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紙の本
長い長い殺人 (光文社文庫 光文社文庫プレミアム)
著者 宮部 みゆき (著)
轢き逃げは、じつは惨殺事件だった。被害者は森元隆一。事情聴取を始めた刑事は、森元の妻・法子に不審を持つ。夫を轢いた人物はどうなったのか、一度もきこうとしないのだ。隆一には...
長い長い殺人 (光文社文庫 光文社文庫プレミアム)
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商品説明
轢き逃げは、じつは惨殺事件だった。被害者は森元隆一。事情聴取を始めた刑事は、森元の妻・法子に不審を持つ。夫を轢いた人物はどうなったのか、一度もきこうとしないのだ。隆一には八千万円の生命保険がかけられていた。しかし、受取人の法子には完璧なアリバイが…。刑事の財布、探偵の財布、死者の財布—。“十の財布”が語る事件の裏に、やがて底知れぬ悪意の影が。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
刑事の財布 | 7−39 | |
---|---|---|
強請屋の財布 | 40−71 | |
少年の財布 | 72−113 |
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紙の本
長い長い殺人
2021/12/19 19:50
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人や刑事の財布が擬人化して会話をしながら話が進行していくところが面白いと思いました。連続殺人も別に犯人がいて犯人を操る犯人がいるという展開で模倣犯を思い出させる作品でした。
紙の本
発想がすごい
2021/11/28 09:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こやまん - この投稿者のレビュー一覧を見る
財布の視点なんて、宮部みゆきさんの圧倒的な技量がないと作品として成り立たないのではないか、と思える成り立ちです。最近の作品ではないのに、古さを感じないのもすごいなぁと思います。どうつながっていくのか、長い長い物語だけどあっという間に読んでしまいます。
紙の本
それぞれの財布が抱く
2020/05/19 13:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件解決までの長い道のりに、たくさんの財布が絡んできて斬新な推理小説です。妻を失くした探偵の財布から、叔母を奪われた財布に遺品が手渡されるシーンに涙してしまいました。
紙の本
さすが
2022/08/19 12:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
財布が語る形式の珍しい作品。各登場人物の財布がその持ち主について語っていく。滑稽なようだが、ストーリーは殺人事件。事件の真相が明らかになった時の怖さはまさに宮部ワールドです。
紙の本
おもしろいのだが、通じるものがある
2022/02/01 12:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る
無生物である財布が主人公で話を進めるというのは、非常におもしろく、読みやすい。ワイドショーや中学生からの親友など後の『模倣犯』につながるのではないかと感じた。
紙の本
財布は語る
2020/07/07 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな登場人物の持つ財布が物語を語っていくという
珍しいスタイルでストーリーが進んでいきます。
そういえば、実行犯の財布はあったっけ?
紙の本
とっても奇抜な珍しい視点からのエンタテイメント!
2016/02/08 13:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は、宮部みゆきさんの初期の小説です。この作品の大きな特徴は、「財布」という視点を中心にストーリーが展開されていくことです。もちろん、「財布」が擬人化されているのですが、財布はいつもズボンやシャツ、コートなどのポケットに入れられているため、すべてのことを知っているわけではありません。だいたいが持ち主やその関係者らの話す声や物音から何が起こっているのか推測できる程度です。こうした断片的な描写にも関わらず、全体像がくっきりと示される、まさに宮部さんの筆の巧みさが生み出した傑作といえるでしょう。
紙の本
財布は語る
2018/08/12 16:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
財布が持ち主について語る事により浮かび上がる劇場型殺人事件。事件絡みで有名になろうとたくらむ男女が怖い。有名にもいいものと悪いものがあるというのに。
紙の本
発想に驚きました。
2015/08/28 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても印象に残っている本です。財布に語らせるという発想がすごいと思います。しかも突飛なようでいて、ものすごく説得力を感じました。