Ｔｈｉｎｋ ＣＩＶＩＬＩＴＹ 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である

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最近になって礼節の大切さを強く感じる。
見せかけのプロセスは同じでも、礼節の有り無しでアウトプットが変わるところを見る機会が多かったからか。

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礼儀正しくなればどんな効果があるか、逆に無礼にすればどんな悪影響があるかを詳しく説明している本。非常に共感できる内容が多かった。仕事は個人では無くチームでするものであり、自分の能力よりもチームの成果をあげる礼節こそ重要である事を再認識できた。
この本にある事で、特に自分が出来ていないと感じたのは以下2点。

1.会議中にメールチェックをする、あるいはメールを書く。
2.勤務時間外にメールを送る

非常に失礼な事をしていると改めて感じたので、まずはこの部分をしっかりと直していきたい。

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一言でいうと、「いい本だ」。主として企業とその従業員を対象としているが、ほとんどどんな組織にでも有効だ。礼節こそが企業内外にとって最重要で、その組織の発展には欠かせないというのが著者の主張だ。全くその通りだと思う。自分の現役時代を思い出し、当時この本があれば良かったのに、つくづく思う。著者の体験や、他の人々の実例を多用しているので、面白く読める。特に、色々なところでいじめを受けている人々に、ぜひ読んでもらいたい。

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読んでいて、とても共感できる内容だった。
無礼な態度が他者にどれだけマイナスの影響を与えるか、そうならないために何をすべきか（心がけるべきか）が丁寧に書かれていると感じた。海外発の本は断定的、強すぎと感じる物言いも散見される中、本社は気をつけて書かれ、翻訳されたのかなと感じる。まずは自分が無礼な人とならないように気をつけたい。

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　欧米の方がこのテーマで書をおこすことは珍しいのではないでしょうか？

　著者はジョージタウン大学で教鞭をとる一方、活気のある職場を作ることを目的としたコンサルティング活動にも従事し、これまで国際連合や世界銀行、米国財務省や米国司法省といった国際組織や行政組織だけなく、グーグルやピクサーといった民間のトップ企業にもコンサルティングサービスを提供した実績があるとのこと。

　仕事柄、能力は変わらないのに無礼だが出世をする人間がいる一方で、人として真っ直ぐであるが閑職に甘んじる人材を目にするケースが少なからずあるため、「なんだかなぁ・・・」と思うケースもちらほら。そこで本書に興味がわいた次第。


　本書の目次を見るとシンプルな構成であることがわかります。

　まず「第1部　なぜ礼節ある人は得をするのか」にて、礼節の有無でどれほどのメリット、デメリットが生じうるか。また礼節のある人、ない人がそれぞれチームを率いた場合、その生産性にどれほどの違いが生じうるかが説明されます。
　それぞれが具体的な事例や統計的な定量的結果で説明されており、説得力を補完しています。

　次に、読者が自身の礼節を高めるための具体的な方法やポイントが「第2部　あなたの礼節を高めるメソッド」で説明されます。
　ここでは、自分の礼節レベルをチェックする方法や、礼節ある人が守る原則や心構え、簡単なTipsが説明されます。

　そして個人の礼節向上だけでなく、会社として礼節のレベルを上げる方法に話が及びます。それが「第3部　礼節ある会社になる4つのステップ」で説明されます。
　ここでは主に、「人材採用」、採用後の「コーチング(研修)」ないしは「人事評価」、無礼な社員の更生方法、といった点に焦点が当てられます。

　そして最後は少しイレギュラーな内容ですが「第4部　無礼な人に狙われた場合の対処法」ということで、無礼な人間から身を守る方法が説明されます。


　本書では具体的事例や定量情報をもとに、一貫して礼節の重要さや必要性が建設的に説明されます。その内容には善意が満ちています。
　しかし私は本書の読者としては失格なようで、さしたる感動も覚えることはなく、むしろガッカリしたというのが正直なところ。

　個人的には良き振る舞いが何たるかはわかっているつもりですし、その効用もまた自明です。あらためて説明をうけるまでもありません。
　私の関心事は、そのような真っ当な（礼節ある）振る舞いをとったとしてもそれが評価されなかったり、むしろ敬遠されることすらある「天道是か非か」的な状況をどうとらえ、改善していくべきか、という点にあったわけですが、そこまでを本書に求めるのは酷な話でした。
　

　従って、本書は職場の空気を良くしたい、チーム内のコミュニケーションを活性化したい、といった職場環境改善を求めるマネジメント層向けの書であり、チームビルディングをこれから行っていく方にはお勧めの書ではないかと思います。

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タイトルの通り、礼節の大切さについて書いた本です。こういう話は精神論に終始することになりがちな印象があります。
しかし、この本は20年の研究の集大成ということで、豊富な具体例や統計も提示されていて説得力があります。
無礼な同僚や上司に悩んでいる人に読んでほしいです。どんな理由があったとしても無礼な態度は許されないんだということがよく分かると思います。

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‪献本いただいた『Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である 』読んだ。実証主義的に「礼節」を重んじることで、得られる実利を明晰に明らかにした書。ビジネスでもスポーツでも、気持ちよく生きた日々の集積がよき人生を形作る。‬

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相手に敬意を払い、礼儀正しくいることの重要さがわかりました。このことを無礼な社員一人が会社をかかえるコストは12000ドルにもなり、上位1%の社員二人分以上の稼ぎを帳消しにしてしまうという事実から学べました。
また、無礼さに自分が触れたときの対処法として、未来に目を向けるというのは参考になりました。