紙の本
愛おしささえ覚えるように
2019/07/04 22:16
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『フロスト始末』は、フロスト警部シリーズの最終巻。
作者が死んでしまったので、もうこれ以上出ません。
下品で不潔でだらしなくてかっこ悪くて、でも犯罪を憎み被害者を思いやる熱いハートを持つフロスト。
最終巻になった今回の話では、そんなフロストのしみじみした一面が描かれ、愛おしささえ覚えるようになります。
いくつもいくつも事件が重なり、幸運な偶然はなかなか訪れず、泥沼にはまっていく展開はいつもの通り。
さて、下巻ではどうなるか。
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結構まともに働いてます。
2017/12/24 22:49
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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪い上司が二人に増えたせいか、フロストは超過勤務でバリバリ働いてます。部下のダメさがすごくて、警部がまともに見えます。続きも楽しみ。
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シリーズ最終巻。
2017/08/18 17:12
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投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
マレットと新任上司のスキナーの画策で、ど田舎警察への異動が決まっているフロスト警部。デントン市では相変わらず凶悪事件が連続発生、フロストはあっちこっちに引き摺り回されている。スキナーが大変ムカつく奴なので、署長マレットのクラブで毎回牡蠣に中るのがいい気味。
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フロスト警部、最大のピンチ
2017/07/06 22:53
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投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
フロストシリーズ最終巻。マレットがフロストを追い出すために招き入れたスキナー主任警部が、経費の虚偽申請を盾にしてフロストを人事異動させようと画策する。連続強姦事件や、少年少女たちの失踪、さらには脅迫事件や、正体不明の人の足まで出てくる始末。犯人逮捕と思いきや、関係のない事件だったりと捜査は難航。読み進めれば進むほど、続きが切りなるストーリーも今回が最後と思うと寂しい気もします。フロストはスキナーにどう立ち向かうのか、気になる下巻へ続く。
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「フロストと連立方程式」
みなさんは「フロスト病」という病をご記憶でしょうか?
そう、英国の小説家、R・D・ウィングフィールドの「フロスト警部」シリーズを読みふけることによって、
夜昼関係なくこの本から目が離せなくなり、途中、奇声を発する方
はたまた突然、一人でげらげらと大笑いするといった症状がではじめ、
翌朝には、ぼぉ~っとしたかと思うと、思い出し笑いするなどいろいろな兆候がみられる病なのです。
その「フロスト」シリーズの遺作、「フロスト始末」がこの度出版されました。
で、私はこの上下2冊を一気に読み上げましたが、何故かこの度は多少ニンマリすることはあっても、
声を出して笑うといことはありませんでした。
これまで読んだ5作品に中身は勿論記憶にあるわけではありませんが、
これまでとは少し違っておかしみの部分が減りちっと変化があるような気がしております。
しかし、何故かこの本が一番読みやすかった感じも否めません。
さて、このフロスト警部の出立ちは刑事コロンボを想像していただいたほうがちかいでしょうか、
しかしこの上なく下品で、上司やお偉方、悪者には悪態のつき放題、
それでいて部下や市民に口は悪いがなんともやさしい。
これが部下に慕われ、読者を惹きつける要因なのかもしれません。
出されたコーヒーカップに鉛筆を入れ、砂糖をかき混ぜるなんて人、そんなにはいないでしょう(o^。^o)
このシリーズでは毎回、いろいろな事件が重なって発生します。
でも小さい田舎の警察署のこと、フロストにそのお鉢が回ってくるのです。
行方不明、殺人、スーパーマーケットへの脅迫etc.
そして読んでいる途中、ある事に気が付きました。
未知数が4、5とある連立方程式の解をもとめる数学に似ているなと?
ご存知のように連立方程式は未知数の数ほど関係式がないと解はえられません。
この上下2巻のお話に中で、X、Y、そしてZ等の関係式を描いているのです。
ヤツがホシだと言った彼の第六感も調べが進行していくうち、
第2,第3と状況が変化し、方程式の係数も変わってきます。
そして何かの拍子に未知数Xの解がえられると、YやZの答えも引き出されてくるのです。
今、本屋さんにゆくと第1作の「クリスマスのフロスト」から全作が置かれています。
まだ一度も読まれたことの無い方、あなたはしあわせものです。
無作法で口の悪く、お下劣なフロスト様にお会い出来るのですから!!!
でも、この作品が最後になるとはほんとうに残念至極であります。
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お下品なジョーク、会話、不運な運命、相変わらずフロストは楽しませてくれる。しかも、今回は”角縁眼鏡のマネキン野郎”だけでなく”でぶちん大将”まで増えて、さあ大変。事件も相変わらず多発し、全てをどう解決していくか下巻のフロストの活躍が待ちきれない。
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他地区の署への強制異動もからみ、上しか見ていない無能の上司との関係で、これまでにも増して、ストレスいっぱいの中で、次々と発生する事件。異動の日は刻一刻と近づいてくる。フロスト警部はこれらの事件を全部解決できるのか?
泥臭くあがき続ける。
感想は下巻で。
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今までにない絶対絶命感。
なのにあいもかわらずのフロスト警部。
とはいえ、亡くなった妻との思い出に絡む事件が再燃したりして、なんとなく最後なんだなあと思わせる。
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20170730 フロスト警部、久しぶり。相変わらず事件がごちゃごちゃと絡まって、登場人物もバラエティに富んで誰が味方で誰が敵か、そもそも解決に繋がる伏線があちこちにあり過ぎて確認できない。前半は展開できるだけ展開されてると思うのでこの後、後半のまとめ具合を楽しみに読み進めて行くことにします。
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フロスト、終わってしまうんだなーと思って読むと、週末感たっぷりの記述があちこちに。
相変わらずのお下劣ぶりだが、今まであまり感じなかった哀愁が胸に迫る。
しかし長いシリーズに付きもののマンネリ化も否めない。私自身ももうサイコパスや児童虐待ネタに食傷気味で、ミステリとしての完成度に高い評価はできない。シリーズが終わるのは寂しいがこれで良かったのかもしれない。
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フロスト警部最後の作品。
待ちに待っていたフロスト警部の最新作、
でももうその活躍が見られないとは、本当に残念。
そういう意味では、ちょっと純粋に楽しめなかったかも。
お話の方は、
フロスト警部を追い出そうとする新任のスキナー主任警部に追い詰められたり、
ATMから金を引き出そうとする犯人を何度も取り逃がしたり、
容疑者に自殺されたりと、散々な展開。
(下巻に続く)
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夏休み、子どもたちの予定に合わせていたらゆっくり読書などという優雅な時間は何処に... いよいよシリーズ最後の作品となりました。相変わらず、多忙の上に多忙を極めるフロスト警部。事件も単純なものばかりでなく、その都度フロスト警部が良心の呵責に苛まれたり、被害者に深い思いを寄せたり人間味あふれるところも魅力です。下ネタがらみのユーモアも今となってはご愛嬌。職場での彼の存在を排除しようとする勢力(?)との対決も楽しみです。下巻に続く。
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なかなか翻訳が出ないので、ペーパーバックで読んだのが2010年。さっぱり記憶がなくなっていたので、図書館で借りて翻訳で再読中。なんでこんなに翻訳が出るのが遅くなったんだろう?
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フロスト警部シリーズ最終作。相変わらずいろいろな事件が平行して起こり、それらが交わったり、離れたりしながら物語が展開していく。下巻へ。
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1日に2件以上の事件が、それも連日起こるという七曲署より忙しい所で、裕次郎よりタフででんでんよりスケベなフロスト警部!まさか原題のように殺されたりしないですよね?!