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フロスト始末 上 (創元推理文庫)
【翻訳ミステリー大賞(第9回)】強姦・脅迫・失踪と、次々起こる厄介な事件をまとめて担当させられたフロスト警部。彼が捜査に追われている裏で、マレット署長はフロストをよその署...
フロスト始末 上 (創元推理文庫)
フロスト始末 上
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- 税込価格:2,860円(26pt)
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商品説明
【翻訳ミステリー大賞(第9回)】強姦・脅迫・失踪と、次々起こる厄介な事件をまとめて担当させられたフロスト警部。彼が捜査に追われている裏で、マレット署長はフロストをよその署に異動させようと企んでいた…。人気警察小説シリーズ最終作。【「TRC MARC」の商品解説】
今宵も人手不足のデントン署において、運悪く署に居合わせたフロスト警部は、強姦・脅迫・失踪と、次々起こる厄介な事件をまとめて担当させられる。警部がそれらの捜査に追われている裏で、マレット署長は新たに着任したスキナー主任警部と組み、フロストをよその署に異動させようと企んでいた……。史上最大のピンチに陥った警部の苦闘を描く、超人気警察小説シリーズ最終作。【商品解説】
あのフロスト警部が、デントン署を去るときが来た? 自らのヘマが招いた事態とはいえ、マレット署長や新任の主任警部の目論見どおり追い出されるのは業腹だ。だが管内で容赦なく起き続ける事件の捜査に時間を取られ、異動の日は刻一刻近づくばかり。絶体絶命、史上最大のピンチに見舞われ弱りきった警部は、最後にどんな始末をつけるのか。シリーズ累計85万部、全作品が年間ミステリランキング1位に輝いた、超人気警察小説最終巻。【本の内容】
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紙の本
愛おしささえ覚えるように
2019/07/04 22:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『フロスト始末』は、フロスト警部シリーズの最終巻。
作者が死んでしまったので、もうこれ以上出ません。
下品で不潔でだらしなくてかっこ悪くて、でも犯罪を憎み被害者を思いやる熱いハートを持つフロスト。
最終巻になった今回の話では、そんなフロストのしみじみした一面が描かれ、愛おしささえ覚えるようになります。
いくつもいくつも事件が重なり、幸運な偶然はなかなか訪れず、泥沼にはまっていく展開はいつもの通り。
さて、下巻ではどうなるか。
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結構まともに働いてます。
2017/12/24 22:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪い上司が二人に増えたせいか、フロストは超過勤務でバリバリ働いてます。部下のダメさがすごくて、警部がまともに見えます。続きも楽しみ。
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シリーズ最終巻。
2017/08/18 17:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
マレットと新任上司のスキナーの画策で、ど田舎警察への異動が決まっているフロスト警部。デントン市では相変わらず凶悪事件が連続発生、フロストはあっちこっちに引き摺り回されている。スキナーが大変ムカつく奴なので、署長マレットのクラブで毎回牡蠣に中るのがいい気味。
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フロスト警部、最大のピンチ
2017/07/06 22:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
フロストシリーズ最終巻。マレットがフロストを追い出すために招き入れたスキナー主任警部が、経費の虚偽申請を盾にしてフロストを人事異動させようと画策する。連続強姦事件や、少年少女たちの失踪、さらには脅迫事件や、正体不明の人の足まで出てくる始末。犯人逮捕と思いきや、関係のない事件だったりと捜査は難航。読み進めれば進むほど、続きが切りなるストーリーも今回が最後と思うと寂しい気もします。フロストはスキナーにどう立ち向かうのか、気になる下巻へ続く。
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崖っぷちの警部
2024/03/17 20:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DB - この投稿者のレビュー一覧を見る
フロストシリーズの最終作です。
あいかわらず人手不足のデントン警察署ですが、真面目で几帳面だったアレン警部はこれまでも病欠だったり出向だったりでいなかったが今回は名前も出てこない。
かわりに主任警部として登場するのは、フロストをデントンから追い出したいと前々から狙っていたマレット署長が特別に呼び寄せたスキナー警部だ。
地道な捜査や汚れ仕事はすべて部下に任せ、最後の仕上げと記者会見だけは自分がやって自分の手柄にする男だった。
ミスをフロストに押し付けるだけでなく、まだ十九歳の女性巡査ケイトをいびることも忘れない。
当然デントン警察署の制服組からの評価は「嫌な奴」となり、マレット署長からの評価は「頼もしい奴」となっていた。
上司がそんな様子なので、デントンで起こる犯罪はとりあえずフロスト警部に回ってくる。
行方不明になった少女、スーパーマーケットの商品に毒を入れたと大金を要求する強請り、連続強姦事件、妻を殺してしまったと自首してくる精神病らしい男、散歩中の犬が見つけた腐った足。
行方不明になった子供の両親は叫びまくり、スーパーのオーナーは金を取り返せと喚き散らし、マレットやスキナーも命令だと怒鳴りまくり、そんな騒音でも平常運転できるフロスト警部のスルー能力はかなり高い。
それでも子供を心配して泣く母親にだけは弱いらしく、睡眠時間を削って駆けずり回る。
シリーズも六作目になると脇を固める制服組もキャラがしっかりしてきて、受付のウェルズ巡査とは「今帰ったよ、ハニー」「夕食は冷めないようにオーブンに入れといたわよ、あなたってか?」と言いあう関係だ。
今回新たに検死官としてキャロルという四十代くらいの女性が赴任してきたが、最初からフロストといい雰囲気になっています。
だが約束していた最初のデートを見事にすっぽかして怒らせてしまっているが、物語中では描かれなかったが二人がうまくいくといいなと心から思う。
そしてフロストの身なりと健康に気を使ってくれるようになったらフロストのためにはなるだろうが、これまでのフロストとは違ってしまうわけでやはりシリーズ終了後のお楽しみということにしておこう。
ちょっとしたガソリン代のごまかしをスキナーに見つかってレクストンへ追い払われそうになったフロストでしたが、本当に追い出されてしまうのかどうかも事件の解決と同じくらい興味をひく。
いろんな伏線を回収して見事に「始末をつけた」サスペンスだった。