三千円の使いかた （中公文庫）

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：えびし　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

御厨家の女性達が直面する、人生における試練と将来の不安を、お金を節約する事で乗り切る物語。

人生にはどうにもならない事が沢山ある。
例えば、年齢、病気、性別、時間。そんなどうにもならない事は受け入れるしか無い。
むしろ、変えられる事に眼を向けた方が建設的。
お金を管理する事はやろうと思えば誰でも出来る。
働く事が、人生の意味になるのは虚しい。
その貯めたお金で何がしたいか、それが重要。
日々を節制してコツコツと地道に生きる事で。

思いもよらない人生の変化に気付くのだろう。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：再び本の虜に　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルに惹かれて読みました。これは女性には読みやすいけど男性にはどうなんだろうか。お金にまつわる様々なことが次から次へと書かれています。また性差の考え方の違いなど昭和生まれの世代には理解できるけど今の若者には納得出来かねる等思いました。でもドラマを見ているような面白さがありました。終章の展開には驚かされましたが。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：タタ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お金を何に使うのかという、お金の使い道はその人の考え方や人生が出ているので、面白いなと改めて思いました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ふるかわぎ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

けっこう身につまされる、お話しだった。物語の収束はきれい。
私の感想はさすがは、おばあちゃんと感心した。


世代ごとに話しの内容が分けられており。読者一人一人の経験や年齢によって共感できる登場人物が違うと思った。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ぽんぽん岩　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

生まれてから死ぬまで、または死んだ後もお金の話は切り離せない。でもリアルにお金の話は家族でもなかなかしない。節約、切り詰めろって事ではなく、これからの為にお金の流れ、必要な金額を把握するためにもまず話す。奨学金の話は「えっ!」本人も知らない奨学金?と思いましたが、やはりお金の話をすることは大事です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ダイスケ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

スラスラ読むことができました。お金について勉強をしている私にとって、共感できることが多く、面白いからおすすめです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：くろねこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お金の遣い方なんて、本当に人それぞれ。この本を読んで、自分が何にお金を使って、それが今どう影響しているのか考えてみるきっかけになりました。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：くにさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

正直、期待外れだった。リストラにあった先輩、ガン治療から退院した母、婚約破棄した友人など重大なことが軽く扱われていて、「なぜこの話なの？」て感じでした。
社会に進出して稼ぐ女性なんてごく少数派なのかな？
あと、消防士という立派で大変な仕事を見下しているようなところも気になった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：もこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

それぞれの世代が抱える問題を背景に、分かりやすく、共感を得られるストーリーでした。
身につまされたり、励まされたり、応援したり、イラッとしたり、家族で楽しめると思います。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：とりまる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お金は大事な世の中だけど、振り回されすぎるのもね、という感じの終わり方でしょうか。
実際のところ、意地悪な見方をすれば美帆の結婚も上手くいくか分からないわけですが、その事も含めて
「何かあったらその時はその時」
という雰囲気がありますね。
虎の子の貯金を半分も出すのですから、御厨一家はなんだかんだ仲の良い家族なんでしょう。
金額計算が多いのは少し閉口しましたが、物語の性質上仕方ないですかね。
個人的にはおばあちゃんの話が好きでした。
煮え切らないダメ男にハッパかけるのよかった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：なー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

祖母、母、姉、妹、フリーター中年の4人のお金の使い方と人生感が見えて楽しく読めました。特にフリーター中年安生。安生の人生はフラフラして無責任で見ていてイライラしましたが、長年付き合ってる彼女との関係の岐路に立ちちゃんと考えて行動した所はあっぱれでした。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ゼルコバ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

単純にお金の使い方、ため方のノウハウ本かと思ってました。ところが、読み終わった感想は、人生を考えさせられる本だな、というところでした。
小さな出来事の積み重ねがあり、そしてそれらが人の生き方につながっていくのです。
期待して読んでいい本です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：みみりん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

自分のお金の使い方、ひいては自分の生き方を考えさせられる本です。

この本を読んで、マネー雑誌で「不測の事態に備えて、まずは月収の3倍を貯めなさい」と書いてあったことを思い出しました。

さらに、別の雑誌では、「真面目な人はお金のことで不安になるが、今の日本で飢え死にすることはない」と書いてありました。

どちらも正しいと思います。

では、自分はどのようにお金を使って、どのように生きるか・・・・・・考えさせられました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：るいららパパ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「人は三千円の使いかたで、人生が決まるよ」 というタイトルに惹かれた妻からリクエストされ購入しました。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：kj　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お金の使い方を優しいお話で考えさせてくれます。たった3000円、されど3000円。手取りの1%の金額でできる体験は、積極的に行うようにしています。主人公たちと一緒に、その使い方が自分にとって価値があるかを考える機会になりました。