未だ謎~芋洗河岸(3)~
著者 佐伯泰英(著)
美濃を出奔し浪人となった小此木善次郎が、神田明神下の一口長屋に流れ着いて早二年。神田明神では、一年前から続く賽銭泥棒の捕縛に乗り出し、善次郎に依頼が。その思いがけない犯人...
未だ謎~芋洗河岸(3)~
商品説明
美濃を出奔し浪人となった小此木善次郎が、神田明神下の一口長屋に流れ着いて早二年。神田明神では、一年前から続く賽銭泥棒の捕縛に乗り出し、善次郎に依頼が。その思いがけない犯人とは。長屋に次々伸びる悪の手に立ち向かう善次郎は、修繕された新生一口長屋で、ある大きな使命を得ることになる――。シリーズ完結編!
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長屋の謎は解明されたか
2024/03/29 16:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
一口長屋に住んで2年余り経過した善治郎。神田明神下の神田明神から1年前から続く賽銭泥棒の捕縛を依頼される。一方長屋の住人が自分の部屋を勝手に改装したことから、長屋の持ち主越後屋の主が長屋の守護神善次郎の部屋を二階屋に改修することにして、善次郎一家は越後屋の持ち物の別のボロ長屋に一時的に引っ越すことになる。その長屋の住人信吉と知り合い、改修中の一口長屋の進捗状況を見に行って、老中配下の裏目付を出会う。その後信吉が殺害され、裏目付の仕業と思われた。他方賽銭泥棒の捕縛は、前に賽銭の見張りの文太親分の子分から、見張りの時お茶を供されて、眠り込んでしまったことを聴きこむ。そして見張りの時に氏子頭分神具誂え親方高砂屋から酒の差し入れがあり、高砂屋家族を犯人として捕縛した。二階屋が完成して、二階からの江戸の眺めは最高であった。果たして一口長屋の謎は解明されたのか?解明されておらずもしかして続編ありかな??
いいですね
2024/05/30 17:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
一口長屋での生活も2年が過ぎ、善次郎一家は江戸の暮らしに馴染みつつあります。一口長屋改修、神田明神の賽銭泥棒の意外な顛末は如何に。いいね。