- 販売開始日: 2022/07/20
- 出版社: 朝日出版社
- ISBN:978-4-255-01301-5
エモい古語辞典
新たな表現は古語から生まれる! 「好きなキャラをエモく表現するために、感受性を爆上げしたい! 」そんなとき、いちばんの味方になってくれるのは、古来、先人たちが歴史の中で積...
エモい古語辞典
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
新たな表現は古語から生まれる!
「好きなキャラをエモく表現するために、感受性を爆上げしたい! 」
そんなとき、いちばんの味方になってくれるのは、
古来、先人たちが歴史の中で積み上げてきたグッとくる表現の宝庫、”古語”です。
――うそうそ時に逢いましょう ――海月(くらげ)の骨のような恋をした
――可惜夜(あたらよ) を君とすごせたら ――そして二人は泡沫(うたかた) に還る
本書は、こんなふうに、胸がうずく、心がゆれる日本語表現を、
1654語、厳選して詰め込みました。
春夏秋冬、月や星、草花や色、「恋」など人の心を表す美しい言葉だけでなく、
「名おそろしきもの」――怖さやおぞましさで心をつかむ言葉、
様々な物語のイメージソースとなってきた神話や伝説、仏教の言葉、
知る人ぞ知る四字熟語、
現代の文章でも使える伝統的でみやびやかな雅語まで、まんべんなく収集しています。
中身には古文や近代文学からの引用を(現代語訳つきで)できるだけ入れ、
海島千本さんによる美しいイラストを付し、
パラパラと読むだけでも楽しいものになっています。
★小説・マンガ・歌詞などの創作活動全般に。
★お話作りやネーミングのアイデア集として。
★古文や近代文学を楽しむ導入として。
本書をぜひお役立てください。
「エモさにふるえても語彙力を喪失したくない。
むしろ語彙力でエモさを増幅させたい。これはそんな人のための辞典です。」(著者)
目次:
第1部 天文 ――時間/季節/宇宙/気象
第2部 自然 ――生物/植物/元素/色
第3部 人生 ――感情/人の営み
第4部 物語 ――神話・歴史/怪異/中国/仏教/禅
第5部 言葉 ――ことわざ/二字熟語/四字熟語/近世語/雅語
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
その言葉の使用された小説にも興味を持って!
2022/07/30 01:52
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんず - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が古風なせいか、題名の「エモい」という意味がわからず、逆に嫌悪感を抱いてしまう。
言葉というのは日々進化し続けるものだというのに。
しかし、この書籍の内容は面白く、また、その言葉の使われている作家・書籍も紹介されている。
この書籍をきっかけに、時の流れを楽しみつつ、小説で時間旅行をするのも素敵だと思う。
日本語ってやっぱり綺麗
2022/11/20 16:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モンタボー - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔から国語便覧や古語の単語帳を読むのが好きでした。昔の日本語ってやっぱり綺麗ですよね。そういった美しい日本語をかき集めました!という本がこのエモい古語辞典です。先人の短歌や小説で使われた例なんかも載っけてあるので、どういった場面で使えるのか分かりやすくていいと思います。掲載されている言葉は決して多くはありませんが、可愛いイラストもあって私は好みです。
そういえば和歌もエモい
2023/01/15 17:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
なるほど、エモい、か。いま風に言えばエモい表現を集めた古語辞典。
若い人を意識して(特に女性)作られたのがよく分かる。
それ自体に拒否感が全くないとは言えないが、確かに和歌は人の心を表現しているし、エモいという感じと親和性が高いのだろう。
こうした本をきっかけに若い世代に言葉に関心を持ってもらいたい。
心が潤う
2022/10/14 20:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名もイラストも若い人向けで、中年としては手に取るのをためらってしまいましたが、中身は充実していて良かったです。五十音順の索引もあり、便利に使えそうですし、紹介されいてる古語を読むだけでも心が潤いそうだと思いました。
用途は限られるが、興味深い語彙もある
2022/09/26 12:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
二次創作に挑戦してみたい中学生に「推しをエモく表現するために感受性を爆上げできる語彙を知りたい」と言われて作られた本らしい。
エモいは「あはれ」と同じで多数の意味を持つ言葉なのだとか。
まえがきの「エモさに震えても語彙力を喪失したくない」には同意するが、エモさに震えているときに使用するのに適切な語彙が収録されているかというと疑問だったかも。
ただ、大和言葉の響きはエモいなぁ、という気持ちならわかる。
エモい古語辞典というよりは、オタクが好きな大和言葉漢語を集めた辞典。
使用用途はかなり限られてる感じ。
「空に知られぬ雪」で舞い散る桜とかは好き。
夢で好きな人に会えるおまじないから「夜の衣を返す」とかも。
ただ、表現語彙力が増えるかというと最後にまとめられていた雅語辺り以外は使い勝手が悪いかも。
ただ、二次創作のタイトルとかにしたらエモさ爆上げされるかもしれない、という語句は多かったので、二次創作のお供に手元に置いておくのは非常に有用性が高そうだった。