福家警部補の報告
著者 大倉崇裕
天才的技倆を持った漫画家と彼女を潰しにかかる出版社の辣腕営業部長、もとは同人誌で合作していた二人が不幸な結末を迎える「禁断の筋書」、ヤクザが仲間割れのあげく相討ちしたよう...
福家警部補の報告
商品説明
天才的技倆を持った漫画家と彼女を潰しにかかる出版社の辣腕営業部長、もとは同人誌で合作していた二人が不幸な結末を迎える「禁断の筋書」、ヤクザが仲間割れのあげく相討ちしたように偽装された殺害現場に佇んでいた栗山比奈が目撃証言を拒む理由とは……「少女の沈黙」、車椅子の妻をいたわる夫、息子なきあと一見穏やかな日々を過ごしている老夫婦が悪党どもを爆弾で吹き飛ばし、官憲の捕縛を逃れて痛快なメッセージをよこす「女神の微笑」、以上3編を収録。『福家警部補の挨拶』『福家警部補の再訪』に続く、倒叙形式の本格ミステリ第3集。/解説=森谷明子
目次
- 禁断の筋書
- 少女の沈黙
- 女神の微笑
- 解説=『福家警部補の報告』のかたち/森谷明子
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最後
2022/12/12 19:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて捕まらない系の話が入った!
いや捕まったけど、逃げたというか…
面白かったです!
またねってことはまた出てくるのかなと期待します…笑
「福家警部補シリーズ」の3冊目
2018/05/09 21:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
檀れい主演でドラマにもなった「福家警部補シリーズ」の3冊目がやっと文庫になったので読みました。
大倉崇裕『福家警部補の報告』は、犯人が最初から分かっている、いわゆる倒叙形式のミステリー。
主人公・福家のキャラクターが面白いので、深刻な事件も楽しみながら読んでしまいます。
でもそれだけじゃなくて、話の作りがうまいなあ。1時間もののドラマにするのはもったいない!
まさかまさか
2020/10/06 15:31
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
2話目で、もしかしたらそういう展開があるかもと思ったら、そんなことなくて。
3話目で、意外な展開になった。
でも、二度と出て来ないと思うけど。
相変わらず
2017/05/19 23:01
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投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
福家警部補のそそっかしさにニヤニヤしながら、『本当はわざとじゃないの?』とか
いつも思ってしまうけど、本筋とは関係ないので本当にそそっかしいんだろうなぁと・・・でも、やっぱり「刑事コロンボ」が勝手に頭に浮かんでしまうのは著者の技ですなぁ。
猫みたいに…気がつけばひょこり側にいる。
2017/03/27 15:50
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投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫みたいに…気がつけばひょこり側にいる。飄々として頓珍漢、彼女の特技は情報収集、その眼鏡の奥に光る眼はなにを秘めているかわからない。そして狙った獲物は逃さない!今回の獲物は、漫画家、元ヤクザ、現代の仕置人…シリーズ三作目ともなると警部補が過去に関わった人物もちらほらと、彼女の背景にある厚みを感じられるようですが、まだまだ全貌は証さない。『楽しかったよ。また会いたいな』