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- カテゴリ:中学生 高校生
- 発売日:2009/12/18
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/281p
- 利用対象:中学生 高校生
- ISBN:978-4-06-282758-4
読割 50
紙の本
21世紀版少年少女古典文学館 8 とりかえばや物語
著者 司馬 遼太郎 (監修),田辺 聖子 (監修/訳著),井上 ひさし (監修),興津 要 (編集委員),小林 保治 (編集委員),津本 信博 (編集委員)
平安時代末期に成立した『とりかえばや物語』は、内気で女性的な若君と、男性的で快活な姫君とが、それぞれ女装して、男装して生きていくことで展開する王朝の物語である。「男女をと...
21世紀版少年少女古典文学館 8 とりかえばや物語
とりかえばや物語
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- 税込価格:38,500円(350pt)
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商品説明
平安時代末期に成立した『とりかえばや物語』は、内気で女性的な若君と、男性的で快活な姫君とが、それぞれ女装して、男装して生きていくことで展開する王朝の物語である。「男女をとりかえたい」との父親の願いが、そのまま物語のタイトルになっている。源平の動乱の直前で、貴族社会は爛熟のあとの退廃に向かい、人々の心に不安が漂い始めた時代を反映してか、この物語には、ゆがめられた形の複雑な愛情表現や心理描写がなされており、それゆえにこそ、現代にも通じる文学としての地位を保っている。【「BOOK」データベースの商品解説】
読みやすいルビつき、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う子どもの理解を助ける、児童向け古典文学全集。8は、男装する姫と女装の兄の数奇な人生を描く「とりかえばや物語」を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
平安時代末期に成立した『とりかえばや物語』は、内気で女性的な若君と、男性的で快活な姫君とが、それぞれ女装して、男装して生きていくことで展開する王朝の物語である。「男女をとりかえたい」との父親の願いが、そのまま物語のタイトルになっている。
名作古典文学を22世紀の子ども達へ!
読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ古典文学全集の決定版。【商品解説】
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紙の本
田辺聖子さんまとめ
2023/11/30 16:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉が上品かつやわらかく、とても読みやすいです。 注釈も多く、イラストも豊富で古典の入門書として良いです。女として生きていくことによる制約、男性と対等に自分の力を発揮できない社会など、現代でも解決できていない課題についても考えました。
紙の本
中世の性転換物語
2023/11/30 21:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
大手出版社の企画のもと、
名だたる作家が現代日本語に書き直した本文に、
振り仮名、挿絵、用語解説が付されて刊行された
児童向け古典文学全集です。
第八巻は、田辺聖子の担当したとりかえばや物語。
紙の本
ポスト・モダーンの物語
2022/08/31 15:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
河合隼雄さんの「とりかへばや、男と女」を読んで興味を持ったので読んでみた。河合さんがこの作品を海外で紹介したら「まさにポスト・モダーンの物語」と言ったアメリカ人がいたらしい。
この物語の作者が現代のバリキャリのことを知ったらどんなふうに思うかすごく興味をそそられた。男装しなくても、女性が活躍できる世の中を歓迎しただろうか?見た目は女のままであっても、心は男装する必要があるのは現代も物語と同じ。どれだけ心の男装をしても結局どこかで見くびられるし、、女は女らしくしたほうがいいと思っている人は男にも女にも結構いる(うっせぇわ)。夫が妻のキャリアアップに協力的でないとか、仕事のせいで子供との時間を取れないとか、春風が宇治で考えていることと現代の悩みは結構近い。この物語の作者は、ほれぼれするくらい先進的な頭脳の持ち主だったと思う。
電子書籍
昔々の性転換物語
2023/11/30 21:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
大手出版社が企画し、
名だたる作家が現代日本語に書き直した本文に、
振り仮名、挿絵、用語解説が付されて刊行された
児童向け古典文学全集の電子書籍版です。
第八巻は、田辺聖子の手掛けたとりかえばや物語。
電子書籍
読みにくい
2019/11/06 16:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この話が好きで、マンガになったものも読んだので、原作を読んでみようと思いました。電子版はちょっと読みにくい。
電子書籍
なんて奔放な
2019/11/04 13:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
その昔、氷室冴子の『ざ・ちぇんじ』を読んで速攻原作を読んだのだががっかりしたのを思い出した
当時中学生だった私には奔放としか言いようのない自由な恋愛や、男性社会で女性が自立できない社会制度に批判的でうんざりしながら読んだのだった
前出の『ざ・ちぇんじ』は主人公がそんな世の中なんか蹴散らかす勢いでたくましかったのが好ましかったのに、原作ではどの女性も容易く男性の餌食になっててしまってるし男性は手あたり次第食っちゃってるし
挙句に誰の子供か公式にはっきりしないでもぽろぽろ生まれてるし
男尊女卑っていうのはこういうもんだとしみじみ思う
女は所詮男無しでは生きていけなくて、ひたすら男の訪れを待つだけ
男として出仕するだけの才覚がある主人公でさえ何だかんだと流されて結局子ども出来ちゃってメソメソしてるし
現代とは倫理観が違うのは分かってはいても読んでいてイライラが募る
兄妹が入れ替わって生活する途中まではともかく読後の爽快感はなかった
電子書籍
原作は……
2021/04/19 05:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
うーん、でした。当時の男女の性の奔放さが……ねえ……。女性の地位の低い時代、こうしないと、生きていけなかったのでしょうが……。でも、当時から、きっと、才能がある女性が、出仕したら?ということを考えた人間がいて、書いたんだなー