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紙の本
自分の頭で考える日本の論点 (幻冬舎新書)
著者 出口治明 (著)
経済成長は必要か、ネット言論は規制すべきか…。ベンチャー企業の創業者であり大学学長である著者が、私達が直面する重要な論点を紹介しながら、自分はどう判断するかの思考プロセス...
自分の頭で考える日本の論点 (幻冬舎新書)
自分の頭で考える日本の論点
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商品説明
経済成長は必要か、ネット言論は規制すべきか…。ベンチャー企業の創業者であり大学学長である著者が、私達が直面する重要な論点を紹介しながら、自分はどう判断するかの思考プロセスを解説。知識と考える力が同時に身につく。【「TRC MARC」の商品解説】
玉石混淆の情報があふれ、専門家の間でも意見が分かれる問題ばかりの現代社会。これらを自分で判断し、悔いのない選択ができるようになるには、どうしたらいいのか。「経済成長は必要か」「民主主義は優れた制度か」「安楽死を認めるべきか」等々。ベンチャー企業の創業者であり大学学長、そして無類の読書家である著者が、私たちが直面する重要な論点を紹介しながら、自分はどう判断するかの思考プロセスを解説。先の見えない時代を生きるのに役立つ知識が身につき、本物の思考力も鍛えられる、一石二鳥の書。【商品解説】
著者紹介
出口治明
- 略歴
- 〈出口治明〉1948年三重県生まれ。京都大学法学部卒。立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命保険創業者。著書に「還暦からの底力」など。
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電子書籍
巻末付録には納得感あるが、全体的に論旨が粗く不満も残る
2021/02/01 21:48
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょひょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
博覧強記で知られる著者が現在の日本が抱える22の論点について、考えるための「基礎知識」と、「自分の頭で考える」とする著者自身の主張を簡潔に記したもの。
文体は平易で特に基礎知識は簡潔に整理されており読みやすい。挙げられている論点もやや結論ありきのものもあるが、コロナ問題など最新テーマもあって興味を持って読み進められる。
ただし、著者自身の主張の方は、良く言えば、すっきり簡潔だが、バッサリ大鉈の論旨も多く、必ずしも基礎知識の分析によるものというよりは、著者の価値観・悪く言うと決めつけが論拠となっているようなものや、「論点」を議論しているはずなのに、反対意見は「論外」と片付けられているものもあって、満足感は今一つ。
新書一冊に22の論点なので紙面制約上の限界という面もあるかもしれないが。
一方、本書の巻末に「付録」として「自分の頭で考えるための10のヒント」は目新しいものではないが、「確かに」と再認識させられるもので、こちらは、折に触れて読み返し、心掛けたいと感じた。
新聞広告で興味を持ち電子書籍で購入して通読。
紙の本
日本のことを考える
2021/02/24 07:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
量の情報、真贋不明の情報が溢れる現代社会において、様々な問題が私たちの目の前に、横たわっている。その問題を、どう判断して解説していくかは、難しいことである。著者の考え方を通して、自分なりに考える、判断するプロセスを提示する。よくよく考えて、そして、確実に行動に移さないといけない。行動しなければ、意味がないのだから。
紙の本
419頁もありますが、スモールステップで一気に読めます
2021/03/24 11:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
新書にしては頁数が多く、なんと419頁もあります。
購入直後は「これ、読み終えられるかな?」と思いましたが、一気に読み切れました。それは、当書では22項目の論点を取り上げており、1項目当たりの頁数が長くて20頁と、スモールステップな内容に出来上がっているからです。取り上げている項目そのものが身近な話題だから、という理由もあります。
今の日本が抱えている難しい問題も、楽観主義の著者が優しく説いているのが、読んでいて気が楽でした。教育者としての著者の視点もしっかりしていて、読んで良かったと心から思います。
紙の本
現代社会が抱える諸課題への処方箋
2020/12/20 21:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は大手生命保険会社勤務後生命保険会社を創業、現在は大学の学長を務め、読書家としても知られ多くの著書を出している。本書では、今の日本や世界が直面している問題のなかから22の論点を選び、その基礎知識を解説した後、著者の考え方が示されている。その論点は、コロナウイルス対応・地球温暖化・憲法改正・安楽死・年金問題など広範にわたる。著者が物事を考えるとき大切にしていることは、「タテ・ヨコ・算数」の3つ。タテとは歴史を知り、ヨコとは現在の世界はどうなっているかを知り、算数とは数字・ファクト(事実)・ロジック(論理)で裏づけていくこと。本書の「著者の考え方」では、この大切にしていることに基づき、海外の事例や歴史的事例なども随所に織り込まれて話が展開している。その事例の一例をあげると次のとおりである。◆歴史上、悲観論は全敗している。◆政治家の発言撤回が許されるのは日本だけ。◆移民、難民は優秀な人々◆歴史を顧みると、人口が減少した国や地域はすべて衰退している。
400頁を超える新書版であるが、現代社会が抱えている諸課題についてのわかりやすい解説と著者の考え方は、一読の価値があると思う。