- 販売開始日: 2020/03/18
- 出版社: 早川書房
- ISBN:978-4-15-031420-0
人間たちの話
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タイトル通り
2020/04/26 23:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
元来のSFらしく少し不思議な設定を軸にして、人間を描いた作品が多い短編集。火星の研究者と、その甥の生活を描いた表題作が特に良かった。他の惑星の水一滴に生命を見出すことよりも、人と人とがぎこちなくとも家族になる瞬間の方がロマンあるかも、と思えるようなSF。
あと印象的だったのはオーウェル作品のパロディ「たのしい超監視社会」。SNS映えとか他者からどう思われるかを意識してる時点で、ゆるふわ超監視社会に自分から足を突っ込んでるのかもしれない。それはある種滑稽だけど、もはやそうじゃない世界には戻れないっていう怖さもあったりして考えさせられる。
ドキドキハラハラなSF世界
2022/10/24 12:47
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投稿者:ポン酢太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々なお話集めたSF短編集です。あらゐけいいちさんのイラストがとても良い味を出しています。少し怖いような、でもどんな世界でも人間は変わらないのかもしれないと思う作品でした。「たのしい超監視社会」がおすすめです。
ラーメンが…
2020/10/21 21:44
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投稿者:ぞか - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの作品もめっちゃ楽しい!!
特にラーメン屋さん。行ってみたいなあ。私用の、どんなラーメン作ってくれるかな♪
人間のためのSF
2020/08/19 08:30
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投稿者:gonta - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノスタルジックさと人間臭さとユーモアの同居する不思議な短編集。
表題作「人間たちの話」に漂う寂しさが良い。
著者の他の作品も読んでみたくなった。
思ったよりシニカル
2020/09/11 02:55
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投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったが、思ったよりも作風はシニカルなのかも。デビュー作(なのか?)の『横浜駅SF』は椎名誠っぽいと思ったら、やはり作者の好みだったよう。本書の作品は、椎名誠というよりはどっちかというと高山羽根子の作を思わせるようなものが多い。作中では表題作が何か好き。火星のメタン生成岩も孤独を感じて他者を求めるのかなあ。
ポップSF
2020/05/19 15:26
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひたすら遠くに行けば何かがあると思っていたかもしれない。皆が皆それぞれ求めている空想があるように、SFとは個々の読者の想像力次第で無限に展開しうる分野かもしれない。
表紙の絵で買いました
2023/01/02 22:07
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投稿者:Yodoyabashi - この投稿者のレビュー一覧を見る
余り好みでない話も多く、読み終わるまでに中断が入ったので時間をかけて読んだ。
短編集なのであるが、表題になっている「人間たちの話」はそれほど悪くないというか、現代の日常生活に近いところでのお話なので入っていきやすい。
続く「宇宙ラーメン重油味」もラーメン屋さんの話なので理解できる。
好みの問題で他はあんまり...
最後まで読んで、本人の解説まで読む。ここまで読むと、まあ納得する感じ。そして表紙のかわいい絵に戻ると、短編のそれぞれの途上人物かと納得する。まあ、表紙の絵で買ったのだけど。
一風変わったSF
2022/03/14 22:14
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中には雑誌で読んだことある作品も……。短編集ですが、もう少し長く中編に引き伸ばして欲しい……という感じのものが多かった、と思います。
いまいち
2024/05/15 11:17
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノリが合わなかった。
特に、透明人間の話。
あんなふうに設定するなら、もっと厳密な設定をしてほしかった。
中途半端だった。