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紙の本
猫を処方いたします。 1 (PHP文芸文庫)
著者 石田 祥 (著)
心の不調を抱えて病院を訪れた患者に、医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫。それにはある理由があって…。京都を舞台に人と猫の触れ合いを描く、書き下ろしもふもふハートフル...
猫を処方いたします。 1 (PHP文芸文庫)
猫を処方いたします。
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商品説明
心の不調を抱えて病院を訪れた患者に、医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫。それにはある理由があって…。京都を舞台に人と猫の触れ合いを描く、書き下ろしもふもふハートフルストーリー。【「TRC MARC」の商品解説】
京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころの病院」。心の不調を抱えてこの病院を訪れた患者に、妙にノリの軽い医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫だった!? 戸惑いながらも、決められた日数、猫を「服薬」する患者たち。気紛れで繊細、手がかかるけど愛くるしい猫と暮らすことで、彼らの心も少しずつ変化していく。そして医者が猫を処方するのには、ある「理由」があって――猫と人が紡ぐ、もふもふハートフルストーリー!【商品解説】
怪しげなメンタルクリニックで処方されたのは、薬ではなく猫!?京都を舞台に人と猫の絆を描く、もふもふハートフルストーリー!【本の内容】
著者紹介
石田 祥
- 略歴
- 1975年、京都府生まれ。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。2014年、第9回日本ラブストーリー大賞へ応募した『トマトの先生』が大賞を受賞し、デビュー。他の著書に「ドッグカフェ・ワンノアール」シリーズ、『元カレの猫を、預かりまして。』『夜は不思議などうぶつえん』がある。
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紙の本
胸に刺さったままだったものを抜いてもらえた気がした
2023/06/19 21:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヘルニア大臣 - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛猫を亡くして気持ちの整理ができなかった頃の自分にこの本を届けたい。
よく頑張ったな、しんどかったな。どうしようもない夜を乗り越えるのにどれほど心を使ったか。後悔で生きていく気力すら無くなってたもんな。
でも、この本と出会えて自分を変える決意ができた。
次の子を迎える事に拒否反応とすがる気持ちとが存在するのは悪いことじゃないんだな。
わかる人にはわかることだったんだね。
人間の後悔に猫を巻き込んでたらと思うとイヤでも前を向けてしまえるな。
自分が死んだ時胸を張って愛猫に会うぞ!!!!
紙の本
猫を処方してみたい
2024/03/03 09:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
「大抵の悩みは猫で治る」と、心の病もどきに、運と勘まかせに、猫を貸し出して処方とする不思議な診療所。医師ひとり、看護師ひとりの古びたビルの最上階にある診療所を舞台とする京都の街の物語だ。猫好きは猫に耽溺する。それは時として耽溺性の薬物だ。人間の抱えるさみしさを、猫とともに暮らすことで、和らげるかもしれないが、猫にしてみれば、猫なりの生活があり、それを大切にしているかもしれない。意味深な存在の医師と看護師が、今後も物語を広げるかもしれない。
紙の本
猫の効果は絶大
2024/01/01 17:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事に家庭に悩みを抱え、ちょっと精神的にやられている人々が細い伝手を頼りに訪れるクリニック。
京都のど真ん中、オフィスビル街にひっそりとある。
そうそう、京都のあの辺って、ちょっと謎な建物が似合うし、実際にあったりするんですよね。今はなくなったのかな。私が京都にいたころはあったな・・・。
謎な場所の変なクリニックで受診すると、猫が処方される。こんなクリニック、いいな(笑)
自分が思ってたのとは斜め上を行く結果でも、それが最上な結果ではないかと感じてしまう。
クリニックの医師と看護師が本当に待っている患者とはだれなのか…よっく考えるとちょっと怖い、ほのかに悲しく、とっても優しいお話です。
紙の本
楽しいファンタジーでした
2023/05/06 12:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫も人も、愛すべきキャラクターで、ほんわかしました。とても優しい気持になりました。
京都の町の様子が自然と浮かんできて、ふと足を運んでみたくなります。とても良い本と巡り会えた、と感じました。
紙の本
猫が薬代わりとは?!
2023/06/20 15:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな医院が有ったら嬉しいような、戸惑うような。
猫嫌いの人も猫に魅了されたり、本当に猫は不思議な生きものです。
これは犬では役不足?!
猫で無くてはなりません。
ユニークな発想と不思議なお医者さん?そして京都の入り込んだ路地、全てがマッチしていました。
紙の本
アニマルセラピーをファンタジー化した感
2023/04/28 16:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪しげな病院で処方されたのは
生きた動物の猫。
様々な事情で、心が疲れている患者がやってきては
猫を処方される。
気まぐれな猫たちは、患者たちを翻弄するけれど…?!
京都を舞台にしているのは、最終章につなげるためだったのか、
それとも、京都の複雑な住所を使いたかっただけなのか、
舞台を京都にした理由はともかく、
話としては、面白かったです。
猫は気まぐれで、一見、患者の生活を引っ掻き回しますが、
結局は良い方向に持っていってくれる。
アニマルセラピーを、ファンタジーにしたらこんな話かな。
という感じでした。
最終章の終わり方から、また次作がでるのであれば、
ぜひ、ニケ先生の話も書いて欲しいと思います。
猫好きにはたまらない一冊です。