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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/10/18
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/243p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-355311-3
読割 50
紙の本
君が手にするはずだった黄金について
著者 小川 哲 (著)
片桐は高校の同級生。怪しげな情報商材を売りつけていたが、今や有名投資家。ある日、片桐のブログが炎上しはじめ…。「僕」が怪しげな人物たちと遭遇する6つの連作短篇集。『小説新...
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商品説明
片桐は高校の同級生。怪しげな情報商材を売りつけていたが、今や有名投資家。ある日、片桐のブログが炎上しはじめ…。「僕」が怪しげな人物たちと遭遇する6つの連作短篇集。『小説新潮』掲載に書き下ろしを加え単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか? いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!【商品解説】
収録作品一覧
プロローグ | 5−44 | |
---|---|---|
三月十日 | 45−76 | |
小説家の鏡 | 77−125 |
著者紹介
小川 哲
- 略歴
- 〈小川哲〉千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト〈大賞〉、「ゲームの王国」で山本周五郎賞、日本SF大賞を受賞。
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紙の本
小説家の私小説
2023/10/30 20:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者自身と思われる主人公が、怪しい人達と遭遇する私小説短編集。その怪しい人たちは、成功を渇望し、承認欲求が強い人たちだ。そして小説家とは、何者かと、問いかけるニュアンスも含まれている。創作家と呼ばれる人の職業はなにかと問いかけているようでもある。苦笑いをしながら、楽しく読むことができた。
紙の本
私小説仕立て
2023/10/18 16:28
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「小川哲」を主人公に、たわいない日常を私小説仕立てに描いた連作短編集。「小川哲」による「小川哲」の楽しみ方をレクチャーする取説のような作品。
『君のクイズ』と共通して、具に思考を覗けるちょっとした背徳感を味わわせてくれる、「小川哲」作品の最大の特長が本作でも炸裂していた。ふと蘇る、傍から見れば些末な失態に叫びたくなる衝動など、共感と面白さと少しの苦さがあってクセになる。
神経質そうなのに適当で、知りたがるのに関心がない。嘘なのか真実なのか掴み所がない展開に翻弄され、踊る私たちをまた「小川哲」が料理する、そんな未来が見えた気がした。
紙の本
エッセイっぽい私小説っぽい
2023/10/09 12:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭部分 プロローグの哲学っぽい エッセイっぽい語り口に、やや読みにくいその語り口に いつの間にか引き込まれていった。以前数学者のことを書いた本を読んだときに、似たような感想を抱いたのを思い出した。そういえば数学と哲学というのはよく似ているんだ。使う道具が違うだけで。作者の意図に転がされたような気がする。
電子書籍
本人?
2024/03/13 12:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
本人らしい人が出会うのは、かなり極端な人たちばかりです。小説ですよね、なんだか、文体がエッセイみたいなので、実話を書いておられる、……ような気になったり。でも、これは現実ならばコワ過ぎ!
紙の本
おもしろくなかった
2023/12/01 13:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろかったと思える人はいるんだろう。
自分には合わなかっただけで。
興味深いのは、数年に渡って作者さんが書いてることかな。