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文庫

紙の本

ビブリア古書堂の事件手帖 1−1 栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

著者 三上 延 (著)

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。...

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ビブリア古書堂の事件手帖 1−1 栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

税込 715 6pt

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

税込 649 5pt

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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商品説明

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。【「BOOK」データベースの商品解説】

 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。
 だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
 これは“古書と秘密”の物語。【商品解説】

収録作品一覧

夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店) 12−87
小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫) 89−165
ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫) 167−216

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著者/著名人のレビュー

古書をテーマにした本...

ジュンク堂

古書をテーマにした本好きにはたまらないミステリ。
この物語の世界に漂う空気感がとても魅力的です!!

書店員レビュー

MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店

存在自体見過ごしてし...

MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん

存在自体見過ごしてしまう古本屋で、
高校時代一度だけ見かけた年上で美人な店員の姿・・・
 6年後、ひょんな事からその彼女と出会い
その古本屋で働く事になった五浦くんは、店主となった栞子さんと
店に持ちこまれた本と、その持ち主たちにまつわる謎を解いていく・・・

 章題や作中に出てくる本は実在する本ですが
残念ながらほとんどが絶版になっているので
古本屋・ネット・図書館で探すしかないのですが
無いとなると欲しくなる
興味が出たら読みたくなるのが
人間のサガ・・・

 例えば『生ける屍』は○万円!!!
もうびっくりですよ!!!

 古本の方はございませんが『ビブリア古書堂』はございますので
興味をもたれたらご一読を!!!


   文庫 阿部

みんなのレビュー2,203件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

やっと読み始めました。

2019/03/12 21:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ROVA - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルだけしか知らず、設定も何も知らなかったのですが気になっていたシリーズ。
非常にすらすら読みやすい文体で、数時間で一気読みしてしまいました。
不器用な二人と、それを取り囲む(?)人々、という感じがとても良いです。
たくさんある続刊をこれから読み進めるのが楽しみです。

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電子書籍

おもしろい

2018/11/02 12:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろい作品だとは知っていましたが、今までなんとなく読んでいませんでした。もっと早く読んでおけばよかった、面白い。

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紙の本

普通のライトノベルだと思います。

2012/02/03 14:38

11人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桜李 - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直なところ、どうしてこんなに人気があるのかわからない。

古書をモチーフにした作品としては「文学少女」の二番煎じが否めないし、ミステリーとしては弱い(というかご都合主義的)。
犯人を走って追いかけ、振り切られそうなところで知り合いが通りかかって~とか、バス停に降り立った人がもしかしたら!?と電話で判断すること、燃やすことで未練を断ち切り~とか。
実は目が・・・?なところは洞察力というより、書店員はそんな疑心暗鬼な目でお客を見てるの?など色々都合が良すぎるからか、否定的に見えてしまう。
古書に対する薀蓄も少ない。

昨年本屋大賞を受賞した謎解きと同じ安楽椅子探偵スタイル。読みやすさと、本をモチーフにしていることが決め手だろうか?・・・と否定はするものの、面白くないわけでは決して無い。
ただ、ごく普通のライトノベルだと思う。

本屋大賞候補ということで期待しすぎたのもあるかもしれない。
さっくり読むには丁度良い。表紙もきれい。
栞子さんと、大輔くんの微笑ましい関係や、古書店にまつわる日常の出来事をゆるりと楽しめる一冊。

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電子書籍

☆ビブリア古書堂の事件手帖☆

2024/04/14 17:47

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る

【夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)】
五浦大輔は、幼い頃、本好きの祖母にひどく叱られてから、本を読むことが出来ない体質になっていた。
ある年の8月、1年前に他界した祖母の遺品『漱石全集』の1冊に、夏目漱石のサインがあるのを見つける。サインが本物であるかどうかを調べるため、ビブリア古書堂を訪れるも、店主は不在。店番からは病院へ行くよう言われる。病院にて、女店主の篠川栞子に会うと、栞子は、サインについてある推理をする。
翌日、伯母に会った大輔は、祖母と祖父に関する昔話を聞くうちに、昨日聞いたサインの話の中に自分にも関わる重大な秘密に気付く・・・

【小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)】
大輔がビブリア古書堂で働き出してから3日が経った。
店番となった大輔は、常連と自称する男に万引きを取り押さえてもらう。せどり屋の志田と名乗ったその男は、盗まれた本『落穂拾ひ・聖アンデルセン』を探してもらいたくて来たという。
調べていくと、本を盗んだのは、やはり志田が目撃した女子高校生だったのだが、彼女は、どうして本を盗まなければならなかったのか?

【ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)】
ビブリア古書堂に、古びた文庫本を買い取ってもらいたいと、坂口昌司という初老の男性が現れる。それから暫くして、坂口の妻を名乗る女から電話がかかってきて、その文庫本を売るのを止めてもらえないかという。病院でそのことを栞子に話し、その本を調べてみると、坂口には前科があったことがわかる。そこへ坂口の妻しのぶがやって来て、その本を返して欲しいという・・・

【太宰治『晩年』(砂子屋書房)】
栞子は、2か月前に、何者かに突き落とされた。
大輔は、栞子が入院するに至った秘密を打ち明けられる。事件の原因は、栞子が所持する太宰治の『晩年』。祖父、父と受け継いできた、太宰の署名入りのアンカット本(初版)で、極めて貴重なものだという。文学館の展示に貸し出したことから所持していることが知られ、大庭葉蔵と名乗る男からその本を譲るようしつこく迫られ、ついにある日、夕立の中で石段から突き落とされたという。
栞子は、大輔にレプリカを使って犯人をおびき出そうと言い出すが・・・

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紙の本

☆ビブリア古書堂の事件手帖☆

2024/04/14 17:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る

【夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)】
五浦大輔は、幼い頃、本好きの祖母にひどく叱られてから、本を読むことが出来ない体質になっていた。
ある年の8月、1年前に他界した祖母の遺品『漱石全集』の1冊に、夏目漱石のサインがあるのを見つける。サインが本物であるかどうかを調べるため、ビブリア古書堂を訪れるも、店主は不在。店番からは病院へ行くよう言われる。病院にて、女店主の篠川栞子に会うと、栞子は、サインについてある推理をする。
翌日、伯母に会った大輔は、祖母と祖父に関する昔話を聞くうちに、昨日聞いたサインの話の中に自分にも関わる重大な秘密に気付く・・・

【小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)】
大輔がビブリア古書堂で働き出してから3日が経った。
店番となった大輔は、常連と自称する男に万引きを取り押さえてもらう。せどり屋の志田と名乗ったその男は、盗まれた本『落穂拾ひ・聖アンデルセン』を探してもらいたくて来たという。
調べていくと、本を盗んだのは、やはり志田が目撃した女子高校生だったのだが、彼女は、どうして本を盗まなければならなかったのか?

【ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)】
ビブリア古書堂に、古びた文庫本を買い取ってもらいたいと、坂口昌司という初老の男性が現れる。それから暫くして、坂口の妻を名乗る女から電話がかかってきて、その文庫本を売るのを止めてもらえないかという。病院でそのことを栞子に話し、その本を調べてみると、坂口には前科があったことがわかる。そこへ坂口の妻しのぶがやって来て、その本を返して欲しいという・・・

【太宰治『晩年』(砂子屋書房)】
栞子は、2か月前に、何者かに突き落とされた。
大輔は、栞子が入院するに至った秘密を打ち明けられる。事件の原因は、栞子が所持する太宰治の『晩年』。祖父、父と受け継いできた、太宰の署名入りのアンカット本(初版)で、極めて貴重なものだという。文学館の展示に貸し出したことから所持していることが知られ、大庭葉蔵と名乗る男からその本を譲るようしつこく迫られ、ついにある日、夕立の中で石段から突き落とされたという。
栞子は、大輔にレプリカを使って犯人をおびき出そうと言い出すが・・・

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紙の本

気軽に読める本好きのための本

2016/05/29 22:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

ストーリーも分かりやすいので、構えることなく気軽に読めて面白いのですが、それ以上に、本好きのための本やね、と思いました。まだまだ続くようですが、主人公二人の関係が気になりますので、続編も読んでみよかなぁと思います。

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紙の本

個人的には短編集

2016/05/28 11:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

大きな展開があるわけではないけど、読みやすかった。個人的には短編集という位置付けになる。北鎌倉の話だからなんか懐かしかった。

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紙の本

古書っておもしろい

2016/03/03 11:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る

「晩年」を巡る栞子さんと田中さんと五浦さん。出会うべくして出会ったのかな。
でも、私は志田さんのエピソードが好きだ^^
ドラマをまず見た私は新境地を開拓!?って思ってたけど、原作読んだら、やっぱり剛力ちゃんの栞子ちゃんは、ないね~(>_<)
なにはともあれ、続編読むのが楽しみです♪

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紙の本

いっきに読めます

2015/09/05 08:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:dolce - この投稿者のレビュー一覧を見る

話は面白かったのですが、どうしてもドラマのキャストがチラついてしまい、それが自分の中では純粋に読めなかったため残念でした。

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紙の本

とりあえず読んでみる。

2015/08/28 10:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙が受け付けなくて長い間さけていたけれど、ここまで売れたら読むしかありません。
感想は・・・それなりに面白かったのだけど・・・、残り5冊も自分で買って読むかと言われればNOかもしれません。

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電子書籍

楽しめました。

2015/05/04 17:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

何となく避けていた本だったのですが、手に取って良かったです。推理力と読解力は通じるものがあるのかな、と思いました。また、端々から古書の魅力が伝わってきました。そして、読んだことのない本がたくさんあるということがよくわかります。読みやすくて、わかりやすくて、読後感のよいものだけでなく、時間がかかってもよくわからない本も読んでいこう、と感じた本です。

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紙の本

愁いを含んで、ほのかに甘く

2012/01/11 18:20

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Yosh - この投稿者のレビュー一覧を見る

 北鎌倉にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。この古書店のうら若き主篠川栞子は日頃は極度の人見知りであるのに、こと書物に関すると人格が変わったようにその並はずれた知識と洞察力を惜しみなく披露し周囲の人間を瞠目させる。そんな栞子と、ひょんなことで店で働く事になった青年五浦大輔の二人が、古本にまつわる謎を解き明かしていく連作ミステリー。
 『謎解きはディナーの後で』の大成功は、主役の「ホームズ&ワトソン」を超毒舌執事&大富豪令嬢という異色の組み合わせにし、そこに安楽椅子探偵の興趣を上手く盛り込んだ着想に因るところが大きかっただろう。筆者も充分楽しませてもらったが、若干不満だったのは、謎解きより主役キャラに頼り過ぎという感がなくはなかったことだ。その点こちらの「ホームズ&ワトソン」は、主役キャラ設定は地味目だが、古書にかんする雑学蘊蓄が本好きのツボを刺激し、加えて栞子の推理が実に鮮やかである。また彼女と大輔の関係も、慎ましやかというか今時古風というか日本的ストイシズムの典型で、これまた悪くない。
 著者は古書店で働いていた経歴があり、稀覯本についても相当の知識の持ち主と言う。幾らでもマニアックかつディープなネタを駆使できるだろうにそこは抑え気味にして、本の背後にある人間ドラマの方を丁寧に描くさじ加減が絶妙である。あと上手いなと唸ったのは、本書収録の四篇が微妙にリンクしていること。一篇一篇読み進んでいくうち、越してきたばかりの近所に知り合いが増えるかのように、一人一人馴染の顔が増えていく。文字通り「安楽椅子」の真相を冒頭からずっと伏せておき、最後にそれを謎解きの核に据えるだけでなく、音楽で言うとコーダまで付け加えてくれて実にいい爽やかな余韻が残る。
 上品な和菓子のような、本好きにはたまらぬ佳品。

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紙の本

大人向けライトノベル。角川新レーベルの肝いり作品。

2018/11/07 22:35

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

知らない出版社だったので検索したら、角川だった。
HPでは、ライトノベルで育った人を対象に立ち上げた
新レーベルとあった。その中でも、この作品は別格扱いの気がする。
書評にもたびたび登場しているし、本屋に行くと平積みだ。
しかも、つい先日シリーズ第二弾が発売された。
たった半年だというのに、随分回転が速い。

ライトノベルは、少し前から気になっていた。
本屋で結構なスペースがある。
それに、なんといっても冲方丁さんの存在が大きい。
直木賞の候補になったことで、興味をそそられた。

幾度かライトノベルのコーナーでちら見をしたのだが、
どうもピンとこない。SFらしきものや、陰陽師とか魔法などの
作品が目につく。私にとっては、それは漫画で楽しむ世界なので、
申し訳ないけれど手に取るのをためらっていた。
そこにこの作品が現れた。

表紙は、ビブリア古書堂の店主である栞子さん。
若くて清楚な感じがする人だ。文中の雰囲気にもあっている。
これは栞子さんが安楽椅子探偵役となって、謎を解決していく物語。
いずれも、持ち込まれた古書をとっかかりに展開していく。

古書を題材にして、いろいろな秘密が隠せることに、まず驚いた。
栞子さんのワトソン役は五浦。
ひょんなことから古書堂を手伝うことになる。
五浦が手足になりながら、なかなかのコンビぶりをみせる。
本そのものの知識が充分あるからこそ、トリックも楽しいものに
なっているように思う。いくつか見え見えの部分もあるが、
そこは物語の流れの中で特に気にならなかった。

少し否定的なことを書く。実は一点、気になったことがある。
登場人物の描き方が、何だか薄く感じるのである。
話の展開力はあるし、イベントも多いのだが、
なぜか入り込めない。心の動きの描写が少なく感じる。
それは、非日常の部分をあまりこだわらずに
やり過ごすところに、如実に現れている。

私が五浦だったら、自分の生い立ちに話が及んだ時、
二転三転と気持ちの揺れ動きがあると思うのだが。

きっとそれが、大人向けライトノベルの方向性なんだと思う。
本の話をした時に、心理描写みたいなのは面倒くさくていやなんだ、
という人に会ったことがある。その人は、読書好きな方だ。
求めるジャンルが違うというだけのこと。
最近、私が読んできた本の中にも、同じように
エンターテインメント重視の軽い本があるのは気づいていた。

でも、否定しても得るものはない。
自分が好きなジャンルに軸足を置きつつ、いろんな分野を
楽しめばいいんだろうな、と思った次第。
私にとっては少しツボが外れた物語だったが、ライトミステリーとしては
充分楽しい作品である。何かの参考になれば幸いである。

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紙の本

不思議な不安定さに充ちた物語

2011/12/22 20:54

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を舞台にした、古書をめぐるミステリー。
 
 本の雑誌が選ぶ文庫ベスト10で1位になった等、ラノベというジャンルを超えて2011年を代表するヒット作になった作品。

 で、私が感じたのは<不安定さ>だった。
 妙なめぐり合わせで古書堂で働くことになった主人公に、骨折で入院中の浮世離れした美しい店主。ライトノベルとしていかにもありそうなキャラなのに、扱ってるのは古書で、本にまつわる因縁を店主が安楽椅子探偵よろしくひもといていく。
 それは物語として、とても面白かったのだけど、なんか違和感がぬぐえない。

 で、気づいた。
 部類の本好きとして描かれている店主、栞子さんなんだが、彼女は本を語る時、その出版の経緯を語っても中身は語らない。いや、文章をまるっと覚えていたりするところがあったりするので、中身を語ってないわけじゃない。がそれは本を語ることとは違うだろうと思うのだ。
 それを読んで自分はどう感じたか、どこに共感したか、そういうことが本を語ることじゃないのだろうか。
  
 って、そこに落とし穴があることに気づく。
 確かに栞子さんは「本」を語っていて、作品を語ってはいないのだ。

 そういうところが<不安定>の所以なのかもしれない。
 
 と、古書としてやりとりされると、作者に印税がはいらないことに対する作者のひそかなアンチテーゼであるのかもしれないと思った。
 うん。
 自分を骨折させた相手に対しての栞子さんの潔さというか、ある種の残酷さを見て、そう思った。

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紙の本

メガネッ娘&古書マニア&ミステリの殿堂!?

2011/11/29 09:10

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説でいえば大崎梢『配達あかずきん』と漫画でいえば芳崎せいむ『金魚屋古書店』、更にいえばことに男性読者を喜ばせるであろう薄幸の美少女、しかも眼鏡ッ子がヒロインというありそうでおそらく存在し得ない良いとこ取りの設定である。

とはいえ主人公はあくまでも就活中の大学卒青年、五浦君。
幼い頃に本をこよなく愛した祖母の本を勝手に触れた際、手酷くしかられたことがトラウマとなり本を読みたくても読むことの出来ない体質である五浦だったが、その祖母の遺品である夏目漱石全集を鎌倉の片隅にある「ビブリア古書堂」に査定依頼したことから入院中の店主・栞子との交流が始まる。
彼女は酷い人見知りで接客も話すこともままならないが本の知識は京極堂なみに膨大(笑)で、観察力も推理力も人並みはずれている。一度本の話となれば目を光らせ生き生きと話しだすという、これもある意味ツンデレキャラなのだろうか、とにかく魅力的な美少女である。

さて、内容がミステリであるかぎり詳しいことは書くまい・・・といっても推理小説というには分かりやすく予想のつきやすい謎解きなのでミステリーというよりはストーリーを、そして人物関係、本と本に関わって人が人と作り出してきた物語を楽しんでほしいという作品だろう。

まず持ち込まれた五浦の祖母の遺品。ビブリア古書堂を介してこの本を売っていった(本に書名をした)最初の持ち主への想いと、その書名に「夏目漱石」の書名を書き加えた人物、そして全集全てを揃い持っていた祖母の想い。そうしたことが家族で唯一身長の高い主人公の出生と祖母の秘密に繋がっていく。

主人公の出生の秘密が明かされても彼の「本を読みたくても読めない体質」は変わることは無く、それからもビブリア古書堂でのバイトも、栞子との微妙に近い関係も続いていく。
本書にはおそらく今後の主要メンバーとなるであろう人たち、セドリ屋や同業者、本好きの友人?など個性豊かなキャラクターが回を追う毎に登場する。
その登場も、まあ盗難の被害者と加害者でビブリア古書堂に捜索の協力を依頼したのがきっかけという、なんとも印象的な出で立ちだ。

人並みはずれた推理力と膨大な古書の知識で、本のこととなるとたちまち人が変わったように積極的な言動にうつる栞子について、主人公が抱く不安も今後の大きなキーポイントなのだろう。
つまり、よかれと思ってのこととは言え、全てをありのまま伝えること。
自分の思う通りの展開に無意識のうちに導いてしまっていること、その力が彼女にはあるということだ。

推理物としては分かりやすいし読み応えという意味では薄いかもしれない・・・がなんにせよ、これはかなり面白い!と古書好き本好きキャラ好きの私としてはいわざるをえない。

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