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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 18件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/07/23
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書 新赤版
  • サイズ:18cm/275p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-431727-2
新書

紙の本

原民喜 死と愛と孤独の肖像 (岩波新書 新赤版)

著者 梯久美子 (著)

「夏の花」で知られる作家・詩人、原民喜。死の想念にとらわれた幼少期から、妻の愛情に包まれて暮らした青年期、その死まで−。生き難さを抱え、傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀...

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原民喜 死と愛と孤独の肖像 (岩波新書 新赤版)

税込 1,034 9pt

原民喜 死と愛と孤独の肖像

税込 946 8pt

原民喜 死と愛と孤独の肖像

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商品説明

「夏の花」で知られる作家・詩人、原民喜。死の想念にとらわれた幼少期から、妻の愛情に包まれて暮らした青年期、その死まで−。生き難さを抱え、傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を描く。略年譜も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

多感な幼少期から、その死まで。生き難さを抱え、傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を描く、傑作評伝。【本の内容】

著者紹介

梯久美子

略歴
〈梯久美子〉1961年熊本市生まれ。北海道大学文学部卒業。編集者を経て文筆業に。ノンフィクション作家。「散るぞ悲しき」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.4

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

とんでもない人だけど、私は好きになった

2020/10/14 22:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ』で見事に島尾敏雄と島尾ミホの壮絶な関係を書ききった作者は、今回は原民喜を題材にしている、恥ずかしながら私はまだ原民喜の作品を読んだことが無く、というかほとんどこの人のことを知らなかった。友人の一人は彼を評して「ほんの少しの俗智もなければ俗才のかけらもなく、世間話や日常のちょっとした挨拶、してもらったことへの礼を言うこともできなかったので、他人から誤解されかねなかった」と言っている、これが事実なら他人から誤解されるどころか、全くもってふとどきな人なのだが、原は愛され続ける。そして一番、原を愛した人が戦中に亡くなった妻の貞恵さんだったのだろう、その美しい死に触れた原は原爆の死について「このやうに慌しい無造作な死が「死」と言えるのだろうか」と嘆くのだ

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紙の本

多感な幼少期から、その死まで。生き難さを抱え、傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を描く、傑作評伝。

2018/07/30 12:01

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

原の自死は周到に準備されたものだった。その心は「すでに半ば死の側に」あり、その文学は「死者によって生かされる運命」だったが、臆病に踏みだした幼少期、妻との愛情の日々、孤独な晩年を辿る。作家への敬意を忘れずその内に踏み込んだ肖像画。

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紙の本

かなしみの人生

2018/08/09 09:38

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

教科書に原民喜の詩が載っているから、誰でも作品とかれが広島で被爆し、その後鉄道自殺した人生を知っていると思う。
 だが、それだけではなく、子どもの頃から内気で繊細な性格、大学時代の秘められた交友、妻との出会いと別れが描かれている。
 戦争で喪われた一人一人の人生、忘れてはいけない。

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紙の本

原民喜という人

2021/12/28 13:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

原民喜といえば原爆小説の代表ともいえる『夏の花』を思い浮かべる人が多いであろうし、現在のような時代であるからこの小説は読み継がれていかねばならない。同時に原は社会に適応できず他人とまともに口をきくこともできないほどの超のつくほど内気な人でもあり、こういった面でも現在に生きづらさを感じているような人の共感を得られるかもしれない。

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2018/07/27 22:20

投稿元:ブクログ

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2018/08/16 22:39

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2018/08/21 07:33

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2018/09/09 23:11

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2018/12/24 09:18

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2018/08/30 09:25

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2018/10/27 18:24

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2018/12/06 19:36

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2018/12/24 08:09

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2019/02/11 14:02

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2019/02/20 12:46

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