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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2018/11/19
- 出版社: 偕成社
- レーベル: 偕成社ワンダーランド
- サイズ:22cm/445p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-03-540550-4
紙の本
風と行く者 守り人外伝 (偕成社ワンダーランド 「守り人」シリーズ)
著者 上橋菜穂子 (著),佐竹美保 (イラスト)
「天と地の守り人」後のバルサを過去の回想を交えて描く、「守り人」シリーズ外伝。少女時代のバルサとジグロの旅が現在のバルサの旅と交叉し、ゆたかな物語が立ちあがる。【「TRC...
風と行く者 守り人外伝 (偕成社ワンダーランド 「守り人」シリーズ)
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商品説明
「天と地の守り人」後のバルサを過去の回想を交えて描く、「守り人」シリーズ外伝。少女時代のバルサとジグロの旅が現在のバルサの旅と交叉し、ゆたかな物語が立ちあがる。【「TRC MARC」の商品解説】
つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たち と再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。
シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。
草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。【商品解説】
目次
- 序章 風の旅立ち 7
- 第一章 新たな旅へ 13
- 一、草市で 14
- 二、エオナ・ル・サリ 30
- 三、母の秘密 45
- 四、歌声の誘い 60
- 五、死闘 78
- 第二章 遠き日々 91
著者紹介
上橋菜穂子
- 略歴
- 〈上橋菜穂子〉立教大学大学院博士課程単位取得(文学博士)。専攻は文化人類学。オーストラリア先住民であるアボリジニを研究。川村学園女子大学特任教授。「精霊の守り人」で野間児童文芸新人賞などを受賞。
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紙の本
時とひとの思いの厚さ
2019/07/15 09:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直言うと、本編を読んでいるときのような疾走感はなく、本編ほどの面白さはないなと思いながら読んでいたのだが、「第三章 九 伯父と姪」から終章を読んでいくにつれて、なぜか涙が出てきてしまった。時間と人の思いの厚さが襲ってくるというのだろうか。若い読者にこの感じが伝わるかわからないが、たとえ今は理解できなくても、年をとってから再読してみてよと思う。
紙の本
穏やかな寂寥感
2018/12/22 20:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
バルサの物語をまた読めるとは!
不思議と「天と地の守り人」「炎路を行く者」のような圧倒的熱量は感じなかった。
あるのは失ったものへの寂寥感。そしてそれが当たり前になって生きている皆の一部になっている事。
バルサたちはもう自分を灼き尽くすような熱ではなく、自分の中の切なさと共に生きる時代を歩いているのだと思った。
紙の本
『風と行く者』
2020/08/18 19:50
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タルシュ帝国との戦いから1年半
バルサは旅先で出会った旅芸人一行の用心棒を引き受けることになる
鎮魂の歌や舞を舞いながらロタの草原を旅している旅芸人サダン・タラム〈風の楽人〉を、二十年前にもジグロとバルサは警護していたのだった
ロタ北部に伝わる伝説、ロタ氏族とターサ氏族の因縁
サダン・タラム〈風の楽人〉の若き頭エオナをねらう凶刃
過去と現在が交錯し、エウロカ・ターン〈森の王の谷間〉の扉が開かれるとき、秘められた過去が明らかになる
「守り人」シリーズ外伝として2018年に出版された本書はシリーズ中の最長編
若き日のバルサとジグロが回想される第二章はジグロファンにはたまらない(ジグロに吉川晃司を重ねて読むのも一興)
紙の本
人と人との繋がり
2020/01/07 20:05
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
思いは血に流れているのではなく、
生きてきた日々に宿っている、
という一文に
心を掴まれました。
人との出会いは
そうやって自分の中に積もって
豊かにしてくれるものですよね。
バルサが愛情を受けて育っていたこと、
これから思いを重ねていく日々があることを
知ることができて嬉しかったです。
紙の本
その後の番外編
2019/04/17 15:39
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投稿者:ぱるもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
また、バルサのお話が読めてとても幸せです。今回は、ジグロの娘かもしれない少女を、守りながら旅?に出ていくわけですが…過去のことも出て来て、面白かったです。
紙の本
少女時代と今と
2019/02/25 05:17
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投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの守り人シリーズの長編です!
バルサが護衛することになった楽人たちは、20年前、バルサがまだ少女で養父のジグロと一緒に旅をしていたころにも護衛をしたことのある楽人たちで、過去の話が今に繋がって行く…というような展開で、読み応えがあって面白かったです。
今になって、亡くなった人の想いがわかるようになるというのは切ないですが、知らないままで終わらなくてよかったなあと思いました。
出番は少ないんですけど、タンダはやっぱり癒しキャラだなと思いました!
タンダのいるところが、バルサの帰る場所なんだなとしみじみしました。