませているもっと上の世代も、もっといろいろ考えるためのひとつのきっかけとして、読んでおきたい本という気がする。

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紙の本

永遠の必読本

2013/01/03 09:57

16人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アムちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私事ながら、特攻隊については大人になってから避けてきました。子供の頃、「学徒出陣」の写真を初めて見て以来、特攻隊に関する記述・映像をみる度に胸を引き裂かれるくらいの感情に襲われるからです。恥ずかしながら、前世で特攻隊員を見送ったのではないかと思うくらいなのです。
本書を購入するのは躊躇しました。そしてやはり胸が引き裂かれる思いで頁をめくりました。そして本を閉じた時、この本は百年先も残るであろうし、残さなくてはいけないと思った。
全ての日本人に読んで欲しい、全ての人に読んで欲しい。
あえて詳細は記載しません、最高の一冊です。

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紙の本

太平洋戦争を舞台にした平和と家族の愛を願う物語。

2018/11/08 21:58

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルにある0とは、零戦を意味する。
ライター志望の姉と、主人公の健太郎が、特攻で亡くなった
祖父のことを調べていく物語だ。
姉が新聞社の終戦六十周年のプロジェクトに関わろうとしていて、
手始めに祖父のことを調べたいとのこと。
それを健太郎に手伝ってもらうという流れだ。

祖母が亡くなる時、二人の母は前夫の子どもであることが
知らされる。つまり、これまで祖父と思っていた人とは血縁がなく、
これがきっかけとなり名前しか知らない特攻隊員であった
血縁上の祖父を追いはじめる。
主な連絡先は戦友会で、そこで出会った戦友たちから、
共に戦った戦線ごとに祖父・宮部久蔵の人物像が
断片的に語られていく。

ほぼ全編がインタビュー形式なので、地の文が少なく、
多くの語り部たちが登場する。
おじいちゃんの昔話をしんみりと聞いていく雰囲気だ。
あまり触れたことのない形式で、私は新鮮だった。

しかしこの構成ならではの課題もあって、
宮部本人の目線が描ききれなく、また主人公の健太郎の
存在感も希薄になってしまう。つまりシナリオ的な読み応えは
充分あるものの、感情に寄り添いにくい感じがしてしまった。
だからどうという訳でもないが、個人的にはもの足りないと
感じた部分である。

私は百田さんの作品をもう一作読んでいて、そちらの解説では
百田さんのことを稀代のストーリーテラーと称していた。
二作読んで、まさしくその表現が腑に落ちる。
これが著者の大きな特徴で、ベストセラー作品というものに対して
漠然と持っているイメージが当てはまる。
尖がった部分が少なく、万人受けしやすいように思う。

通読して、平和と家族の愛を願う気持ちが、現代的な視点で
うまく物語になっていると感じた。海軍飛行隊の戦闘シーンや、
艦船の動きなど、記録を丁寧に組み込んでいて、
ストーリー的には非常に興味深く読むことができた。

中学生か高校生の頃、零戦の操縦に関するベテランパイロットの
書物を読んだことがあり、ノンフィクションならではの迫力に
鮮明な記憶がある。その時の高揚感が、この本を読みながら
浮かび上がってきた。

軍部の動きや作戦本部の動きは、断片的に知っていたが、
このようにうまくまとめてもらうと非常に分かりやすい。
理解が進むので、日本は負けるべくして負けたことがよく分かる。
さらに、我が国上層部の無責任体質は、戦時中と何一つ
変わっていないことまでよく分かる。余計なことなんだけれど。

とにかく抜群の読みやすさがあるし、平和を願う気持ちが
ストレートに伝わってくる。
中学生や高校生にも積極的に読んでもらいたい。
小説としては意見が分かれるかもしれないけれど、
総じていい本だと思う。読んでみて損はないように思う。

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紙の本

涙がでた。

2013/04/14 23:10

10人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あしもふ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ただの戦争ものではない。
多くの人々の心はその瞬間瞬間に
悪意や好意を抱き 
相反する評価や感情や記憶が交錯して
思いやり 憎しみを織り交ぜて年を経て
やがてこの世を去ってゆく。

大きな力に対する怒りのような悲しみと
人間に対する作者の深い愛を感じる。

人は許しあうことができ
深く尊敬することができる。
魂の奥深さを感じて心震えた。

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紙の本

samurai

2013/06/29 17:34

9人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papa - この投稿者のレビュー一覧を見る

当時、追い込まれ開戦に突入した日本。
物資も乏しい中、家族を守る為、勝ち目が無い戦に挑まなければならなかった多くの先人に頭が下がる。
胸が熱くなった。
今の平和な暮らしに感謝するとともに、正々堂々生きたい。

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紙の本

フィクションながら

2013/01/19 15:34

7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:香具師 - この投稿者のレビュー一覧を見る

泣けました
当時の方々もそれぞれの人生で色々な思いを抱いて生き、或いは散っていかれたのでしょう
だんだん引き込まれていく
そんな作品でした

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紙の本

特攻隊は、あの戦争は何だったのか

2012/08/07 09:33

7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:そらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

テロリストと日本軍が行った特攻作戦とは同じか?

生き残った特攻隊員にインタビューをする形で話は展開していきます。

私たちのおじいちゃん、ひいおじいちゃんの時代に実際にあった出来事。
戦争の話は辛く悲しいけれど、知らなければいけない歴史の事実です。

戦争や家族をテーマにしている小説ではありますが、
日本の官僚やトップの体質を鋭くえぐっていると思います。

例えば●電、オリ●パス、官僚、教育委員会…
巨大組織にトップの隠ぺい体質、責任逃れ
連日のように報道されています。

そらねこにはそちらの方が本当のテーマだと思いましたが、穿ち過ぎでしょうか?

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紙の本

どうだろうか??

2013/05/06 23:02

10人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KAZBOU - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦記物は初めてだったので,最初はどんどん読み進んだが,終盤のつながりを知ると興ざめてしまった。できすぎの終わり方だったし,やくざものの部分もいかにも,よくあるストーリー。もう少し,一ひねりほしかった。また,なぜ宮部は特攻に志願したのかの真意がよくわからない。そういう心情の奥深くを表現し,もっと厚いストーリーにしないといけないと思うのは私だけでしょうか。他の戦記物をもっと読むのと同時に,百田氏の他の小説を読んでから,私なりの結論付けをしようと思います。

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紙の本

一度は途中で投げ出したけれど

2013/07/29 23:05

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆうゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る

途中で零戦の話が続き、わからない、興味のない分野だった為、そのままにして他の本を読んでいたが、読み終えた知人から「お願いだから、そこを我慢して最後まで読んで!」と言われ・・・
読み終わった時には深く、深く感謝!
私も、もし読んでいない人がいたり、興味ないという人がいたら 「お願いだから読んで!」と言いたい
最後に全てが繋がった時には声が出るくらいの号泣!
フィクションだけど、あの時代には きっと同じような事があったんだろうな

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紙の本

久々に心が揺さぶられました。

2013/04/23 15:48

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トトロの森カフェテリア - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなに泣きながら読んだのは、竜馬がゆくの最後泣き崩れた以来。実に20年ぶりです。、あの頃の日本を守ろうと命を懸けた青年たちに、思いっきり魂が揺さぶられました。私は日本人として、あの戦争の何を学んでいたのだろうか。今まで色々と読んできたつもりでしたが、気付けなかった一面を目のあたりにして、改めて先人の思い、命の重さにただただ感謝しました。それと同時になぜあお戦争が起こったか、なぜ止めることが出来ずにつき進んでいったのか、今改めて真実と向き合う時ではないかと思います。一人をも多くの方に読んで頂いて、他の為に命を捧げるという、崇高な命の使い方に感動して頂きたい。
本書を読み、本当に命を大切に生かしてゆける社会作りへと、また一歩進めることが出来ました。百田さん、ありがとうございます。

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紙の本

一人でも多くの人に読んでもらいたい

2014/02/20 13:11

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BeNe - この投稿者のレビュー一覧を見る

話の流れがとてもスムーズで、核となる部分がぶれずにあるのでとても読み心地の良い小説だった。「戦争」というものに対しては学校の授業で試験のために覚えたこと程度の知識しかなく、自分がその時代に生きていたかもしれないと想像するほど身近に考えてみたこともなかった。
以前映画の「パールハーバー」を観た時にも感じたが、教科書の上では数ページで通り過ぎてしまったけれど、その当時を生きた人たちも今の自分たちと同じ人間であったことを思うと本当にどれだけ時代を恨んだことだろうと思う。感謝して日々を生きたいと改めて思った。

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