目次
モナドの窓 ライプニッツの「自然と人工の劇場」
- ホルスト・ブレーデカンプ(著)/ 原 研二(訳)
- Ⅰ 導入
- 1.プラン
- 2.ガーター結び
- 3.襞なす衣装のコスモス
- 4.ペンタグラムと振動するスクリーン
- Ⅱ 展示品の劇場
- 1.クンストカマー(人の手になるものの蒐集室)の役割
- 2.コレクション歴訪
- 3.劇場概念の変数
- 4.ベッヒャーの『自然と人工の劇場』
- Ⅲ パリの『思考遊び』
- 1.テクスト
- 2.ゲーリッケ球体
- 3.モデルと自動機械
- 4.大道芸人と賭博宮殿
- Ⅳ 光と影のゲーム
- 1.影絵劇場
- 2.光の運び手としての影
- 3.葛藤を起こす遠近法の力
- Ⅴ 数学的計算
- 1.アナモルフォーズ
- 2.ヴィジュアル批判
- 3.数学記号に絵としての性格を持たせる
- 4.無限性と超数学的〈視〉
- Ⅵ 感覚的認識と直感
- 1.ものそのものの力
- 2.自然言語の強み
- 3.魂、およびモナドの身体
- 4.一望(coup d’oeil)と神の視のあり方
- Ⅶ 化石、および大地の芸術理論
- 1.女芸術家なる自然
- 2.複製の芸術
- 3.博物史のディレンマ
- 4.女遠近法芸術家としての自然
- Ⅷ 素描と下絵
- 1.素描の特性
- 2.クロード・ペローのルーヴル宮
- 3.ヴォルフェンビュッテルとウィーンの楕円建築
- 4.メダル用とセレモニー用の図像プラン
- Ⅸ 生きた図書館としての図説アトラス
- 1.パリのお手本
- 2.図説アトラスの様々なコンセプト
- 3.図像学による目録化
- 4.図版の生彩とユートピア
- Ⅹ アカデミーとその劇場
- 1.ベルリンでの部分的成功
- 2.ドレスデンでの努力
- 3.ウィーンにまつわる野心
- 4.死後、サンクト・ペテルスブルクにての計画実現
- ⅩⅠ 結び
- 1.指し示すことの栄光
- 2.計算と直感:ライプニッツのアクチュアリティ
- 付録
- Ⅰ.典拠(1668−1716)
- Ⅱ.Drole des Penseeの翻訳
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