1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
健康保険の自己負担割合は3割、おまけに病院に行ったら待たされ、感染症の危険も…
でも、知らないうちに市販薬は進化しており、ネットでも購入できます。
この機会に市販薬の威力を活かさねばと思います。
非常に役立つことでしょう
2021/07/16 08:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書を読めば、これまでお医者さんにかかって処方されていた薬同等の効能がある市販薬を、ドラッグストア・薬局で購入でき、支出削減につながることでしょう。
ただ、基本的に文章で示しているので、じっくり文章を読まないと知恵はつきません。そこは我慢して、読み進めてください。
多くの人に読んでもらいたい
2021/08/19 22:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1章に記載のとおり、風邪での抗生物質使用は、基本的に悪手だ。風邪のほとんどはウイルスが原因で、細菌には効果のある抗生物質を使っても、ウイルスに対しては効果なしだ。よって、耐性菌出現や副作用が生じるだけで、悪いことしかない。これは常識だと思っていたが、案外知らない人もいるのだろう。
第2章で取り上げられている医療用医薬品と市販薬の違い。これは単に効果の強弱だけではない。医療用医薬品を一流として、市販薬を二流とする考えは間違っているし、最近の薬学生にドラッグストアが人気なのは良い兆候である。そもそも、薬剤師が薬局で医師の処方箋のとおり薬を出すだけでは、医療費削減が必要となっている中で、まず切り捨てられるべき存在にしかならない。それよりも、ドラッグストアでセルフメディケーションの中核を担うべきだ。ただし、一般人は薬に関するリテラシーが欠如していて、成分を見極められないために、第6章にあるように、宣伝合戦でイメージ重視となってしまうのだ。多くの成分が配合されているのもよくない。医療用医薬品のように、必要な成分だけを入手できるようになってようやく一流になるわけで、現在の市販薬には優れたものもあれば、どうしようもないもの多いだろう。優れたものとしては第2章にあるフェキソフェナジンやステロイド点鼻薬(ただし、医療用医薬品のみのもののほうがより優れているようには思う)、胃薬でもスクラルファートやテプレノン、H2ブロッカーのファモチジンなどが挙げられる。逆に第6章にあるナファゾリンのような血管収縮剤はあまり良い薬ではない。第3章に高級目薬が人気とあるが、目薬にも血管収縮剤入りがあるため要注意だ。
第3章では発毛剤が話題となっている。ミノキシジルは効果があるようで、これがドラッグストアで購入できるというのは便利だ。リアップ一強から時代が変わる可能性もあるようだ。フィナステリドやデュタステリドはドラッグストアでの購入は不可だ。ダイエット薬の防風通聖散をはじめ、多数の漢方が話題にあるが、これは一般の薬剤師にも難しいものではないか。西洋薬と違い、体質などを見極める必要がある。これは漢方の専門家でないとできないだろう。ドラッグストアで相談して適切なものが選べるのだろうか。ただし、葛根湯は非常に人気だ。どこまで風邪に有用なのか、個人差がどの程度なのか私にはわからないが、とりあえず風邪っぽいなら葛根湯で問題ないならありがたいのだが。
薬剤師さんに相談を
2022/12/04 07:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
薬剤師さんの役目がよくわかる内容です。市販薬で治せる病気は、薬局で買って、病院へはなるべく行かないこと。その時、市販薬をえらぶのには、必ず、薬剤師さんに相談することといった内容でした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
よく行くドラッグストアの薬剤師さんには、幾度となく助けてもらっています。
風邪薬の飲み方、初めて便秘した時の薬選び、処方薬との飲み合わせについてなど、薬については何でも相談できるのは心強い。
コロナ禍、病院へ行くのも躊躇うことが多い。
市販薬で対応できるのならば、それに越したことはない。
ためになる一冊です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
市販薬を専門としている薬剤師さんの本。
病院より身近な市販薬。なんとなく、テキトーに選んで使っていた市販薬について薬剤師さんの目から見た大切な情報をたくさん伝えてくれていました。
高齢の母の通院に付き添うようになって、処方される薬の多さにびっくりし、そして市販の鎮痛剤と処方薬の飲み合わせの禁忌なども知らされるようになってから、薬についてもっと知るべきだと思い始めていたので、ちょうどいいときにちょうどいい本に出会えました。
市販薬の副作用や、成分に注意しなくてはならないこと、などは、なんとなくの知識としてぼんやり知っていたけれど、細かいことは知らなかったし、
市販薬に分類があること、それは薬の信頼度の変化によって変わっていくことや、薬剤師以外にも医薬品登録販売者というスタッフが薬局やドラッグストアにいることなどは全然知らなかったし、
いろいろな「知らなかったこと」(でも大切なこと)を知ることができました。
さらに薬について興味がわきました。
知らないことを知ってみたい。
そういえば、私は結構、調剤薬局の薬剤師さんに薬のことについて聞いていたかも。風邪薬や口内炎の薬も、たしか最初は薬剤師さんに選んでもらっていた気がします。
これからも、薬剤師さんの凄さを尊敬しつつ、頼りにしていきたい、と思いました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
Twitterで出たことを知り、読んでみた。
市販薬について、薬剤師の方が一般向けにきちんと書かれているなというのが、読んでいて伝わってきた。
分野ごとの説明も、日々実際に販売されている中でのエピソードにリアリティを感じ、自分自身の知識のupdateにもなった。
その後の濫用や副作用被害救済制度の説明も含め、こういった本が一般向けで出てくるのは薬に関わっている人間としても、周りに説明しやすくなるし有り難いと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
具体的に、どの市販薬が処方薬と同じような成分があるのかもあげてくれてる。
育毛剤のあたりはちょっと驚いた。今、リアップだけじゃないんだな。
最終的には、薬剤師、ドラッグストアを活用したセルフメディケーションの薦めになっている。薬剤師に相談するって、本当大事なのね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「ドラッグストアの薬剤師に相談して賢く市販薬を使いましょう」
本書を一言で言えば、そのような本です。
飲み合わせや、同じ用途でも成分による大きな違いがある事も書かれています。
参考にはなります。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
市販薬の選び方について。タイトルからの印象に反し落ち着いた筆致で勉強になる。バファリンとイブの違いなど。
漢方薬については説明不十分なので別の本で補完する必要あり。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「風邪を引いたらまず医者へ」――そんな常識は過去のものに!? 国のセルフメディケーション政策で、おなじみの病院薬は次々に市販化、処方薬と市販薬の間の壁は融解しつつある。解熱鎮痛剤、花粉症薬、胃腸薬など定番の常備薬から、水虫薬、痔の薬、発毛剤、精力剤など人には言いにくい薬まで、最新の成分と実際の効能を解説激変する市販薬事情をふまえ、薬局と薬剤師を大活用する方法を分かりやすく伝授する(本書で紹介する市販薬)
うがい薬/鎮痛薬/風邪薬/外用鎮痛薬/胃腸薬/下痢止め/目薬/花粉症薬/口内炎/保湿剤/水虫薬/ダイエット/精力剤/発毛剤/消臭/痔/睡眠の悩み/体質改善・健康維持/漢方/民間伝承薬/栄養ドリンク……etc.
第1章 「風邪で病院へ行くべきか」問題
病院と薬への思い込みと誤解/病院で処方される「風邪薬」の正体/本当に風邪に抗菌薬(抗生物質)は必要ない?/知識を生かし、ドラッグストアを活用する etc.
第2章 ドラッグストアと市販薬で起きている「激変」
薬剤師の間で高まるドラッグストア人気/「アレグラ」解禁がすべてを変えた/市販薬は病院薬の劣化版?/病院薬と市販薬の「壁」が融解する未来 etc.
第3章 「バファリン」と「イブ」は何が違うのか?
日本人ばかり大量消費する「ロキソニン」/医療従事者にもファンの多い「葛根湯」/「温湿布」vs「冷湿布」/「コンビニの胃薬」と「ドラッグストアの胃薬」の違い/止めていい下痢、止めてはいけない下痢/「正露丸」は何の薬?/トレンドは「超高級目薬」/防腐剤入りは本当に目に悪いのか/「一番効く薬」が飲み薬とは限らない/中国で〝神薬〟と呼ばれたパッチタイプ/社会問題になった「ヒルドイド美容処方」 etc.
第4章 人には聞けない「あの薬」
「コッソリ治したい」に役立つ市販薬/そもそも「それは水虫かどうか」問題/「ナイシトール」(防風通聖散)の本当の効果と副作用/インターポールも追う「偽造品」/安全でユニークな日本の市販精力薬/「リアップ」一強を崩した「スカルプD」/副作用を転用した「ドリエル」の注意点 etc.
第5章 毎日を元気に乗り切るために
「カタカナ漢方」の時代/漢方薬の科学的根拠/日本のソウルメディシン/「栄養ドリンクよりも養命酒」?/1本2000円だから効果大? etc.
第6章 「最強の薬箱」作りの罠と注意点
市販薬は究極の「時短」になる/「飲むタイミング」は効き目に影響するか/災害時に需要度が高い市販薬一覧/「長期連用」でいつのまにか乱用者に/頭痛薬で頭痛が起きる無限ループ/「本当は危険な市販薬」話の危険性 etc.
第7章 インフォデミックとコロナ禍
アイドルで市販薬を選んでもいい?/誤解を招く売り出し方―〝早く治す〟〝新商品風〟/コロナ禍の失敗―消毒薬をめぐる混乱/「医師が選んだ市販薬」はいい薬なのか?/SNS空間を襲う「インフォデミック」/正確な医療情報を見分けるコツ etc.
第8章 市販薬2.0―「セルフメディケーション」の未来
これからの市販薬の買い方/国の医療負担を抑える「セルフメディケーション税制」/年々増えるドラッグストア発のPB品/ツイッター懸賞、ゆるキャラ/日本型セルフメディケーションの問題点/拡大するネット通販/ドラッグストアを「身近な健康相談所」に etc.
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
現役ドラッグストア店員のときに出会いたかった一冊(何年前だ)
市販薬を買うときの指南書ではある。
でも、ただこの本に頼って個人的判断をするための本ではない。
「ドラッグストアのより上手な利用の仕方」の指南書として受け取った。
何しろこの本では、最近よく耳にする「セルフメディケーション」について、完全なる消費者の個人的判断による市販薬治療だとは言っていないのだから。
様々な市販薬についてのメリットもデメリットもリスクも誠実に書かれていたと思う。
ただ漠然とCMとパッケージだけを信じていては見えてこない情報が正直に、本当に誠実に綴られている。
ときには、そこまで書くかと思う情報も。
また、出版された2021年時点での情報が盛り込まれているので、自分がドラッグストアに勤めていた頃とは変わった情報も盛り込まれており、アップデートに役立った。
ありがたい。
ドラッグストアをよく利用する人はもちろん、店員さんでもまず初めに読んで勉強するに最適な本だと思う。
理解が追いついていない消費者と、もっと情報を届けたいドラッグストアの現場の架け橋になる本ではないだろうか。
ぜひ様々な人に読んで欲しい一冊。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
分かりやすいけど、簡潔に書きすぎててとっかかりだけだなという印象。薬の種類はたくさんあるので、広範囲に書こうとするとしょうがないのでしょうが。
結局、薬を買うときはドラッグストアで薬剤師に聞いてねということしか残らなかった
お店で分かりやすく説明されてたらいいのにね
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
当方は新しい知見はなかったが、情弱という人にとっては得るところがある本だと思われる。
例えば市販薬には添付文書が必ず付いており、その薬の成分、禁忌、薬効などわかるようになっているし、それでもわからないことはネットで調べられるはず。しかしそれでもマスコミ、SNS等のデマに踊らされる場合がある。
読了35分
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ドラスト併設薬局勤務だけど市販薬の勉強をする時間が全然取れず、現在の市販薬の方向性や状況がいまいちわからないので、少しでも接客のヒントになればと思い読んでみた。
一般向けだからこそわかりやすくそのまま接客に繋げられると期待したけれど、想定以上に一般向けで正直そこまで真新しい情報は得られず、ほぼすでに知っている内容だった。