詳細な描写が良い
2024/04/28 21:30
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
具体的なリアルな現代塾の様子がよくわかる漫画です。中学受験を経験していない読者にも想像できるようにわかりやすい説明をまじえてとても詳細に描写されています。佐倉がらみで適度にユーモアを取り入れつつ、受験に関してはシビアな目で徹底した対策を表現しているなあと感じました。子供の個性を尊重しながらの指導はすごいなと思います。
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投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏期講習が始まり、益々受験色が濃くなります。 本当に、夏期講習で結果が出せなかったら、受験に希望が持てないと言うのは、とても現実的でした。 佐倉先生の、ケーキ一口食いが、面白いです。
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
基礎基本が大切なのはわかっていても、学年を落として復習しようと言われると抵抗がある。エサと言うと聞こえは悪いが、上に上がると思えば頑張れるかも。
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
着々と、受験に向かってストーリーが進んでいます。
確かに、勉強だけして、一般教養?の欠けている子は居ますね。外との繋がりは大事ですね。
黒木先生の謎は、深まるばかりです。
偏差値を50にあげる方法
2019/10/26 10:22
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投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
偏差値を50にあげる方法ですが、算数では、正しいやり方です。
ちゃんとした本当に使えることが書いてあるので良い本です
早く続きが読みたい。
2018/11/07 17:00
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投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一巻と第二巻のインパクトに比べると、第三巻は次巻に続くといった内容なので読み応えとしては物足りないかなと思います。この巻での山場が無いというか、そんな感じです。期待値が高かったので、このような感想になるのかもしれません。でも、第四巻を早く読みたいという期待も勿論ありますので、面白いという評価は変わりません。
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も響く格言が多かったです。
・子供(生徒)は裏切る
・事もが行きたい学校、親が行かせたい学校
・子供の負荷おり親を黙らせることを考える
天王山の夏休みを迎えてこらからどうなるのか?
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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
6年生夏休みは基礎固めの最後のチャンスだそう。その前に塾ではいろいろな手を打って子供達をやる気にさせ、保護者を満足させる。ビジネスだからね。
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
佐倉先生のおばあちゃん、元教師で塾嫌ってるのかな?
志望校は偏差値だけで選んでる親はいないでしょう。学費のことだってあるし。
二月の勝者 ー絶対合格の教室ー 3
2024/06/09 13:26
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投稿者:おかしなかかし - この投稿者のレビュー一覧を見る
受験の天王山といわれていますが中学受験もそうなんですね。受験の経験がないですが毎年小学生が塾に行っているのを見ると気持ちがぎゅっとします。
低偏差値からの脱却
2020/06/08 22:42
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
難問を最初から捨てる勇気というのは、小学生には難しいのかもしれない。さらに、試験中に焦りは感じるものだ。ただし、ここでの方法は、黒木の指摘どおり、本番でつかうものではない。この時期のモチベーションのためだろう。
本作は非常に面白い。エンタメとして成立しながらリアリティもあるのが魅力である。
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自分が中学受験をやったクチだからってこともあり、かなり興味深く読ませてもらいました。東京と地方の差はあると思うけど、なかなかに厳しい現状がある訳ですね。まあでも当時から、ねじり鉢巻の合宿、みたいなのはあったと記憶する。でも、テレビでも取り沙汰されるくらいだったから、珍しい風景だったってことかな。『よくやるわぁ』って、他人事みたいに見てたから、いざ我が子のこととなった場合、どこまで積極的になれるかは甚だ疑問。まあ、臨機応変にってことではないか、と。
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中学受験を舞台に、受験生たちの小5の二月から試験本番の二月までの一年間(おそらく)を描く漫画です。
中学受験事情は綿密に取材をした形跡が伺えます。志望校選び、塾選び、モチベーションの上げ方、即効性のある偏差値の上げ方、親のメンタルコントロールみたいなすべての受験生親子にお勧めの情報から、暑い季節の「塾弁」作り置き禁止(食中毒になりかねない)なんて、経験者に聞かないとなかなか触れることができない生の体験談までが織り込まれています。
さらに、学校名、塾名、模試に至るまで、特徴をよく反映し、実名が容易に想像できる(一部は実名そのまま)絶妙な仮名で登場します。
今どきの中学受験事情がリアルに把握でき、さらに中学受験に挑む親子を襲うさまざまなトラブルやカタストロフィを疑似体験できることから、塾関係者や受験経験者、そして受験生の保護者から大きな支持を集めています。検索をすれば推薦の声がいくつも目につきます。
3巻では算数偏差値の簡単な上げ方、「こどもの夢」と志望校選びなどが取り上げられます。また、1巻2巻で2月3月が過ぎましたが、4巻では一気に7月まで時間が進みました。
まずは算数偏差値について。
一問当たりの配転が高い算数は中学受験において重要な科目です。
Rクラスに模試の過去問をやらせてみて、偏差値が特に低かったのは4名。「できる問題から手を付ける」指導をしているという佐倉に対し、黒木は「バカは模試の問題半分でおしまい。後半の大問やる資格なし。」と言い放ち、同じ時間で実際に前半だけの問題を解かせてみます。
効果は明白でした。4人中3人が偏差値を大きく伸ばしたのです。
今川理衣沙 偏差値40→偏差値45
三浦佑星 偏差値39→偏差値49
武田勇人 偏差値35→偏差値40
石田王羅 偏差値33→偏差値32
黒木は、またしても受験生を感動させました。
点数を見た武田勇人が嬉しそうです。
「基本問題をおろそかにしない事の重大さを体感できるからです。」と解説すると同時に、「自分の実力で点数と偏差値を上げることができた。この体験は、どんな喜びにも代えがたい。「点が取れた!」という事実。どんなご褒美よりも、これにかなう喜びと原動力はないんですよ。」
この辺りになると、黒木が「露悪的」であることがだんだん見えてきます。単に点数を取り、偏差値を上げるに止まらず、受験生が自分の努力が報われたと感じることができたという事実を目の当たりにして、本当に「最強【最悪】」であるのか、どうして佐倉たちに向かって言う言葉はわざとらしく酷いのか、読者は気になって仕方がありません。
なお、石田王羅の偏差値がどうして下がったのかは佐倉の宿題となります。自分が小学生だった頃の記憶って、覚えていないもの、なんでしょうね。
続いて「夢」の話。
保護者面談に向け、受験生の個人把握をしようとしている佐倉に、浅井紫が相談します。
「将来の夢」が「どうして「花屋さん」だと困るのか教えてよ」
受験生の夢や憧れている志望校を聞く佐倉に、またして��黒木の言葉が突き刺さります。
「まさか小学生の夢なんかを志望校選びの理由付けにしてはいないですよね? 子どもは裏切ります。言うことを真に受けてはいけません。」
納得がいかない佐倉。
休暇で祖母に会いに帰省した山梨で、偶然灰谷と出会った彼女は、灰谷の、ひいてはフェニックスの持論を聞きます。宇宙飛行士になりたかったという灰谷。しかし…。
「でも、さっき灰谷さん、宇宙飛行士になりたかったからこそ進路が決められたって。「夢」は子供の進路の指針になりますよね?」
「佐倉さん、僕、いま「宇宙飛行士」ですか?」
「違いますよね?」
「夢なんてかなえられるのはほんのひと握り。だから、せめていろんな職業を選べる高い学歴を、子ども達に与えてあげるべきなんです…!」
これ、一面の真実です。
1巻の三浦佑星のサッカーにかける夢についても、同じようなやり取りがありました。
小学生の「将来の夢」は、小学生の目で見える範囲にとどまります。テレビに出る人、インターネットの人気者、そういった人はほんの一握り。
レベルの高い同級生と交わり、上を目指していれば、視点は高くなり、これまで視野に入ってこなかった「夢」が見えてくるかもしれません。
これ、先日こんな記事がありました。
「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55353
地方出身で、いい大学に入ることが最終目標だったこの記事の筆者。いざ東大に入ってみて、周囲の同級生は「東大」は目標達成の通過点、夢を叶える手段に過ぎない者ばかりだった、という話です。
視点が上がらなければ夢も、目標も見えてこない、そのためにも中学受験をし、高いレベルの先生や先輩、そして同級生たちと交わるべきだ――。
これ、本当にそのとおりだと思います。
ただ、これは「一面」の真実に過ぎません。
灰谷の持論を聞いて納得できなかった佐倉は、桂に相談をしました。
桂はこんなことを言います。
「お子さんにはどんな大人になって欲しいですか? いい学校に入っていい会社に就職して欲しい、それだけですか? 私立中高の学費、六年間で500万円前後のお金をかけて、手に入れたいのは学歴「だけ」ですか?」
これもまた一面の真実です。
受験して入る中学校は本当に「カラー」があり、教育方針があり、「校訓」があります。
大学生と違い、中高生はまだまだ「学校」が世界の全てです。望んで入ってきた生徒が多い学校ほど、そこで送った6年間がかけがえのない経験だったという話を聞くことが多いのです。
生徒の話を聞き、学校をよく調べた佐倉の提案(涌泉女学園中学)は、浅井紫には、「…あのさ佐倉ちゃん、わたし 別に本気で「花屋」目指してるワケじゃないんだけど?」と空振りでしたが、改めてそのパンフレットを見た彼女には
「制服ないの? マジ? でもみんなおしゃれ! いいじゃん! 女子大の附属なんだ、ママ、附属がいいって言ってたっけ。クリスマス礼拝⁉ ホンモノじゃん ガチおっしゃれ〰! アガるわ〰‼ 修学旅行もニュージーランドだああ いいじゃん��いじゃん♪」と、刺さった様子。
桂の言うとおり、そこで送る6年間を具体的に想像し、浅井紫のモチベーションが上がって、これは怪我の功名でしょうか。
他の保護者にも、佐倉の提案は好評だったようです。
もっとも「偏差値が10以上高い学校を志望させるよう」との黒木の指示どおりのチャレンジ校も提示したようではありますが。
時間は進んで六月。
偏差値を厳密に適用してクラス替えがありました。
最下位Rクラスから真ん中Aクラスに昇格したのが2名。
三浦佑星 偏差値47→52、クラスR→A
加藤匠 偏差値45→50、クラスR→A
逆に降格が2名。
大内礼央 偏差値50→48、クラスA→R
福島圭 偏差値51→48、クラスA→R
その他の生徒の反応は…。
武田勇人 偏差値43→46「席が3つも前に動いた!」
今川理衣沙 偏差値45→44「どんどんK女から遠のくよ…!」
浅井紫 偏差値44→46「理衣沙ちゃんと入れ替わったのか…フクザツ…」
石田王羅 偏差値38→37「今日のお弁当何かな〰?」
降格された生徒の気持ちを考えて納得がいかない講師たちに「保護者からのクレームの電話が減ったの、気づきませんでした? よって、目に見えないもので評価することは今後一切やめて頂きたい。」と言い放つ黒木。
そして、偏差値の伸び悩むAクラスに、基礎の復習をさせるため、「5年生のテキストから出題のテストを行って、Aクラス上位3名をΩに特別に加入させるというエサを撒きます。」というのです。
Aクラスの生徒は色めき立ちます。一方でR落ちした大内礼央は「そんな… R落ちした後にそんなチャンス…」とショックを受けた様子。母は「…礼央がRクラスに落ちて、Rの子がAに上がったんなら、それは先生の指導力のせいなんじゃないの⁉ 礼央の成績が下がったのは橘先生のせい…!」と橘への不信感を募らせるのでした。
波乱含みのΩ選抜テスト、そして受験の天王山、夏期講習を前に黒木は全生徒に夏の過ごし方を話します。
素直に返事をする者、基礎だけやっていて本当に大丈夫なのかと不安がる者、自分なりの解釈をする者、それぞれの反応を聞いた黒木は佐倉に語ります。
「最終的に偏差値58の「壁」を破る、「下剋上」…サッカーに例えると…「ジャイアントキリング」成しえそうな生徒が一人います。ヒントはこれまで見てきた中にすべてありますよ。」
これ以降、それが誰なのかが焦点となります。
最後のコマに描かれているのは、右から
伊達智弘
石田王羅
浅井紫
三浦佑星
今川理衣沙
柴田まるみ
上杉海斗
福島圭
加藤匠
大内礼央
原秀道
ですね。
先の巻を読むと、3人、この中から生き残っています。でも1人ということは、他の2人は勝者になれないのでしょうか…。心配です。
最後に登場人物一覧を更新しておきます。
【登場人物一覧、3巻末現在】
R(最下位)クラス10名
・石田王羅 偏差値38 38→37 武蔵64
カードゲーム好きの問題児。1話からちらほら顔を出している。選択問題は鉛筆を転がして答えを決めている。
・武田勇人 偏差値38 未定 43→46
��マホゲー好き。ほとんど宿題をやらない。
父:武田正人(まさくん)40歳会社員
母:武田香織40歳会社員
・伊藤章太郎 3巻より 東英大附属白金、日照大附属杉並
魚、水族館好き、両親医者?
・今川理衣沙 偏差値45 45→44 K祥女子(吉祥女子)63、昌川女子(品川女子)のキャメルのブレザー
女子の派閥リーダーでトラブルも。
・浅井紫(ゆかり) 偏差値 44→46 光花女子(光塩女子 カトリック校)志望も、佐倉提案の湧泉女学院中学が刺さる。
文具大好き、将来の夢(一応)花屋さん
・山本佳苗 西洋西部女学園中(東洋英和女学院)の制服
・大内礼央 AからR落ち50→48
母成美(42)、橘先生に不信感を覚える。
・福島圭 AからR落ち51→48
Aクラス13名
・上杉海斗 偏差値52 52 T朋(桐朋)56、C央大附属(中央大附属)54
フェニックスS1(最上位クラス)に一卵性双生児の弟が在籍。本人はフェニックスA(最下位)だったが桜花ゼミナールへ転塾
・柴田まるみ 偏差値50 50 M学園(?)30
不登校で「偏差値を物差しとしない」学校志望
・伊達智弘 米田実業(早稲田実業) 偏差値51
米実行って野球やる
・加藤匠 偏差値40 45→50 K玉社(攻玉社)58、T輪(高輪)56
鉄っちゃん。目標を見つけ、気分一新して取り組む。RよりA入り。
・三浦佑星 偏差値40 未定 RよりA入り。47→52
サッカー少年。1話でスポットライトが当たる。受験勉強を始めたばかりで偏差値40はすごいらしい。
大友真千音 偏差値52
田中利休 偏差値55
原秀道 偏差値55 指示待ち、素直
Ωクラス(最上位クラス)9名
・島津順 偏差値68 開成72、KO中等部(慶應中等部)65
吉祥寺桜花トップ、母の熱意もトップ
・前田花恋 偏差値66 桜蔭72
負けず嫌いでトラブルも。直江樹里と仲良し。「落ちこぼれのレベルに合わせるのなんか学校だけで十分だよ」
・直江樹里 偏差値60 59 女子学園70
両親美容師でファッション大好き、制服のない学校志望
不明(A/Rクラス)
・(苗字不明)歩夢 S川女子(品川女子学園・57)
講師
・白柳徳道(60)
桜花ゼミナール社長。おそらく黒木とは個人的な知り合いで、彼のやっていること、やろうとしていることを承知している。
・ 黒木蔵人
桜花ゼミナール吉祥寺校校長。元フェニックストップ講師。サッカー経験者で中途挫折したか?露悪的に振舞うものの、いろいろありそう。
・佐倉麻衣(算数)
桜花ゼミナール新人講師。空手有段者。空手を指導した子供を「勝たせてあげられなかった」経験あり。
山梨に祖母。小学校の先生だった祖母に、学校の先生になったと話している
いとこ修治
いとこの子拳太、翔太 まだバンボ
・桂先生
1巻からレギュラー。佐倉の相談相手。よく中学受験事情を佐倉に(そして読者に)解説してくれる。将来の夢「社長」。
・橘勇作先生(算数・理科)32歳
1巻からレギュラー。ただ野球やってた。子供好き。黒木のやり方に反感を持つ。
・木村大志先生(社会)27歳
1巻からレギュラー。だけど出番らしい出番はなく、ほぼモブ扱い。こち亀読んで警察官になりたかった。
・朽木伸明先生(算数・理科)42歳
・平松(旧姓森)あおい先生(国語)32歳 新婚。
・平松創(はじめ)先生(社会)33歳 新婚。
・梅原拓(たく)先生(国語)39歳
・桐谷尚也(なおや)先生(理科)29歳
・栗田頼子先生(算数)46歳
灰谷純 イケメンフェニックス講師
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子どものため子どものため、子どもの主体性が、夢が。それって今見えてる天井の中でしかないわけだけど、そこに気付けずに、大人がそれを後押しするような発言をする。それって本当に子どものためなのか?
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池上彰のニュースを解説するテレビ番組なら見て良いっていうのは納得なんたけど、ジャニーズ見たいっていう子に鉄腕ダッシュなら可っていう黒木の返答に笑った。たしかに日本の抱える色んな問題につながってるもんね