- 販売開始日: 2024/01/22
- 出版社: 中央公論新社
- ISBN:978-4-12-005734-2
シャーロック・ホームズの凱旋
著者 森見登美彦 著
「天から与えられた才能はどこへ消えた?」舞台はヴィクトリア朝京都。洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが……まさかの大スランプ!?-----この手記は脱出不可能の迷宮と化...
シャーロック・ホームズの凱旋
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商品説明
「天から与えられた才能はどこへ消えた?」
舞台はヴィクトリア朝京都。
洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが……まさかの大スランプ!?
-----
この手記は脱出不可能の迷宮と化した舞台裏からの報告書である。
いつの間にか迷いこんだその舞台裏において、私たちはかつて経験したことのない「非探偵小説的な冒険」を強いられることになったわけだが、世の人々がその冒険について知ることはなかった。スランプに陥ってからというもの、シャーロック・ホームズは世間的には死んだも同然であり、それはこの私、ジョン・H・ワトソンにしても同様だったからである。
シャーロック・ホームズの沈黙は、ジョン・H・ワトソンの沈黙でもあった。
-----(本文より)
謎が謎を呼ぶ痛快無比な森見劇場、ついに開幕!
目次
プロローグ
第一章 ジェイムズ・モリアーティの彷徨
第二章 アイリーン・アドラーの挑戦
第三章 レイチェル・マスグレーヴの失踪
第四章 メアリ・モースタンの決意
第五章 シャーロック・ホームズの凱旋
エピローグ
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京都だけどヴィクトリア朝
2024/05/09 07:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じきる - この投稿者のレビュー一覧を見る
何をしたらヴィクトリア朝京都なんてワードが思いつくのでしょうか...
スランプ中のホームズと聞き、最初はどうなんだろうと思っていましたが、、さすが森見先生。上手いこと話しが作り込まれています。
素晴らしい本です
2024/09/30 10:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台であるヴィクトリア朝京都で展開されるスランプに陥ったホームズとその影響を受けて右往左往するワトソン、ホームズと仲良しなモリアーティ教授など、お馴染みの面々が、奇想天外な事態に巻き込まれて行きます。
息つかせない見事な構成
2024/08/31 22:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オワコンテレビ - この投稿者のレビュー一覧を見る
地名が何故京都なのか、何故主要人物が同じ時期にスランプなのか、しっかり下地がされている見事な設定。推理小説と思いきやそうではなく、途中人情描写にほろりとさせられるも、付いていけないような超常現象が中心になり、最終章は背筋も凍るディストピアのパラレルワールドが描かれ、息もつかせぬ見事な構成で、450ページの大作ですが半日で一気読みできた大作かと思います。
スランプホームズ
2024/01/24 18:56
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヴィクトリア朝京都」を舞台に、スランプに陥り廃人と化したホームズと、相互依存のワトソンにモリアーティ。突っ込みどころ満載の面白設定を受け入れた先に現れる、神秘的な森見版ホームズ譚。
本家未読であれば、突っ込み要素が減ってドタバタ喜劇として純粋に楽しめる作品。
シャーロキアンであれば、かつてないポンコツホームズとお馴染みのキャラたちの掛け合いに、嬉しい戸惑いが満載。
探偵をやめ、推理をやめ、それでも詭弁は健在のホームズと、彼を支える唯一無二の相棒・ワトソンとの鋼の友情が見処!
ヴィクトリア朝京都が舞台のパラレルワールド
2024/08/31 16:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見登美彦さんらしい京都が舞台
しかし、それはヴィクトリア朝京都というパラレルワールド
小説の中の話なのか現実なのか
最初は話の筋が見えにくかったが、途中種明かしされてから今まで見えていた世界が一変する
シャーロックホームズとワトソンの凱旋物語
ヴィクトリア朝京都、って
2024/08/12 20:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホームズが超スランプに陥ってます。どうにかしたいと奔走するワトソン。で、周辺の人々を心配と混乱の渦に。
登場人物はホームズのキャラ、舞台は基本的に京都。ヴィクトリア朝だけど、京都。これが不思議にマッチ。
愛すべき世界 愛すべき人々
2024/04/27 13:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
序盤 ホームズのスランプ描写が長くてページをめくる指が重かった。
種明かしから一気呵成に読了。
錦鯉に変装したシャーロック・ホームズ
この場面 挿し絵が欲し買った(笑)
ホームズは産みの親たるドイルに愛されなかった。
それでも読者たちには愛された。
それでいいじゃないか。
ヴィクトリア朝京都の街には愛すべき人々がいて一生懸命に生きている。
それでいいじゃないか。
そう思う。
相棒
2024/03/21 16:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヴィクトリア朝京都?におけるスランプという人生最大の難事件をワトソン君といかに解決するか。のんびりとした京都と森見ワールドが好きな人にとって至福の時を味わえるだろう。
京都とロンドン
2024/02/04 22:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あのホームズがねえ、から始まって、読み進めるうちにえー、でした。すごい展開で、最近読んだモノの中ではかなり、おもしろい部類にはいると思いました。コナン・ドイルのホームズを知らない方にもおすすめ
ファンタジー世界のホームズ
2024/02/13 11:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベル - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見先生の著書は初読なのですが、ホームズファンなのでパケ買いしました。予めレビューを見て、『ポンコツなホームズ』ということは理解した上で買いましたが、森見ワールドを全く知らずに読んだので、読了後にファンタジー/SF作家と知り納得。
ミステリー要素や、ホームズの痛快な推理、原作の忠実なパスティーシュを期待している人にはおすすめしません。
シャーロックホームズシリーズのキャラを使った、なんでもありのファンタジー小説として読めば面白かったです。前半は動きがなく少し退屈でしたが、後半からの畳み掛けが面白く一気に読みました。
手放しでは喜べない
2024/02/06 13:34
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見さん、大スランプからは脱した感があるけど、まだキレがないかなあ。
最初の滑り出しは良かったんだけど、途中から迷い道に入った感じ。
いつか、有頂天家族の続きを書いてほしいんだけど。