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紙の本
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 ポアロ)
南米の富豪ルノーが滞在中のフランスで無惨に刺殺された。事件発生前にルノーからの手紙を受け取っていながら悲劇を防げなかったポアロは、プライドをかけて真相解明に挑む。一方パリ...
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 ポアロ)
ゴルフ場殺人事件
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商品説明
南米の富豪ルノーが滞在中のフランスで無惨に刺殺された。事件発生前にルノーからの手紙を受け取っていながら悲劇を防げなかったポアロは、プライドをかけて真相解明に挑む。一方パリ警視庁からは名刑事ジローが乗り込んできた。たがいを意識し推理の火花を散らす二人だったが、事態は意外な方向に…新訳決定版。【「BOOK」データベースの商品解説】
〔ハヤカワ文庫 2004年刊の新訳〕【「TRC MARC」の商品解説】
富豪殺害事件の真相をめぐり名探偵ポアロとパリ警視庁の名刑事が火花を散らす推理合戦【商品解説】
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紙の本
最後まで犯人が分からなかった
2023/10/11 22:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大変面白かったです
素晴らしいです
ワクワク感も大きいですが、時代が好きです。
手紙で連絡するのがメインでもある。
古いフランスの町並みや景色が目に浮かぶようで、趣きがあります。
もっとも、アガサ・クリスティが執筆した当時は、普通の事ばかりなのでしようが、今から考えると少し不便な連絡方法や、列車で移動するという、そういう様々な事が映画を見ているようで楽しいです。
殺人が絡んでいるので、穏やかな気持ちというわけでは無いですが、まさにミステリの女王!という言葉しか、出てきません
紙の本
これまた
2023/02/23 17:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人は意外なところから。
いつもながらのクリスティ。
ええ、もちろんわかりませんでしたとも。
いくつもの思惑が絡み合ったところを丁寧に解きほぐす手腕はさすが。
紙の本
ヘイスティングス暴走
2022/04/17 20:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティーとしてはそんなに面白い方ではありませんでしたが、何といってもヘイスティングスの暴走ぶりが楽しい1冊です。長編では以外にもあまり出てこないヘイスティングスを堪能出来ました。
紙の本
ふふ、ヘイスティングス。
2021/12/17 22:47
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投稿者:通りすがりのなっつさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスティの作品は、そのミステリ要素以外にも楽しいところが多くあります。その時代の情景、特別に本も出された食文化、そして少し甘い人間模様。
本作では、「シンデレラ」が出てきます。そして、その人は、あるキャラを介して魅力が伝ってくる存在。きっと奇麗な人だったのでしょうね。シリーズを通し、聞き及ぶことがある『シンデレラ』の初めて登場するものが本作品です。
たしか『ビッグフォー』『カーテン』まで読まれれば、その後もわかりますよ。
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ヘイスティングズ、あなたは大丈夫?
2021/11/24 15:27
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポアロものと呼ばれる長編小説の、この作品は2作めにあたる。
発表されたのは1923年だから、100年前の作品になるのには驚く。決して古びた感じがしない。
原題は「The Murder on the Links」。Linksにゴルフ場という意味があるから、邦題としては正しいのだが、殺人事件が起きるのはオープン間近のゴルフ場で、ゴルフというスポーツとは関係ない。
今回の事件は、一通の手紙がポアロの元に届くところから始まる。
それは大富豪の男から自身の身の危険を知らせるもので、ポアロとその友人でこの物語の書き手でもあるヘイスティングズが男のもとに行くことになる。
しかし、ポアロたちが着いた時には、男はすでにゴルフ場で殺されていた。
この作品で面白いのは、パリ警視庁のジローという刑事が登場するところ。
ジロー刑事はポアロとは相反する捜査方法で事件を解決しようとする。
この両者の火花の散らしあいが、面白い。
ジロー刑事も癖があるが、それ以上にポアロも癖があり過ぎる。
事件の解決以上に、読者を驚かせるのが、ヘイスティングズの行動だろう。
彼の立場といえば、シャーロックホームズにおけるワトソンのはずだが、列車の中で偶然出会った女性に夢中になって、事件現場 に現れた彼女に乞われるままに死体置き場も見せてしまうという、さすがにそれはダメでしょうという行為の連発。
最後にはポアロの推理も壊してしまう偽証までやらかしてしまう始末。(これにはポアロもだまされないが)
こんな男を連れにしながらも、ポアロの推理は解決に向かうのが不思議なくらいだ。
紙の本
読みやすくて面白かった
2021/04/14 12:16
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投稿者:えぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポアロとその相棒ヘイスティングの人柄や関係性がよくわかるテンポのよいミステリー。冒頭の意味深な始まりから、訳ありそうな登場人物が出てくるごとに謎が深まるけど、最後はきれいに解決と絵に描いたような作品でした。あっという間に読めるので軽い読書にいいと思います。
電子書籍
ヘイスティングス。。。
2020/05/27 15:57
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヘイスティングスは南米に行っちゃうの?
それにしても、ヘイスティングス、惚れっぽすぎる。
お前の頭の中はそれしかないのかと言いたくなるくらい。
前作でも1回、今作では2回。
紙の本
魅力的な女性満載
2014/07/03 19:12
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投稿者:yami_aru - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサの作品には本当に魅力的な女性がたくさん登場する。
本作は特にいろいろなタイプの女性が楽しめる。
高貴な女性から悪女、おてんばな女の子、思いつめたらなにをするかわからない娘など・・
ヘイスティングズも前作よりは存在感を増している。
できれば悪女にもう少し活躍の場を与えて欲しかった。
終盤の怒涛の展開には舌を巻くばかりだ。