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紙の本
素顔の西郷隆盛 (新潮新書)
著者 磯田道史 (著)
今から150年前、この国のかたちを一変させた西郷隆盛。彼はいったい何者か。西郷の側近くにいた人々の証言等を改めて紐解き、後代の神格化と英雄視を離れて「大西郷」の素顔を活写...
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商品説明
今から150年前、この国のかたちを一変させた西郷隆盛。彼はいったい何者か。西郷の側近くにいた人々の証言等を改めて紐解き、後代の神格化と英雄視を離れて「大西郷」の素顔を活写。その人間像と維新史を浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
人間像と維新史を、わし摑み! 今から百五十年前、この国のかたちを一変させた「大西郷」とは、いったい何者だったのか? 後代の神格化を離れて史実をひもとき、意外な素顔と波乱の生涯を活写する。【商品解説】
人間像と維新史を、この1冊でわし掴み!
明治維新から150 年、この国のかたちを激変させた「大西郷」とはいったい何者なのか。先祖の話から薩摩での生い立ち、悩み多き青春と心中未遂、流謫の南島から幕末の渦中に舞い戻り、策謀と戦争を重ねて倒幕維新を成し遂げ、ついには朝敵として西南戦争で自決するまで――波乱の人生、振れ幅の大きな言動、この男をどう描き、いかにとらえるか、これまで幾多の作家や学者が頭を悩ませてきました。本書では、後代の神格化と英雄視を離れて史料をひもとき、それぞれの「現場」を中心にその意外な素顔を浮き彫りにします!【本の内容】
著者紹介
磯田道史
- 略歴
- 〈磯田道史〉1970年岡山市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。歴史家。国際日本文化研究センター准教授。「武士の家計簿」で新潮ドキュメント賞受賞。ほかの著書に「日本史の内幕」等。
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紙の本
大河ドラマ「西郷どん」はこれからが面白いはず
2018/07/11 15:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKの大河ドラマは正月に始まって、12月まで1年間続く歴史ドラマです。
なので6月あたりがちょうど折り返しでしょうか。
今年(2018年)の大河ドラマは林真理子さん原作の「西郷(せご)どん」。明治維新の功労者西郷隆盛が主人公で、ドラマはちょうど西郷が二度の島流しを経て、これから京都に出て幕末を迎える頃となっています。
小説ではなく歴史上から見た西郷隆盛を描いた本書でいえば、269ページのうち100ページ少しあたりですから、西郷の人生は大きく前半と後半、にわかれるのかもしれません。
この本の著者磯田道史氏の章立てでいえば、三つ。
第一部が「青春と挫折」で月照との心中事件まで、次が「復活と策動」で島送りから戊辰戦争まで、最後が「失意と天命」で西南戦争で49歳で亡くなるまで、と分かれていて、西郷隆盛を知る上で、とてもわかりやすい区分でした。
さすが大河ドラマで時代考証を担当している磯田道史氏だけのことはあります。
あのドラマで西郷がしばしば鰻獲りをするシーンがありますが、実際西郷は鰻が好きだったそうです。
では磯田氏は西郷隆盛をどんな人物と見ているかというと、自他の区別がなく、「一緒にいるとやがて餅みたいに共感で膨れ上がり、一体化してしまう」そんな性格であったと記しています。
そのあたり、最後には道を分けることになる大久保利通との違いなのでしょう。
さらに西郷にとって「人生はいわば緩慢な自殺に近いもの」だとも書いています。
これから大河ドラマを楽しむには欠かせない新書です。
紙の本
大河ドラマの副読本
2018/05/12 22:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
調査の時間がなかったのか、古文書を地道に紐解き、史実を検証するいつものスタイルではなく、数ある西郷本を参照して書いた評伝です。
西郷の事績を賞賛するだけでなく、目的達成のためには手段を選ばない西郷のダークな側面もバランス良く描いています。結果として、西郷は身内を含め膨大な人たちを死地に送り込みました。実弟の西郷従道や従弟の大山巌は西郷の悪口を言い合っていたとのこと。案外、磯田氏も維新の最大の立役者であることは認めつつ、西郷はあまり好きではないのではないかと思いました。
大河ドラマの副読本としてお勧めします。
紙の本
西郷隆盛
2019/05/07 16:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
西郷隆盛の人物像に迫っていて、おもしろかったです。大河ドラマでも描き切れていなかった西郷隆盛を知れました。