電子書籍
親必読
2019/01/23 00:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「おわりに」に書かれている通り、著者の数年の取材結果のおいしいところばかりを凝縮したベスト盤。各章がスッキリとまとめられており、とても読みやすい。
経験ではなく、新しい知識を取り入れなければ、誤った判断をしてしまう危機感を感じました。
中学受験は反抗期と高校受験の難しい両立を避けられる、学習塾の優秀な生徒のために優秀ではない生徒が負担する逆進的構造、塾歴社会のトップの鉄緑会、思考力は身に付かない公文式、多様化・定義化する中学入試、ジェンダーバイアスを受けにくい男子校・女子校、コミュニケーションツールとしての外国語は不要になる、それほど変わらない大学入学共通テスト。
子供にあった教育を見極める力が親に必要な時代。
他の著書も読んで力をつけねばと思った一冊。
紙の本
現代の刻々と変化する受験の新常識を教示してくれる書です!
2019/01/09 09:54
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、お子さんの受験を考えられている方にはぜひとも読んでいただきたい一冊です。現代の社会は、国公私立校だけでなく、海外の学校への受験、さらに塾もあちこちにあり選択肢が大幅に広がっています。そのような状況において、受験に必要なノウハウは複雑化しており、なかなか私たちの目には見えてきません。たとえば、一流大学合格者のほとんどが行っていた小学生のころの習慣とは?こうした生徒の多くがが通っていた塾とは?このような隠された常識を本書は惜しげもなく公開してくれます。
紙の本
『受験と進学の新常識』
2018/10/19 22:37
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「どこの塾がいいの?」
「どんな学校がおすすめ?」
“親世代の常識”はもはや役に立たない状況にあって
教育と進学と受験に関する道標となる入門書
《子供の受験が脳裏をかすめたら、真っ先に読むべき本。》──帯より
気鋭の教育ジャーナリストによるここ数年の取材成果を凝縮した「ベスト盤」
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これまで各書でまとめられてきた内容の要約版プラスアルファ.後半戦は駆け足でまとめられているので,独立の新書発刊を待ちたい.いずれのせよ,昔よりもはっきりと,将来の方向性に決められた道筋がなく,各家庭で自分なりの考察を経て自分で決めていく,その道程こそが重要であるということが鮮明になった現代であると総括できる.
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2018/11/16 Amazonより届く。
2018/11/16〜11/18
子供が小学五年生、親からの強制ではなく(とはいえ最初はもちろん誘導したが)自分で中学受験したい、と言っている。本書を読むと3年生の2月から始めるのが標準的だそうな。五年生になってからと、出足が遅れたが、これまでのところ、そこそこ順調に学力を伸ばしているようだ。最近の動向がよくまとめられており、読んで良かった。
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受験と進学の新常識 いま変わりつつある12の現実。おおたとしまさ先生の著書。社会全体の変化は凄まじいけれど、受験と進学の変化も凄まじい。ひと昔前の常識が非常識に、非常識が常識に変化している。日本の学校教育は閉鎖的で国際的には時代遅れなところも多いし、本当に優秀な子供たちは海外留学をする時代になっているのかも。
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著者が説く「受験強者」の三条件、私なりに付加説明し少し言い換えて明記すれば、①所与の問題や課題を円滑かつ適切に、しかも出来るだけ迅速に処理し解決する能力 ②所期の結果や成果が出るまで、粘り強く取り組める忍耐力 ③指示または提示されたことに対しては、一切異見をもたず異論をはさまない、愚直なまでに疑わない従順な性格─の現実態は、まさに現代の日本における、国家や企業などの組織の最上層にいる─幸運にも結果的には「受験勝者」となって、いわば外面的な「成功者」として、社会の重鎮の役割を担う、組織の中枢に位置することで「立身出世」したような─いわゆる「選良」たる「統治エリート」の中の多くの人たちに、明確に看取されます。
とくに①について記せば、大企業病や官僚体質という悪弊にあるとおり、実際は「繁文縟礼」に習熟した中での、形式的事務処理能力を偏重したきらいがあり、③の面からも、「前例主義」や「事勿主義」の傾向が強いために、既成概念や固定観念に囚われない、柔軟な思考で活路を見いだして、本来的には早急かつ適正に解決すべき諸問題、諸課題に対する迅速果断な実務遂行能力において依然として劣っているのが、やはり現代日本の憂うべき病態であり、残念ながら否定出来ない実状と言えるでしょう。
そしてまた、今なお強くみられる「エートス」たる「日本教」に影響を受けた組織風土、あるいは社風として、総じて下僚たる一般の職員や社員にあっては、いわば思考行動レベルにおいて、過度の「同一性」「均質性」「協調性」が要請される、自然醸成の無形無言の圧搾空気に由来した、集団主義的な同調圧力という様態で、③が主因とも考えられる(集団や組織の)「凝集性」や「一体性」に基づいた業績達成度の高さや速さにみる美点と共に、鬱屈とした悪感情のはけ口になっているような、虐めや嫌がらせ、そしてまた村八分の名称で知られる仲間はずしなどにみるように、旧態依然の宿痾として、功罪両面で表れています。
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子育て世代がまさに今知りたい内容がしっかり書かれている一冊です。
中学受験はした方が良いのか
高校受験からでは遅いのか
公立よりも私立の方が良いのか
受験をするなら何歳ごろからどんな教育を受けさせれば良いのか
今進められている大学教育改革の方向性は
などなど。
読むには早いにこしたことはないですね。
因みに当方は一歳の子を持つ一児の父。
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割とハイレベルな大学進学を前提とした小学校からのコース取りが全体見取り図として示されており、特に大学入試改革が迫る中、参考になる親が多いのではないか?
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著者本人もあとがきで書いているとおりこれまでの著作をダイジェスト版といったところでしょうか。各テーマについてもっと深く知りたい場合にはそれぞれ著作にあたるのがよいと思われますが、「おおたとしまさ」本への”導入”としてはよいかもしれません。
折しも大学入試の仕組みがかわろうとしている中ですので、受験世代の子を持つ親御さん向け好適本といえるでしょう。
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この本読んだ気がする。。。という思いが止まりませんでしたが、最後の「おわりに」を見て納得。おおたさんが書いた別の著書からの「いいところどり」だったのですね。
というわけで、あまり新しい情報が得られなかったので、星2つですが、初めて「中学受験について知りたい」と思った人にはよい本ではないでしょうか。
日本の医学部が難しいからって、ハンガリーで医師免許を取るとか理解できない。。。それだったら、日本の医学部に入る方が簡単だと思うのですが(ハンガリーの方が安上がりのようですが)。
大学入試の変更については、まだ不明な点も多いから仕方ないかもしれないが、もう少し知りたいと思った。
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著者のこれまでの著作のエッセンスが詰まったダイジェスト版のようでいて、かつ、最新の事情も反映されており、いま、具体的には2019年に、近い将来に子女の中学受験を考えている親が最初に読む本としては最適だろう。また、これまでに著者の本を読んできた人にも役立ちそうだ。
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都内で子育てをする人向け。
ビジネスマンとして、将来、40~50代になったとき、こういった受験戦争を戦ってきた若者と対等にやりあっていくには今、さらに頑張るしかないと思った。
地方受験の自分にとって、詰込み式の学習しかやってこなかった自分ため、現在の教育前線を学ぶのは今のビジネスマンとしての生き方にも役に立つ。
特に、思考能力を試す試験についてレゴを使う学校も現れており、その趣旨としては、頭の整理のためのツールとしてレゴがあり、自分の作品から答えを導き出すという考え方は面白かった。
また、個人的に、公文式の在り方についての記述が自分に当てはめてることができ、面白かった。4歳~10歳まで公文式で自己学習の習慣をみにつけ、そこから受験のための勉強をおこなうというステップは納得。公文式は万能ではないが、要は使い方の問題。
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巻末で著者も書いているが、著者のこれまでの作品からのダイジェスト的意味合いが強かった。まだ読んでいない本に出てきたのだろうが、男子校と女子校の話などは非常に面白いと思ったし、全体像を捉えるという意味では、良いかなと感じる。
今回書いた中の一遍から新たな本が出るようなので、それを楽しみにしようかと思う。
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旅行中にさくっと読んだ本。 子供の進路のために読んだ。先すぎると思ったけど、やはり読んでよかった。
中学受験と高校受験の対比、また中学受験はどのようなスケジュールで準備されていくのか。
色々あーなるほどとメモを取るところが多すぎて、そしてかなりレビューするまでに時間がたってしまったので、また読まなきゃかなぁ。
最後のインターの章は、あくまで日本にあるインター校に通わせる話のメリットデメリットだったから、海外在住だとまた視点も違うかなと思い斜め読み。その他は興味深く読めた。
高校受験に向いてるタイプとして内申点が取れる子供、とありなるほどと思った。