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紙の本
霧の果て 神谷玄次郎捕物控 新装版 (文春文庫)
著者 藤沢 周平 (著)
北の定町廻り同心・神谷玄次郎は14年前に母と妹を無残に殺されて以来、心に闇を抱えている。仕事を怠けては馴染みの小料理屋に入り浸る自堕落ぶりで、評判も芳しくない。だが事件の...
霧の果て 神谷玄次郎捕物控 新装版 (文春文庫)
霧の果て 神谷玄次郎捕物控
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商品説明
北の定町廻り同心・神谷玄次郎は14年前に母と妹を無残に殺されて以来、心に闇を抱えている。仕事を怠けては馴染みの小料理屋に入り浸る自堕落ぶりで、評判も芳しくない。だが事件の解決には鋭い勘と抜群の推理力を発揮するのだった。そんなある日、川に女の死体が浮かぶ—。人間味あふれる傑作連作短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
針の光 | 7−49 | |
---|---|---|
虚ろな家 | 51−101 | |
春の闇 | 103−145 |
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紙の本
霧の中から次は
2021/09/06 08:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKドラマ再放送をたまたま見て購入
やはり、原作がしっかりしているとドラマが厚い
薄っぺらいドラマを見る気がなくなる
久しぶりの藤沢周平な大満足
暗い玄次郎の闇、この本の場合は霧は濃い
お津世とはこの後どうなったか?
う~ん。
紙の本
あっさり醤油味の捕物短編集
2021/08/21 04:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
これもまたまた児玉清さんのオススメ面白時代小説で、江戸捕物の短編集。普段は仕事をサボりながらも、いざ殺しが発生すると、優れた力を発揮する同心の玄次郎。一つひとつの短編は、たこ焼きの醤油味のように非常にあっさりしていて、何も考えず、ボーッとしながら、つまんで読めます。短編は独立した話で構成されていますが、後半の話にいくに従って、徐々に玄次郎の父親に関わる無念の事件に迫っていき、最後の話で、その核心にたどりつくというもの。最後の真の仇を見た時の場面では、玄次郎の気持ちに共感もでき、まずまずの捕物短編集でした。
紙の本
テンポよく楽しく読めました。
2019/05/01 08:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤沢さんのほかの作品と比べたら、やや深みが欠けるような気がしました。
なかなか破天荒なイメージの玄次郎ですが、情人お津世も、手下の銀蔵も、上司の金子も、皆、玄次郎に好きなことを言いながらも温かいです。
やや急ぎ足で解決した感があるので、終わりとこれからのことをもう少し膨らませて描いてほしかったというのが残念だったところです。
紙の本
色欲、金銭欲、権力欲、そして希望という小さな欲
2017/02/06 16:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとたび捕り物となると冴えた腕前で下手人を捕り押さえる神谷玄次郎が普段お役目に身が乗らない原因ともいえる過去の事件の結末まで…ここに或るそれぞれの事件そのものは人殺しという一言で表現できるものではあるが、色欲、金銭欲、権力欲、そして希望という小さな欲もあわせて、市井の人間の営みを露わにしたアダルトな捕物控だった。一転、仇討ちを果たしてその黒幕と対峙したときの彼の虚しさは人間の分不相応な欲望の虚しさを垣間見せて余韻を残す。