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紙の本
あきない世傳金と銀 13 大海篇 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
著者 高田 郁 (著)
宝暦元年に店を開いた五鈴屋は仲間の尽力を得て、一度は断たれた呉服商いに復帰。次第に豪奢な絹織も扱う中、葛藤が生まれていく。店主の幸や奉公人達は「衣装とは何か」「商いとは何...
あきない世傳金と銀 13 大海篇 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
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商品説明
宝暦元年に店を開いた五鈴屋は仲間の尽力を得て、一度は断たれた呉服商いに復帰。次第に豪奢な絹織も扱う中、葛藤が生まれていく。店主の幸や奉公人達は「衣装とは何か」「商いとは何か」、五鈴屋なりの答えを見出し…。【「TRC MARC」の商品解説】
宝暦元年に浅草田原町に江戸店を開いた五鈴屋は、仲間の尽力を得て、一度は断たれた呉服商いに復帰、身分の高い武家を顧客に持つことで豪奢な絹織も扱うようになっていた。
だが、もとは手頃な品々で人気を博しただけに、次第に葛藤が生まれていく。
吉原での衣裳競べ、新店開業、まさかの裏切りや災禍を乗り越え、店主の幸や奉公人たちは「衣裳とは何か」「商いとは何か」、五鈴屋なりの答えを見出していく。
時代は宝暦から明和へ、「買うての幸い、売っての幸せ」を掲げて商いの大海へと漕ぎ進む五鈴屋の物語、いよいよ、ここに完結。【商品解説】
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安定のすばらしさ
2022/07/05 07:59
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
幸という1人の女性が呉服を商う日々の物語りですが、次から次へと起こるさまざまな問題や困難を知恵と勇気で切り抜けていくお話です。よくこれだけの知恵を思いつくなあと毎回話の展開に驚かされます。作者の緻密なプロットが素晴らしい。
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生きる力
2022/08/14 23:53
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mic - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯の「最終巻」の文字を見て、覚悟して読み始めた。
またまた波乱あり、本当に結末まで辿り着くの??とハラハラ。無事大海に漕ぎ出せて良かった…
幸を始め、登場する女性達のひたむきな強さが本当に素敵!
菊栄、お竹どん、大好きだなぁ。
最終章でなるほど、と胸が熱くなった。
特別編も楽しみに待とう。
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満足でした
2022/08/12 12:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅草呉服太物組合の力で改めて呉服を商えることになった五鈴屋。吉原で行われる衣裳勝負でも高評価を受け、呉服商いも順調に進み、菊栄と共同で新しい店を出す。商いは順調に進むも再び五鈴屋に危機が襲い掛かる。「買うての幸い、売っての幸せ」を実践してきた五鈴屋はこの危機を乗り切れるのか?
どんなときでも諦めずに前を向いて知恵を出し続ける五鈴屋の皆さんには頭が下がる思いですね。そして彼らを支え続ける職人さん達、浅草太物組合の方々達全てに「買うての幸い、売っての幸せ」が理解されたことが本当に素晴らしいですね。
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あきない世傳金と銀 13 大海篇
2022/08/22 11:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
事前に最終巻と知り、大いなる覚悟でじっくり読もうと決心しましたが
ダメダメいったん読み始めたら止まりません
3回くらい読み返しました
自分の中では回収しきれてない小さいエピソードが沢山あり
「完」を納得させるのがなかなか難しいです
この後、特別巻が2冊あるとのこと
待つ楽しみがまだ続くことがすごく嬉しいです
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大円団
2022/08/21 18:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くろりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとこの巻で最終巻でした。今回も次々と難題が幸に降りかかります。おごらず昂らず五十鈴屋の七代目として周囲の助けを借りて難局を乗り越えていきますの消して幸1人の手柄でなく、支えてくれる人がいて初めてひとが生きていけるのだと教えてくれました。幸は六代目亡き後は再婚することもなくでしたが、おひとりさまでも堂々と生きていく姿に元気をもらいました。
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ついに完結
2023/09/18 13:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
水の流れになぞらえた副題がついていて、それが絶妙だなと感心していたが、ついに完結を迎えるのは、大海篇。
ようやく大海に旅立つも、そこから新たな世界が広がっていくのだということを感じさせる。
これまでの艱難辛苦も、大海に出るにはこのくらい乗り越えられずしてどうする?とも思われる。
そうした困難も皆の知恵と気持ちを合わせて乗り切る、まさにこの物語の醍醐味。
また、幸の裏表のない真摯な人柄が、人の心をとらえ、結びつけ、さらに大きな力となっていくところも素敵だ。
どこまでも広がりを感じさせながらの完結というところが郁さんらしいと思った。
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まだまだ続くと思ったら…!
2022/09/27 19:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:to - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだまだ続くと思っていたら、13巻の帯に完結とあり驚きました。
最終巻は怒涛の勢いで衣装比べや妹のことなどいろいろなことに何とか決着がつくことになりました。
もしかしたらと思っていた人物の気持ちも感じることができ、切なくなりましたが、月白という色が好きになりました。
この先が気になるなと思ったら、まだいくつかお話が書かれるようなので、それを楽しみにしようと思います。
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感動の最終巻
2022/09/23 07:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだまだ当然続くと思っていただけに、まさかの最終巻。何でも順風満帆の時ほど何かあるもので、この最終巻もそう。途中までは、すごく順調。しかし、そこからとんでもないことに。最終巻でどういう結末なのか、先が気になって気になって、もう夢中。読者としては、良くないことが起きるほど読書が進みます。終盤の商売往来の一節の部分もよかったですし、最後なさの終わり方も、江戸創業からの16年が堪能できる終わり方。すごく良かったです。特別巻もあるそうなので、それも楽しみ^_^
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何とも唐突な完結編。
2022/11/29 11:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何とも唐突な完結編。もっと続いてほしい願ってた私にとっては何か中途半端な結末でした。まずは妹・結との訣別が実に悲しい。温か味溢れる高田節を期待してたのにムーー。また、大坂本店の動向もないし、番頭・治兵衛の消息も不明。また三男・智蔵(六代目・徳兵衛)の子・貫太を伴った銀駒姐さんのことも知れぬまま。などなどまだまだ心配事が多々あったのに。そして、井筒屋三代目=惣次の仕打ちの真意も今一曖昧。かなり消化不良で欲求不満になりそう。(笑)。名残惜しさも手伝って評価はかなり低め。ゴメンネ。
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苦味と将来への希望のある結末
2022/08/21 14:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉原での衣装比べに成功して喜んだのも束の間、どんなお客さんにも気持ちよく買い物をしてもらうために新店舗を構えたら、土地建物が二重譲渡されていて明渡しを求められるというトラブルに遭い、最終巻までハラハラしました。とうとう音羽屋が報いを受けましたが、そこまで叩きのめされるわけでなく、かえって現実味があって渋い終わり方でした。番外編が出る予定みたいなので、今から楽しみ。