獣王陛下と砂かぶりの花嫁 （バーズコミックス）

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ゆきちん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

雪豹の王様とキツネの番。
前作「食べないのオオカミさん」に続くメルヘンの世界。
オオカミの話はベースが赤ずきんちゃんで
今作はシンデレラをベースにしたのかな？という感じでしたが
ひと捻りもふた捻りもあって面白かったです。
お伽話がベースのBLってエロに寄りがちだけどこの作者さんのは可愛い話でした。
受も可愛いんですが、攻もゴージャスな雪豹の王様でスパダリのはずなのに
残念感漂うヘタレで可愛いです。
メルヘンの世界観なのですが、どこか地に足のついた誠実な話でした。

電子のhonto限定おまけ漫画の肉球スタンプの話も可愛かった。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

天の国から落ちてきた神獣と村の娘が結ばれ、やがて栄えた村が国となり、人々は神獣と娘を「運命の番」と呼んだーーーそんなおとぎ話が伝わる国が舞台のお話。

ネタバレがあります。

●神獣の血を引き先祖返りのため雪豹の姿と人型になる攻め・王様
●異なる毛色のせいで一族を追い出され奴隷になった「砂かぶり」のきつね受け・紅藍

似た世界観の『食べないの？ おおかみさん。』は狼のウルが太郎を遠ざけようとしていたことと対照的に、この作品では神獣の血を引く王様が「運命の番」を探し求め、「砂かぶり」と呼ばれていたきつねを番にするお話です。

もふもふ尻尾と耳を持つキャラたちが自由に動き回り、メルヘンな雰囲気を醸し出しているのでとにかく癒されました！とくに紅藍が尻尾を丸める姿や、王様が尻尾をかみかみする姿、ミニキャラ化した姿がかわいいのなんの。また、王様が機嫌がいいとお城をとどろかすようなゴロゴロを発したりと、猫好き心をくすぐるネタ（「王立猫吸い学会」やふみふみなど）も豊富。

ところが不穏な展開もあって、ふたりの生い立ちや権力争い、出会いと別れにまつわるエピソードは泣けます。

めでたしめでたしで締めくくられる、素敵なおとぎ話でした。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ねこ代理人　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作家様買い_(:3」∠)_
BL枠を超えるおとぎばなしのようなあたたかい純愛ものを書かれる作家様です。ホント好き。毎回泣いてます_(:3」∠)_
今回は狐ちゃんと白豹でとてもイケメンな王様なのですが、ちょいちょい目つきの悪い猫ちゃんになるのが可愛くて(´∀｀*)ｳﾌﾌとなります。最後の4コマも猫あるあるでほんわかします。お幸せに (ﾉ)ω(ヾ)♪

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ささ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

雪豹獣人の王様、四足、二足、人間と各種形態をとることが出来るのですが、どれも良い！
四足のクリームパンなお手々、致す時の変化、人間モードのイケメンっぷり。
どの形態でも欠点がありませんでした。
紅藍が気付いた色々な猫の習性が特に良くて、ビジュアルが逞しい豹の獣人なのに可愛いネコの行動をするギャップにやられました。
受けの紅藍も純粋無垢な子で何を喋っても可愛くて仕方がなかったです。
ビジュアル的には股の間にボフボフした尻尾を挟んでるのが特にグッと来ました。
あんなん、運命感じてなくても被り付きたいわと思ってしまいました。
恋愛の過程は生きてきた環境からどちらも対人関係に臆病なのでモダモダ感があり、もっとハッキリ気持ちを言っちゃいなよと思う所もありましたが、基本溺愛している感じではえるのでほんわかした感じではあるので穏やかな気持ちで読めました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：むらさき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

可愛すぎるし泣けた。紙本欲しくなりました。大好きな作品です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ちゃた　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

どうしてもっと早く購入しなかったのかと、後悔したくらい、優しくて愛おしい作品でした。ほっこりしたい気持ちになりたい時に読みたいお話です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

赤毛の狐が、深手を負った猫（雪豹の子）を助ける。
雪豹の子と気づかない狐の子が、猫ちゃんの為に、大人に怒られながら怪我の手当をして、食料を運び続ける。
雪豹の子は、革命から逃れていた王子。
数年後、豹の王様が、赤毛の狐を探し出す。

とろ臭いけど、嘘を付けない、素直で優しい「砂被り」が幸せになる物語。
癒されたよ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：おはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

王様は運命の番だと探していたようですが、無事に再会出来て良かった！
紅藍は割と危機一髪なところを王様に助けられています。
そんな王様も昔怪我をしていたところを紅藍に助けてもらっています。
食べ物を怪我した雪豹の元へ持っていく子供時代の砂かぶりがいじらしくて切ない。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

雪豹獣人の王様と不遇な狐の砂かぶり。運命の番である紅狐の砂かぶりをずっと探していた雪豹の国王。番と再会して二人とも幸せになって本当に良かった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

『灰かぶり姫』って、シンデレラストーリですね。

人獣モノ、実はとても苦手で、素敵～。と思うものにあまり出会えていません。
特にリアル獣と……というのが苦手で避けているのですが、評価が良かったのでトライしてみました。

結果、からみはほとんど王子さま姿でしたし、ユキヒョウは美しく。
紅藍は本当に健気でウルウル。

なのに終盤の「ねこちゃん！」で一気に可愛くなってしまう王さま。
私にとっても、皆さんの評価と作品の良さが一致していました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：バタコさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とても良かったです。でも前作と比べるとそこまで萌えなかったかもしれません。王さまがちょっとツンデレ過ぎ？でやきもきするとこがありました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：あろす　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

獣人赤ずきんの作品がとても印象的だったのでこちらも読了。童話が元になっているとどうしてもまずは「可哀想な子」から始まるので、最初は少し辛いのですが、王様の愛情があふれているので安心して読めます。
王様をねこちゃん呼ばわりするのがかわいいです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：みずき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まさにおとぎ話でした。
羨望や嫉妬、慈しみや哀しみなどなど、ほんとにどんな場面でも誰でも思い当たる感情が全て優しく、そう、実は優しさからだった行為や言葉が絡んで解れて。自分が自分を好きになって、余裕を持って周りを見渡せば、ただ思い合っていただけのこと。
優しい優しいお話でした。
めでたしめでたし。