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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/01/22
- 出版社: 中央公論新社
- サイズ:20cm/473p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-12-005734-2
読割 50
紙の本
シャーロック・ホームズの凱旋
著者 森見登美彦 (著)
舞台はヴィクトリア朝京都。洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが…まさかの大スランプ!? ホームズとワトソンはこの摩訶不思議な大迷宮(スランプ)を抜け出せるか−。『小説B...
シャーロック・ホームズの凱旋
シャーロック・ホームズの凱旋
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商品説明
舞台はヴィクトリア朝京都。洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが…まさかの大スランプ!? ホームズとワトソンはこの摩訶不思議な大迷宮(スランプ)を抜け出せるか−。『小説BOC』連載を改稿し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
「天から与えられた才能はどこへ消えた?」
舞台はヴィクトリア朝京都。
洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが……まさかの大スランプ!?
-----
この手記は脱出不可能の迷宮と化した舞台裏からの報告書である。
いつの間にか迷いこんだその舞台裏において、私たちはかつて経験したことのない「非探偵小説的な冒険」を強いられることになったわけだが、世の人々がその冒険について知ることはなかった。スランプに陥ってからというもの、シャーロック・ホームズは世間的には死んだも同然であり、それはこの私、ジョン・H・ワトソンにしても同様だったからである。
シャーロック・ホームズの沈黙は、ジョン・H・ワトソンの沈黙でもあった。
-----(本文より)
謎が謎を呼ぶ痛快無比な森見劇場、ついに開幕!
目次
プロローグ
第一章 ジェイムズ・モリアーティの彷徨
第二章 アイリーン・アドラーの挑戦
第三章 レイチェル・マスグレーヴの失踪
第四章 メアリ・モースタンの決意
第五章 シャーロック・ホームズの凱旋
エピローグ【商品解説】
著者紹介
森見登美彦
- 略歴
- 〈森見登美彦〉奈良県生まれ。作家。京都大学在学中に執筆した「太陽の塔」で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。「夜は短し歩けよ乙女」で第20回山本周五郎賞受賞。
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紙の本
スランプホームズ
2024/01/24 18:56
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヴィクトリア朝京都」を舞台に、スランプに陥り廃人と化したホームズと、相互依存のワトソンにモリアーティ。突っ込みどころ満載の面白設定を受け入れた先に現れる、神秘的な森見版ホームズ譚。
本家未読であれば、突っ込み要素が減ってドタバタ喜劇として純粋に楽しめる作品。
シャーロキアンであれば、かつてないポンコツホームズとお馴染みのキャラたちの掛け合いに、嬉しい戸惑いが満載。
探偵をやめ、推理をやめ、それでも詭弁は健在のホームズと、彼を支える唯一無二の相棒・ワトソンとの鋼の友情が見処!
紙の本
愛すべき世界 愛すべき人々
2024/04/27 13:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
序盤 ホームズのスランプ描写が長くてページをめくる指が重かった。
種明かしから一気呵成に読了。
錦鯉に変装したシャーロック・ホームズ
この場面 挿し絵が欲し買った(笑)
ホームズは産みの親たるドイルに愛されなかった。
それでも読者たちには愛された。
それでいいじゃないか。
ヴィクトリア朝京都の街には愛すべき人々がいて一生懸命に生きている。
それでいいじゃないか。
そう思う。
紙の本
相棒
2024/03/21 16:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヴィクトリア朝京都?におけるスランプという人生最大の難事件をワトソン君といかに解決するか。のんびりとした京都と森見ワールドが好きな人にとって至福の時を味わえるだろう。
電子書籍
京都とロンドン
2024/02/04 22:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あのホームズがねえ、から始まって、読み進めるうちにえー、でした。すごい展開で、最近読んだモノの中ではかなり、おもしろい部類にはいると思いました。コナン・ドイルのホームズを知らない方にもおすすめ
紙の本
ファンタジー世界のホームズ
2024/02/13 11:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベル - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見先生の著書は初読なのですが、ホームズファンなのでパケ買いしました。予めレビューを見て、『ポンコツなホームズ』ということは理解した上で買いましたが、森見ワールドを全く知らずに読んだので、読了後にファンタジー/SF作家と知り納得。
ミステリー要素や、ホームズの痛快な推理、原作の忠実なパスティーシュを期待している人にはおすすめしません。
シャーロックホームズシリーズのキャラを使った、なんでもありのファンタジー小説として読めば面白かったです。前半は動きがなく少し退屈でしたが、後半からの畳み掛けが面白く一気に読みました。
紙の本
手放しでは喜べない
2024/02/06 13:34
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見さん、大スランプからは脱した感があるけど、まだキレがないかなあ。
最初の滑り出しは良かったんだけど、途中から迷い道に入った感じ。
いつか、有頂天家族の続きを書いてほしいんだけど。